Love♥
2017.10.17
[Alexandros]
(チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「ようこそ進路室へ!お待たせしました!本日の進路室はいつもより人口密度が高いです!先週お知らせした通り、ゲストにあの方達をお招きしております!」
???「誰だ誰だ誰だ誰なんだ…!?」
洋平先生「うるさいな本当に(笑)」
???「お前の声は分かりやすすぎるんだよ(笑)」
洋平先生「あなたもだいぶ分かりやすいですけどね(笑)でもこの方たちが来てくれれば大盛り上がり間違いなしなのですが…まだ若干2名ぐらいの方しか声を出していませんけど(笑)自己紹介は後々していただきますが、僕のバンドの[Alexandros]が最近レコーディングが終わりまして、ツアーも年末に控えていて更なる準備期間に入っております!そういう訳で、メンバーはストレスが溜まっていると思いますので、生徒のみなさんと一緒にストレスを発散しようという事でございますので今週も最後までよろしくお願いします!そして今日は、そのメンバーのみなさんに…」
???「言っちゃったよ(笑)」
洋平先生「まだ言ってないじゃないですか!(笑)どのメンバーか分からないよ?もしかしたらKANA-BOONのメンバーかもしれませんから(笑)」
???「斬新だね(笑)今度やってみてよ(笑)」
洋平先生「やってみようか!(笑)というわけで僕が答えられない質問にも、他のメンバーだったら答えてくれるかなと思いますので、最後までよろしくお願いします!」
M Wet Paint / [Alexandros]
洋平先生「ゲストにお招きしましたのはこちらの方たちです!」
磯部先生「Ba.兼進路室の…なんだっけ?(笑)磯部寛之です!」
洋平先生「わからないです!(笑)よろしくお願いします!」
白井先生「Gt.白井眞輝です」
洋平先生「よろしくお願いします!」
聡泰先生「今お聴きいただいている音源は僕のドラムではありません!Dr.聡泰です」
3人「たしかに(笑)」
洋平先生「本日のゲストは[Alexandros]のメンバーのみなさんでございます!!!」
3人「よろしくお願いします!」
洋平先生「聴いていた曲は、当時[Champagne]というバンドの時のファーストアルバム『Where's My Potato』に入っている「Wet Paint」という曲で、たしかにそのときのドラムは聡泰さんではありません!イッシーという方で今でも仲良くさせてもらってますけど、今は何をやっているんでしょうね?」
磯部先生「仲良いんじゃないの?(笑)」
洋平先生「仲は良いんだけど(笑)というわけで今日はいつも私が進路相談をやっておりますけど、今日はあえて普段僕が取り上げなかった相談をみなさんと一緒にやっていこうかなと思います!と言ってもみなさんもそんな得意じゃないと思いますが…(笑)このテーマで授業をしていきたいと思います!」
磯部先生「何でしょう?」
洋平先生「なんだろう…今日ちょっとやりづらいな(笑)いきなりみんな来ると調子狂うな(笑)と言ってもほぼ毎日会ってますけどね!」
白井先生「ほぼほぼ毎日ね!」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「……Love♥」
洋平先生「本日のテーマは恋愛相談!」
聡泰先生「そんな取り上げてきてないんですね?」
洋平先生「あんまりないですね!」
聡泰先生「そりゃそうか!進路室だもんね」
洋平先生「例えば、‘大学受かって彼女を作りたいな’とかはあるんですけど、ガチガチな恋愛相談はそんなにやっていなかったなと」
磯部先生「なるほど!」
洋平先生「みなさんは恋愛マスターですから!恐らく!」
3人「…(笑)」
洋平先生「無言かい!(笑)」
3人「(笑)」
洋平先生「そういう学生の悩みって…‘いやいや、デート行ったらいいじゃん!’というのも叶わなかったりするわけですよ?‘お金がない!門限がある!’とかさ。そういう中で最大限にやれる事とは何かと言ったら…」
磯部先生「懐かしいですよ!高校時代とか色々あるじゃないですか!もちろんさっきも言ってたけどお金なんて、まずないわけですよ」
洋平先生「まずね!デートとかもどこにいけばいいかとかね」
磯部先生「そうそう!映画行くのでも大出費みたいなもんだからさ。だから本当に限られる貴重な時間だよね」
洋平先生「そうだよなー!まー君はどうなの?」
白井先生「俺はその時に彼女というのがいなかったんだよね」
洋平先生「なるほど!」
白井先生「中学、高校受験のときもいなかったですし、初めて彼女が出来たのが19歳とかなんで」
洋平先生「高校卒業してすぐってことかな?」
白井先生「そうです!専門学校のときに出来たので。だから受験のときに彼女がいてどうこうというのがなかったんですよね」
洋平先生「でもさ、好きな人とか…」
聡泰先生「ちょっと待て!お前赤裸々か!(笑)」
白井先生「だってこれ、あった風に喋る方が痛いじゃん!」
洋平先生「そうだね!イタイいというかもうそれは嘘だからね!(笑)でもそういう逆にリアルな経験談はあっそうだったんだ!ロックバンドのギターリストでもそうだったなら大丈夫だな!と(笑)」
白井先生「たぶん彼氏とか彼女がいない人の方が実は多いと思うんだよね!」
洋平先生「恋愛自体はするけど、実際にお付き合いとかはね!でも今メンバーに話を振っただけでも付き合った、付き合ってない、ありましたけど…。彼氏や彼女と既にお付き合いされている方が”別れずに、受験も一緒に頑張りながら上手くやる方法”これは何なんですかね?この質問はやっぱり1番多いんですよね」
磯部先生「永遠のテーマだね!でもその人にもよるよね。器用な人は学生でもいるじゃんか。デートの時と勉強のときを完全にON、OFF分けてさ。勉強は別でしましょうという人もいるし、彼女と一緒に勉強するのが楽しくてっていうパターンもあるだろうし、本当にこれは難しいですね」
洋平先生「難しいよね。これは自分の経験談なんですけど、高校2年生の時から付き合っている人がいて、志望大学も一緒だったので一緒に勉強頑張って大学受かろうよ!と、それで同じ塾にも通って本当に一緒に頑張る仲だったの。これってめちゃくちゃ理想じゃないですか。恋愛も一緒に、受験も一緒にって。だったんだけど、やっぱり一緒にやっていても学力の差って出てくるわけですよ。」
3人「あ〜〜」
洋平先生「僕は帰国子女ですから英語が出来るのは当たり前なんですけど、彼女は普通に日本で育ってたから英語がやっぱりめちゃくちゃネックになっていて、どんどん差が生まれていってもしかしたら同じ大学に受からないかもしれないと。そうなってくるとやっぱりライバル心が芽生えるんですよ!」
聡泰先生「なるほどね」
洋平先生「そうするとギクシャクしてくるわけよ!」
磯部先生「それは切ないな!」
洋平先生「切ないでしょ?向こうは向こうで英語以外は凄く頭が良かったから、俺も絶対負けないように頑張ろうと。でも良い事だなと思ってたんですよ!ライバル心が芽生えるのって。バンドでもそうですけど仲良しこよしじゃなくて、刺激し合って高め合うじゃないですか?そういう感じでいい関係だなと思ってたんだけど、やっぱり向こうはズレを感じたらしく、ライバル心が芽生えている時点で恋愛とは違うんじゃないかと…。俺も相手に対してライバル心むきだしだから’絶対負けないから!’みたいな事を言ってたからさ、子どもだったからね。それで向こうは’なんでそんなこと彼女に対して言うの?’と。今思えば確かにそうだなと思うんだけどね」
磯部先生「ストレートに届き過ぎちゃったんだろうね」
洋平先生「そうそう!それで相手が、塾の先生に恋しちゃった…(笑)」
磯部先生「うぉー!」
聡泰先生「川上さん、昼ドラやないか!」
洋平先生「昼ドラじゃない!(笑)」
聡泰先生「良い展開…ですね?良い展開というか…(笑)」
洋平先生「それで志望校には行けて、そのあと僕は’お互い志望校に行けてよかったね’と。でも向こうはすでに、ライバル心が芽生えたときに恋愛感情は失うわ、塾の先生に恋はしてるわで、もう俺と別れたいんですよ(笑)」
磯部先生「せっつな!」
洋平先生「俺はそのとき全てがハッピー!大学は受かって、彼女はいて最高なキャンパスライフが始まると思った瞬間に、‘ごめん、ちょっと別れよう’と言われて…」
磯部先生「あらまーあの当時、そんな感じだったの?」
洋平先生「そう!あなたと会ったときぐらいの時期だから!(笑)」
磯部先生「俺にその話したことなくない?」
洋平先生「話さなかったっけ?(笑)」
磯部先生「こんな生々しい話初めて聞いたよ(笑)」
洋平先生「もういい思い出ですけどね!やっぱり学生とは言えど、結構深かったりするんですよね。あの時受けた傷は今でもちょっとあるもん(笑)今、話ながらちょっと泣きそうになったから(笑)」
♪ 禁じられた遊び
洋平先生「変なBGMかけないでください!(笑)」
3人「(笑)」
聡泰先生「禁じられた遊びをしたのは誰か?的なね」
洋平先生「禁じられた遊びをしたのは彼女だから!(笑)」
聡泰先生「やめとけやめとけ!(笑)」
洋平先生「いやー!凄くいい思い出!でもそれで俺は絶対に大学に入って…」
聡泰先生「塾の講師になって…」
洋平先生「違げーよ!(笑)」
3人「(笑)」
洋平先生「バンド頑張ろうと思いましたね」
聡泰先生「なるほどね!」
洋平先生「初恋みたいなもんじゃないですか!初めて付き合った方だったし、恋愛が何たるかも分かっていなかったというか。その経験があったから、今があるかな?みたいなところはあるよね」
聡泰先生「それは奮起するよね」
洋平先生「何年後かに彼女に会っても、カッコよくありたいなと言うかさ!」
磯部先生「変わらないね、そう言う考え方!本当に!昔っからキミはそうなんだね!」
洋平先生「どういう所でそう思ったの?(笑)」
磯部先生「今だって、何か悔しい事とかあってもそんな感じじゃん!何年後かには!みたいなさ」
洋平先生「それはそうでしょ!みんなそうじゃないの?」
磯部先生「昔から言っていたんだなと思って」
洋平先生「昔から思っていました!でもそういう所から始まっているかもな」
磯部先生「なるほどね」
聡泰先生「いやー!凄い経験だなー!」
洋平先生「そういうのもありつつね。恋愛は恋愛でおろそかにしなくてもいいのかなと、俺は思います!」
磯部先生「そうだね。洋平の話聞いてると、どっちも全力投球すれば上手くいかなくても将来的には糧になると!」
洋平先生「そうそう!別に悪い事をしなきゃね!」
3人「悪い事???(笑)」
磯部先生「悪い事はぜひしないでください(笑)」
洋平先生「ごめんなさい、何か良い事を言おうとしたら(笑)」
3人「(笑)」
洋平先生「悪い事には良い事ないから!(笑)」
3人「…そうですよ(笑)」
M 今まで君が泣いた分取り戻そう / [Alexandros]
<曲が流れて…>
洋平先生「そりゃそうですよね(笑)」
磯部先生「取り戻しましょう!(笑)」
洋平先生「取り戻しましょう!(笑)」
磯部先生「我々メンバー3人でお邪魔してますけど、洋平の過去の話で終わった授業になってしまって、本当に俺らは必要だったのかなと(笑)」
洋平先生「ごめんなさい!(笑)でもみなさんもそれなりに学生のとき色々あったでしょ?ないの?(笑)付き合ってなくても恋愛はしてたでしょ?」
白井先生「恋愛はしてたけどね」
洋平先生「好きな人に対してどうですか?」
白井先生「いや、だからさっきの話聞いてても、何も響かないのよ!!!」
3人「(笑)」
白井先生「わかる?この感情移入しない感じ分かる?(笑)」
洋平先生「磯部さん、めっちゃ感情移入してたけど!?(笑)」
白井先生「それは彼女がいたからでしょ?その時の彼女と重ね合わせてたからでしょ?たぶんラジオ聴いてる人でいっぱいいると思うんだよ。‘なに言ってるんだよ’みたいな(笑)」
洋平先生「そっかそっか(笑)‘なに言ってるんだ!オメエは!’と(笑)」
3人「(笑)」
洋平先生「次は白井さんの話を聞きたいよね(笑)一切成就しなかった恋愛話(笑)」
白井先生「3年間、一切成就しなかったですよ(笑)」
洋平先生「わかりました(笑)今日の授業は、みなさんに来ていただきましたけど、終始僕の恋愛話で終わりましたが、あんまりみなさんと変わらないよと。付き合ったメンバーもいれば、彼女いなかったよというメンバーも半分いて。だって聡泰、彼女いなかったでしょ?」
聡泰先生「お前、決めつけるんじゃないよ!」
3人「(笑)」
洋平先生「決めつけたわけじゃないけど、あまり話しなかったから(笑)」
聡泰先生「3年生のころにいましたね」
洋平先生「いたんですね!(笑)」
聡泰先生「ヒドイわー」
洋平先生「いや、あの時の聡泰を知ってたからさ(笑)」
白井先生「別人だったよね」
洋平先生「というわけで、高校の時、彼女がいなかったのは白井眞輝ということで!」
3人「(笑)」
洋平先生「来週もぜひ、みなさんに来ていただければなと思うんですけど…」
磯部先生「いいんですか?」
洋平先生「全然!来てくれるんですか?」
磯部先生「スケジュール確認しておきます(笑)」
洋平先生「4人いると誰か喋らなくなる人がいるので、来週はメンバーを1人ずつ呼び出して個人面談をしていきたいなと思います!」
磯部先生「なるほど!分かりました!」
洋平先生「それでは進路室の大王こと、川上洋平と!」
磯部先生「Ba.磯部寛之と!」
白井先生「Gt.白井眞輝と!」
聡泰先生「Dr.庄村聡泰でした!」