ACAねが作詞作曲と歌を担当していること以外は詳細を明かしていない。2018年の6月に公開したMV『秒針を噛む』が人気になり、1300万再生超え。 「なるほどね。ずっと真夜中でいいのに。……"ずとまよ"。1300万再生超え、すごいですね。今は、メジャーレーベルに所属することじゃなくて広がりを見せているミュージシャンはたくさん出ていますよね。真面目な話をすると、こういう傾向……インディーズって言い方が正しいのか、また新しい言い方がでてくると思うんだけど、相対性理論が出てきたときに、ちょっとそういう雰囲気というかね……新しいカルチャーが生まれたのかなって僕は思ったんですけど。コンテクストとしてはそこかなって感じがしますね。でもメロディのツボみたいなのは……今っぽさというかね。アニソン的な感じに振り切らず、J-ROCK的なところにも振り切らず、独特の間というかね。これは新しい2019年的な要素があるんじゃないかなって気がしますね。」 「でもこれは多方面に行くかというと、ちょっと違うかな。一世代限定の楽曲っていう感じはするなって気がしますね。言葉のセンスは、リズムとして素晴らしいなと思います。ちょっと注目してみようかな。今回たくさんの生徒が選んでくれたのはこの "ずっと真夜中でいいのに。" だったと。みんながブレイクしそうだと思っているんだね。隣町のさぼさん、ありがとう。」 僕が2019年ブレイクしそうなミュージシャンはKing Gnu(キングヌー) と言うバンドです!このバンドは東京藝術大学出身の常田大希(つねだだいき)さんを中心に結成されたそうです!彼らの音楽はとにかくカッコ良いです!様々な楽器を使って独特な音楽性にしっかりとしたメッセージ性の強い歌詞が合わさっていて、最初聞いた時は何だこれ、かっこいい!と思い心を打たれました!彼らは2017年から注目度が高くなり、フジロック・SXSWに出演し、話題になりました!彼らを知って自分はまだ間もないですが、徐々に人気も伸びているので、2019年ブレイク間違いなしと思います!Awata 男性/18歳/新潟県
■King Gnu - VinylVIDEO
東京藝術大学出身。2015年にSrv.Vinciという名前で活動を開始。その後、メンバーチェンジを経て、2017年にバンド名をKing Gnuに改名。2018年メジャーデビュー。自分たちの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」としている。 「いいところは、日本の歌謡曲のメロディラインがちゃんと入っているのがいいですね。すごく素敵。なんかこう……なんだろうね。日本の邦楽の歌謡曲感と、90年代の洋楽のUKロックっぽいものがするんですよね。これを10代が支持しているっていうのは素晴らしいことですね。ナイス!ありがとうございます。いいね、オリジネーターな感じがしますね、楽しみ。いいね、いいね。」 僕が思ってるのは"カノエラナ" 先生です! シンガーソングライターなんですが、色々な曲があって、元々はTwitterで30秒動画から有名になりました! 自己紹介している歌やゴキブリの歌、人見知りの歌、上京をした子の歌、地縛霊が過ごしてきた家に引っ越してきた住人に恋をする歌、色々あります!! 山口一郎先生が言っていたアーティストに当てはまる部分もあるのかなって思います!!ゆーだい! 男性/15歳/神奈川県
■ カノエラナ “ヒトミシリ” ミュージックビデオVIDEO
佐賀県出身のシンガーソングライター。2015年Twitterに動画投稿機能が追加されたことをきっかけに、30秒弾き語り動画を初公開。約2年間で90曲以上を公開。2016年メジャーデビュー。 「あいみょんと同世代とのことで、活動開始当初は一緒にLIVEをやっていたそうです……なるほどね。音楽って、僕らの世代と今の若い子たちの捉え方がどう違うのかという分析がまだあまりできない理由のひとつとして、SNSっていうものと音楽との関連性みたいなところが、若い子と僕らは圧倒的に違うんですよね。だから、ある種僕らの時代の音楽っていうのは、ちょっと手を伸ばさなきゃ届かないものっていう感じだったけど、今の子たちっていうのは、すごく近い物っていうか……代弁する距離感が違うっていう感覚はありますね。あいみょんもそうだけど。アンディ・ウォーホルっていう芸術家がいて、その人がインターネットとかもない時代に、「人間は将来誰でも15分間は有名になれる時代が来る」って予言しているんですよ。SNSってそういう機能だと思うんですよね。ただ、こういうのを聴いてきたSNS世代の子達が、大人になってどういうものを聴いていくのかっていうことも音楽業界的には注視していかないといけないなって気がするね。CDビジネスじゃなくなってきた時代の新世代だから。LIVEビジネスに移行していくわけだからね。じゃあ、この子たちがLIVEをする時に、どういう演出にするのか、どういう人たちが来るのかとか。これが、ROCK IN JAPAN FESTIVALとかだったら、フェス側はどう対応していくのかとかね。これをロックと呼ぶのか、なんて呼べばいいんだろうっていうところも出てきますよね。」 そろそろ今回の授業も終了の時間です。 「ちょっと今回は2019年の傾向が見えてきましたね。SNSとかで気軽にパッと楽しめる距離が近い音楽と、あえてクリエティブに今までのコンテクストを大事にしている音楽とに二分化していくんじゃないかなっていうのは感じましたね。レーベルに所属している音楽と、レーベルやマネジメントに所属しない音楽。それは2019年すごく進むんじゃないかなって。ブレイクしそうっていう、そのブレイクの種類が、僕らの想像していたものと違ったというのはひとつ発見でしたね。」 「まだまだ宿題は届いていますし、生徒のみんなにも卓上カレンダーをプレゼントしていきたい。来週も『2019年ブレイクしそうなミュージシャン』の宿題を紹介していきたいと思います。 」 LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣 Mrs. GREEN APPLE
Saucy Dog
宮世琉弥
乃木坂46(賀喜遥香)
乃木坂46(井上和)
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新しい学校のリーダーズ
SUPER BEAVER