『第2回 ミュージシャンしりとり大会 (3)』

SCHOOL OF LOCK!


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山口「さあ、全国のミュージシャンしりとりファンの皆さま!お待たせ致しました!ついに、第2回ミュージシャンしりとり大会を再開いたします。1週勝ち抜きのままでいた、兵庫県のyurunは3回連続勝利して2代目チャンピオンになるのか……お楽しみに!」

第2回 ミュージシャンしりとり大会の様子はコチラ→[ 1 ] [ 2 ]

<ミュージシャンしりとりのルール>
・しりとりの基本ルールにのっとる。
(「ん」で終われば負け。「バ」や「パ」で終わった場合は「ハ」に置き換えてもOK。小さい「ィ」などで終わった場合は「イ」で始める。)
・メジャデビューしているミュージシャンの名前のみ。
・5秒以内に答えなければ失格。
・3人勝ち抜くとチャンピオン。
・ミュージシャンの名前を言ったあと、そのミュージシャンのうんちくもひとつ言う。← 第2回からの新ルール


ミュージシャンの名前を言った後、そのうんちくをひとつ言う……それが第1回と違うところです。そして、そのうんちくのセンスも評価に値する。勝利に関わることはないが、聴いている皆さんを楽しませられるかどうかというのも、サカナLOCKS!の授業の美学としてありますからね。」

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「……ということで、1回勝ち抜いているyurunに電話してみましょう。」

山口「もしもし!」

yurun「もしもし!」

山口「yurun、元気か?」

yurun「はい!」

山口「あれ?yurun前回より声が低くなってるんじゃないか?」

yurun「あ、今ちょうど変声期が来ているんです。」

山口「マジで?(笑) 変声期が来たかー。3ヶ月時間が空いちゃったけど、どう?」

yurun「その間すごく勉強できました。」

山口「練習した?」

yurun「はい、しました。」

山口「じゃあ、改めて何系のミュージシャンが得意ですか?」

yurun「ロックバンドですかね。」

山口「じゃあ、普段結構ロックを聴いているんだ?」

yurun「はい。」

山口「じゃあ、あと2人勝ち抜いたらグランドチャンピオンなので、頑張って下さい。」

yurun「はい。」

続いて、新たな挑戦者の登場です!

山口「もしもし!」

もこ「大阪府14歳 もこです。中学3年生です。」

山口「もこちゃん、中学3年生か。このミュージシャンしりとりは聴いていた?」

もこ「はい。前の回を聴いていて、ちょっといけるかなって思って応募して。」
山口「いけると思った?」

もこ「はい(笑)。」

山口「もこは何系が得意なの?」

もこ「一緒で、ロック系が好きです。」

山口「おー。yurunもロック系が好きってことで、かぶってくると思うけど……2人とも準備はいいか?」

2人「はい。」

山口「まだまだ踊れる?」

2人「フー!」

山口「ははは!(笑) いくぞー。緊張するなよ。」

【 第1回戦 】
<兵庫県/yurun(13歳)> VS <大阪府/もこ(14歳)>


山口「先攻は、yurunで、うんちくの"く"からスタート!」

yurun「えっと……"Cream"で。」

山口「うんちくは?」

yurun「1960年代に活躍したイギリスのロックバンドです。」

山口「ははは(笑)。詳しいなー。"Cream"の"む"!」

もこ「"向井太一"……福岡市出身です。」

山口「"向井太一"の"ち"!」

yurun「えーっとな……」


(5秒カウントダウン START!)


山口「くー……!」

yurun「あの……"チューリップ"ってバンド、ありましたっけ?」

山口「あるなー(笑)。チューリップあるぞ。」

yurun「うんちくなんだったっけな……出身地でいいですか?」

山口「いいよ、いいよ。」

yurun「福岡県出身。」

山口「OK!"チューリップ"の"ぷ"!(※"ふ"でもOK。)」

もこ「"04 Limited Sazabys"……地元の名古屋でYON FESを主催している。」

山口「やってる!OK!"04 Limited Sazabys"の"ず"!"す"でもいいぞー。」

yurun「"スカイピース"……YouTubeで動画を上げている。」

山口「"スカイピース"の"す"!」

もこ「"ストレイテナー"……メンバーが、Nothing's Carved In Stoneというバンドに入ってる!」

山口「"ストレイテナー"の"な"!」

yurun「ナイアシン……」

山口「ナイ……?」

yurun「ナイアシン……あ、アウトや!」


< 試合終了! >


山口「あー!!"ん"が付いちゃったー!!yurun、残念……!!」

yurunyurun「あー、やらかした……"ん"付いたなー……。」

山口「"ん"付いたなー。ナイアシン、どんなバンド?」

yurun「1990年ごろにデビューしたバンドです。」

山口「古いバンドが出てくるな(笑)。いきなりCreamが出てくるぞ、13歳から。すごいなー。いやー、残念だったな。せっかく勝ち抜いてたのに。」

yurun「ははは(笑)。」

山口「でも、また挑戦してください。それじゃあなー。」

yurun「はい!さよならー。ありがとうございます。」


山口「もこ!このまま対戦続くぞ。」

もこ「はい!やったー。頑張ります。」

山口「頑張ってな。どうだ?緊張したか?」

もこ「めっちゃ緊張します。」

山口「緊張する?あと2組勝ち抜くと名誉ある2代目グランドチャンピオン。もう、モテモテだぞ(笑)。」

もこ「(笑)」

山口「もこは中学校3年生?」

もこ「はい。」

山口「今年受験?」

もこ「今年受験です。」

山口「そっかー。でも、勉強も頑張ってください。」

もこ「ありがとうございます。」

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続いての挑戦者の登場です!

山口「もしもし!」

Sa-i「もしもし!宮城県14歳のSa-iです。」

山口「Sa-i、14歳?中3?」

Sa-i「中3です。」

山口「じゃあ受験か。」

Sa-i「嫌です!」

山口「(笑)」

Sa-i「本当に嫌ですよー!」

山口「嘘、勉強嫌いか?」

Sa-i「嫌いです!今日家に帰ってきてから一度も机に座ってないですから(笑)。」

山口「いやー、でも勉強も頑張らなきゃだめだぞー。」

Sa-i「そうなんですよね、本当に……。」

山口「やっぱり勉強より音楽の方が好き?」

Sa-i「音楽の方が好きです。」

山口「このミュージシャンしりとりは聴いてた?」

Sa-i「全部の回聴いてます!やっと出られて嬉しいんですよ。だから今めちゃめちゃテンション上がってます。」

山口「お、テンション上がってる?でも、対戦相手のもこちゃんは今1回勝ち抜いているからな。」

Sa-i「ぶっ潰します!!」

山口「ははは!(笑) 中3同士だからなー。頑張れよ。」

Sa-i「え、そうなんですか?」

山口「うん。もこちゃーん、もこちゃんも中学校3年生だよな?」

もこ「はい!そうです。」

山口「じゃあ、ここで中3女子のバチバチとした……」

Sa-i「負けないんで(笑)。」

もこ「ドロドロしてる(笑)。」

山口「ははは(笑)。じゃあ、早速いってみようと思うぞ。2人とも、まだまだ踊れる?」

2人「フー!!!」

山口「(笑)」

【 第2回戦 】
<大阪府/もこ(14歳)> VS <宮城県/Sa-i(14歳)>


山口「それでは、先攻はもこで、"ストレイテナー"の"な"!」

もこ「な……"Nulbarich"……メンバーはボーカル以外固定されていない。」

山口「"Nulbarich"の"ち"」

Sa-i「ち……」

山口「う……」

Sa-i「ち……」


(5秒カウントダウン START!)


山口「ぐ……」

Sa-i「あ、待って。やばい、やばい、やばい……!」

山口「ぐぐぐ……」

Sa-i「えっと、なんだっけ……」


< 試合終了! >


山口「うわー!残念!Sa-i!!」

Sa-i「(爆笑)」

山口「せっかくお前出てきたのに、なんだよー(笑)。」

Sa-i「待って待って待って!怖い、怖い!」

山口「怖いってなんだよ(笑)。Sa-i……ぶっ潰しますとか言ってたんじゃないのか、さっき(笑)。」

Sa-i「勢いだけです(笑)。」

山口「(笑)」

Sa-i「何があったっけ……」

山口「ちなみに、もこは言える?」

もこ「え……"ちゃんみな"?」

Sa-i「あー!!!」

山口「"チャットモンチー"もあるなー。」

Sa-i「あー……」

山口「ほら。怖いだろ、Sa-i、ミュージシャンしりとり。」

Sa-i「恐ろしいですね……」

山口「この雪辱を晴らすためにまた出てもらわないとな。」

Sa-i「もう一回やりたいんですけど、この後……」

山口「また次回チャレンジしてください。」

Sa-i「本当にすいません……」

山口「Sa-i、勉強もちゃんとやって、音楽も楽しんでください。」

Sa-i「はーい。」

山口「よし。じゃあ、また応募してくれな。」

Sa-i「本当にごめんなさい。ありがとうございました。」

山口「バイバイ。」

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山口「もこ!来たぞ!」

もこ「イェーイ。」

山口「2回勝ち抜き!あと1人勝ち抜けば第2回グランドチャンピオンに輝けるぞ。」

もこ「やばいですね……!」

山口「ライブとかはよく行ったりしてるのか?」

もこ「結構行ってます。」

山口「どんなミュージシャンが好きなの?」

もこ「SiMとか、Crossfaithとか……結構激しい系のやつが好きなんですけど、サカナクションも観たことあります!」

山口「あ、観たことある?何で観たことあるの?」

もこ「METROCKです。」

山口「METROCKに来ていたんだ。今年はフェス行ったりするの?」

もこ「今年もMETROCK行きます。」

山口「それは、サカナクション先生が出るときに来るのかな?」

もこ「あ……初日なんですよ……(※METROCK 2018 大阪会場では、サカナクション先生は2日目に出演します)」

山口「なんだよ、お前ー(笑)。まあ、それはしょうがない。」

もこ「ごめんなさい!(笑)」

山口「でも、楽しんでな。誰目当てに行くの?」

もこ「SiMです。MY FIRST STORYとかも結構楽しみです。でも、サカナクションもめっちゃかっこよかったですよ。」

山口「本当?」

もこ「光がすごく綺麗で。」

山口「ありがとう。またいつか機会があったらまた観てください。」

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それでは、続いての挑戦者の登場です!

山口「もしもし!」

オートマチック横丁「宮崎県 16歳 オートマチック横丁です。」

山口「オートマチック横丁、16歳っていうことは?」

オートマチック横丁「高校2年生です。」

山口「このミュージシャンしりとりは聴いていた?」

オートマチック横丁「聴いていました。」

山口「どう?」

オートマチック横丁「すごい緊張するんですけど、いつでもかかってきていいように勉強はしていたので。」

山口「おー、そうか。対戦相手はもこちゃんっていう中学校3年生の女の子なんだけど、オートマチック横丁を倒したらもこちゃんはグランドチャンピオンになっちゃうから、阻止しないと!頑張って下さい。」

オートマチック横丁「はい!」

山口「よーし、2人とも、準備はいいか?」

2人「はい!」

山口「まだまだ踊れる?」

2人「フー!」

山口「(笑)」

【 第3回戦 】
<大阪府/もこ(14歳)> VS <宮崎県/オートマチック横丁(16歳)>


山口「先攻は、もこで"Nulbarich"の"ち"!」

もこ「"ちゃんみな"……3ヶ国語話せる。」

山口「"ちゃんみな"の"な"!」

オートマチック横丁「"ナオトインティライミ"……2010年にメジャーデビューした。」

山口「"ナオトインティライミ"の"み"!」

もこ「"Mrs.GREEN APPLE"……ファンクラブの名前がRingo Jam。」

山口「"Mrs.GREEN APPLE"の"る"!」

オートマチック横丁「"ROOT FIVE"……2011年にメジャーデビュー。」

山口「"ROOT FIVE"の"ぶ"!」

もこ「"Bruno Mars"……ホノルル出身。」

山口「ははは(笑)。知らなかった(笑)。"Bruno Mars"の"ず"!」

オートマチック横丁「"SPYAIR"……アニメ『ハイキュー!!』の主題歌を歌っている。」

山口「"SPYAIR"の"あ"!」

もこ「"[Alexandros] "……(庄村)聡泰さんのドラム(シンバルの位置)が高すぎてライブハウスの天井が削れたことがある!」

山口「(爆笑)」

オートマチック横丁「"sumika"……「Lovers」っていう曲の動画再生回数が1000万回を超えている。」

山口「"sumika"の"か"!(※"が"でもOK!)」

もこ「"Galileo Galilei"……元メンバーでもう一回バンドを再結成する。」

山口「"Galileo Galilei"の"い"!」

オートマチック横丁「"井上苑子"……兵庫県神戸市出身。」

山口「"井上苑子"の"こ"!」

もこ「"go!go!vanillas"……THE BAWDIESと仲良し。」

山口「(爆笑)」

オートマチック横丁「ず……」

山口「"す"でもいいぞー。」

オートマチック横丁「す……」


(5秒カウントダウン START!)


山口「ぐ……」

オートマチック横丁「す……」


< 試合終了! >


SCHOOL OF LOCK!


山口「残念ー!!」

もこ「わー!やったー!!」

山口「ということは……14歳 大阪府のもこが2代目グランドチャピオン!!」

もこ「ふふふ(笑)。」

山口「もこ、おめでとう!!」

もこ「ありがとうございます!」

山口「グランドチャンピオンになった感想は?」

もこ「めっちゃ嬉しいです!」

山口「だけどな……賞品とか何もないぞ!(笑) 名誉だけだが、これはもう、今世界中でグランドチャンピオンに輝いた人間は2人しかいない!その中の1人になれたわけだな。おめでとう。」

もこ「ありがとうございます!」

山口「オートマチック横丁!残念だったなー。」

オートマチック横丁「残念でした……今なら出てきたんですけど……」

山口「何が出てきた?」

オートマチック横丁「"スピッツ"とか、"SMAP"とか……」

山口「いっぱいあるな……やっぱり緊張しちゃったか。」

オートマチック横丁「緊張しました。」

山口「でも、結構いい線いってたぞ。」

オートマチック横丁「ありがとうございます。」

山口「またチャレンジしてください。ありがとなー。」

オートマチック横丁「ありがとうございました。」

山口「バイバイ。」

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山口「もこ、このグランドチャンピオンに輝いた気持ちを勉学に向けてな(笑)。受験勉強も頑張って下さい。METROCKも楽しんでくださいね。」

もこ「はい、ありがとうございます。」

山口「またこういう機会があったら是非参加してください。」

もこ「はい。」

山口「それじゃあまたね、ありがとう。バイバイ!」

もこ「バイバイ!」

そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。

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山口「ここで、サカナLOCKS!の生徒の皆さんに来週のお知らせです。来週、このサカナLOCKS!に……なんと……

ユーミンこと、松任谷由実さんがゲスト講師として登場いたします!

……みんな、ユーミンさん知ってるか?先生もめちゃくちゃ影響を受けてきた素晴らしい伝説の偉人と言ってもいいミュージシャンだが、今回はサカナLOCKS!にゲスト講師として来てくださいます。恋愛の曲が書けないサカナクションの山口一郎先生の講師として、恋愛の曲をどうやったら書けるかっていうのをいろいろ聞くぞ。」

「実は、明日の朝11時から放送する『Yuming Chord』に私がゲストとして行ってきました。そちらを聴いて、来週のサカナLOCKS!を聴いてもらいたいと思う。ユーミン先生を知らなくても、この放送を聴いたらユーミン先生の凄さと素晴らしさがわかるはずだ。だから生徒諸君、これは勉強だと思って聴いて欲しい。」

ということで、来週もお楽しみに!

■松任谷由実さんの番組『Yuming Chord』毎週金曜日 11:00-11:30 オンエア!
山口一郎先生がゲストで登場するのは、4月20日/4月27日です。
番組サイトは[→コチラ]


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