『北米ツアーの感想を研究せよ』
あ~ちゃん「Perfume WORLD TOUR 4th「FUTURE POP」北米のツアーを終えまして、1ヶ月ぶりに日本に帰ってきましたーーー!」
のっち「ただいま~!!!」
かしゆか「ただいま~!!!」
のっち「研究室~!久しぶり~!」
かしゆか「久しぶりだ~!この匂い~!」
あ~ちゃん「綺麗になった!?」
のっち「綺麗になったよね!?」
かしゆか「誰か掃除してくれたのかな!?」
あ~ちゃん「え!?すっごい綺麗なんだけど!」
かしゆか「嬉しいな!」
のっち「気分が良いですわ。」
あ~ちゃん「ただいま!」
のっち「ただいま。」
かしゆか「帰ってきましたね。」
あ~ちゃん「はい。本当、一昨日?昨日?帰って来た。」
かしゆか「一昨日ぐらいよ。もう、ついつい最近!(笑)」
のっち「帰って来て、すぐ研究!」
あ~ちゃん「帰って来て~、すぐよー、ほんとに。」
かしゆか「すぐすぐ!」
あ~ちゃん「さあ、1ヶ月ぶりに日本ですけども、状況変わってました?」
かしゆか「桜は花びらさえなかったですね。」
のっち「そうだね~。」
かしゆか「もう散った花びらさえなかったです!」
あ~ちゃん「マジで緑の木になってたからね。」
のっち「なってたね。」
かしゆか「普通に元気な木でした。」
あ~ちゃん「マジか~って。まっ、だよね…っていう。」
かしゆか「なんか1枚も花びら落ちてないよね…?」
あ~ちゃん「ってなったよね。」
のっち「ねぇ。」
あ~ちゃん「あと、あれ、こんなに道幅、狭かったっけ?って。」
かしゆか「うん。なんか入り組んでる~!ってなるね。」
あ~ちゃん「思った。その車線が狭い。」
のっち「そうだね。」
かしゆか「1個ずつが狭いね。」
あ~ちゃん「うん。アメリカもっとでっかいからさ。」
かしゆか「バーン!ってしてるもんね。」
あ~ちゃん「左折とか右折とか、もう大騒ぎだもんね(笑)」
2人「(笑)」
あ~ちゃん「バァーン!行きまぁ~~す!!!もぅ右ぃ~~!!!」
かしゆか「(笑)」
のっち「でしたでした。」
あ~ちゃん「大騒ぎ大騒ぎでしたけど。」
かしゆか「あと元号の発表あっちで見たね。」
のっち「見ました!」
あ~ちゃん「そうなんよ~。」
2人「NYで!」
かしゆか「NYの夜にね。」
あ~ちゃん「そう。レストランで生中継見ながら。『出た!出た!』」
かしゆか「『なんて読むの!?』」
3人「(笑)」
あ~ちゃん「『何…これ?』」
かしゆか「『何々?なに話?なに和?』とか言って(笑)」
のっち「(笑)」
あ~ちゃん「『令和だって』」
かしゆか「『れ、令和?なんか格好いいじゃん』(笑)」
3人「(笑)」
あ~ちゃん「『え?令和⤵?令和⤴?』っとか言って。」
のっち「大騒ぎ、日本人(笑)」
あ~ちゃん「ほうしたら、もう平成終わるんじゃねー。」
2人「ねぇ~!」
かしゆか「もう終わるよ!」
あ~ちゃん「帰ってきたらもう終わるんじゃろ?」
かしゆか「あっという間。」
のっち「うん。」
あ~ちゃん「いや、ちょっと、3人ともペット飼ってますから。」
かしゆか「うん。リヨンはもう大騒ぎでした。」
2人「(笑)」
かしゆか「玄関開いた瞬間から、訴えがあふれ出て、あふれ出て。体が追いついてなくて(笑)」
あ~ちゃん「!!!マジで!?」
かしゆか「『◎*△♪×¥○&%~!』って。大丈夫!大丈夫!落ち着いて!落ち着いて!ここにいる!ここにいる!落ち着いてって(笑)」
のっち「へ~!!大好きだもんね、かしゆかのことね。」
かしゆか「うん。もうべったりでした。」
のっち「はぁ~!」
かしゆか「こうやって仕事に出かける時も『あっ!この人また僕のこと置いてどっか行くんだ!いつ帰って来るつもり!?』」
2人「(笑)」
かしゆか「うんうん!違う違う!今日の夜帰ってくるよ~!って。」
のっち「言うんでしょ?」
かしゆか「言う。」
のっち「(笑)」
かしゆか「言って話をする。」
あ~ちゃん「いや、分かんない、それ分かんないから!(笑)」
2人「ニアちゃんは?」
のっち「ニアちゃんね、まだ8ヶ月なんだけど。1ヶ月離れてると誰か分かんなくなるかな?と思ったの。あんまり甘えてこない子だったから。だけどバッ!ってドア開けたら遠くで『わっ!なんか知ってる人帰ってきた…!みたいな。知ってるかも、でもこの人大丈夫な人だっけ?どうだったっけ?』みたいな。疑いの目で匂いを嗅がれたよ。」
あ~ちゃん「匂いを嗅がれたってもう部外者への発言だよね(笑)」
のっち「でも次の日には思い出してくれた。」
かしゆか「そうだったんだね。」
あ~ちゃん「よかったね(笑)」
かしゆか「次の日かかったね(笑)」
のっち「ベッタベタになってた。」
かしゆか「警戒心あるしね、ニアちゃんね。」
のっち「ぽぽたん、ワンちゃん、すごかったね。ムービー送ってくれたけど。」
あ~ちゃん「そうそう、再会の瞬間を。ホテルに預けてたから迎えに行ったんだけど、もう信じられないほどの、ハッハッハッハッ!ワシャワシャ、ブルブルッ!!みたいな。でもどうしたらいいか分からんて感じで、私に来るだけじゃなくて下に1回下りてグルグルグルグル!もう1回ワシャワシャワシャワシャ!!」
のっち「嬉しい~(笑)」
かしゆか「爆上がりしてたね(笑)」
あ~ちゃん「すごかった。びっくりした。1ヶ月で性格変わんのかな?」
のっち「本当?」
あ~ちゃん「ワン!とかも(歌うように)ワァ~ン!!」
のっち「(笑)」
あ~ちゃん「ワァーーーン!!!」
かしゆか「そんなんじゃなかったのに(笑)」
あ~ちゃん「なんていうんですか、歌う~みたいな感じで。ワァーーン!!!とか言うようになってて、変わった?人変わった?犬変わった!?」
かしゆか「1ヶ月で何かあったのかな(笑)」
あ~ちゃん「う~ん。なんかあったね~。」
のっち「変化はあったね~。」
あ~ちゃん「さあ、1ヶ月間に渡って北米ツアー、そして、アメリカのフェス、コーチェラに出演してきたんですけども。」
のっち「はい、仮設研究室を車の中で作りまして。」
あ~ちゃん「(笑)」
のっち「仮設研究室のスマホのマイクというものを使ってね。」
あ~ちゃん「簡単なもんだよ、本当に。」
かしゆか「近未来じゃね(笑)」
3人「(笑)」
のっち「すごい臨場感あったと思います。」
あ~ちゃん「本当、急に回してるところばっかりだったんで。」
かしゆか「歩きながら急に『録る?よし今録ろっか』みたいなね。」
のっち「『ZEDDやってっけど、今いけるっしょ!』っつって(笑)」
あ~ちゃん「そういう、こう…なんて言うんだろうなぁ、ライブ感というか、言ってることとかは取り留めもなかったりとか。漠然としてるものも多かったかもしれないけど、あれが現場の裏側、やっぱりリアルに。感想言うとこも、他ないしね。」
かしゆか「そうだったね。」
あ~ちゃん「なかった。取材はたくさん受けましたけど、なんかね。」
かしゆか「そのままの声を届けるみたいなところはね、他になかったから。」
あ~ちゃん「日本語でそこで喋るのもここだけだったし。」
のっち「なんかね、ワールドツアーは4回目じゃん。向こうのエージェントの人たち、アメリカでPerfumeの活動をサポートしてくれる人がいるんだけど。その人たちのおかげで『Future Pop』がちゃんとアメリカでも聴いてもらえてたり、伝わってるんだなぁっていうのをもうステージに出た瞬間から感じられたのが、すごく嬉しかったし。ああ、行ってよかったなって思いました。」
あ~ちゃん「そうだね。やっぱ中田(ヤスタカ)さんの音楽ってかっこいいんだなっていうことの成果っていうか。いろんなことが、奇跡とかいろんな人の私たちへの応援してくれてる気持ちとか、いろんなものが重なってできたつながりを感じたよね。英語も頑張ってよかったね。」
かしゆか「頑張ったね。」
のっち「頑張ってよかった。」
あ~ちゃん「さあ、そしてアメリカ最大のフェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」。コーチェラは日本では珍しいんですけど、2回出るんですよ。」
かしゆか「2週、全く同じアーティストが同じタイムテーブルで出るんだよね。」
あ~ちゃん「そうそう。1週目の感想をね、Perfume LOCKS!で言ったんだけども。2週目もこの間あって、ほんでそれがストリーミングとして放送されて。まぁでもあれの生放送の順番さ、フルでLIVEやったのはカニエさんとアリアナさんとPerfumeだけだから。すごいよね!衝撃的だよね。それで映像のラストのトリ、Perfumeだからね。アリアナの次だよ。」
かしゆか「すっごいよね。なんで!?どうして?」
3人「……Why!?(笑)」
あ~ちゃん「Unbelievable!」
3人「(笑)」
かしゆか「1週目終わったあともね、ローリングストーン誌のベスト16に選ばれてね。」
2人「ねえ!」
かしゆか「それも衝撃的だったよね。」
あ~ちゃん「いや~アジア人うちらだけだったよ。」
のっち「うん。」
かしゆか「なんで!?どうして入ったんだ!?みたいな。」
あ~ちゃん「でもあれがすごいことすぎるらしくて、現地の人たちも祭り騒ぎみたいになってて!(笑)」
のっち「なってたね!」
かしゆか「『これはとてもすごいことなんだよ!!!』みたいになってて。」
あ~ちゃん「同じこと何回も言う!…うん、うん、そうなんだっつって。」
かしゆか「すごい!もうありがたいです!って(笑)」
あ~ちゃん「いろんな会社行きながら、みんな、すごいよね~!みたいなことを。みんなで共有しあってて…なんて幸せなんだ~!って思ったよね。」
のっち「ね~。」
かしゆか「奇跡のような瞬間がいっぱいあったね。自分たちが想像してないところでたくさんの人が見てくれて。日本の技術とか私たちが誇りを持ってやってることをちゃんと同じように評価してくれてるんだっていうのを、周りのいろんなところから実感するっていうのがすごい多かったね。」
あ~ちゃん「そうだね。」
かしゆか「嬉しかった。」
あ~ちゃん「さあ。この2回目のコーチェラの終わった後にね、日本でその、YouTubeでコーチェラのLIVEの模様が配信されてたんで、それを観てくれた生徒からも感想の書き込みが届いています。」
Coachella出演お疲れ様でした。
Youtubeでドキドキしながら見ました!
最初、STORYでスクリーンが倒れた時は正直ドキドキしましたが3人の諦めない気持ち、絶対にやるんだという気迫、Coachellaにかける強い思いが、パフォーマンスからひしひしと感じられました。
ダンスはいつも以上にキレキレでシンクロ率も高く、表情一つ一つも丁寧で、繊細で、作品のようでした!
難しい場面だったからこそ、今まで見たどんなパフォーマンスよりも、Perfumeさんのこれまで積み上げてきたものがすごく現れていたような気がして、何より逆境やアウェーな地でも諦めない姿勢を改めて見ることができてとても感動しました。
これからも応援してます!
男の子/22/東京都
のっち「たいくん!」
あ~ちゃん「なんかちゃあぽんみたいなこと言ってる。」
のっち「(笑)」
かしゆか「ありがとう!!!」
のっち「熱いね!」
あ~ちゃん「ちゃあぽん観に来てくれて。『本当にそのインディーズの頃の3人を見た』って言って。もう自分…9nineはね、もう活動休止になっちゃったんだけど。自分のグループが休止になっちゃったけど、自分なんてまだまだ若いし、まだまだできるわ!!!って思ったんだって。だからこういう諦めない姿勢とか、まだまだ貪欲にちょっとでも見てもらえるようにって振る舞う姿勢みたいなのに、すごい胸を打たれて涙が止まらんかったって言って。」
のっち「へぇ~!」
あ~ちゃん「ちゃあぽんみたいなこと言ってる、この人。」
2人「(笑)」
かしゆか「すごいね。ちゃあぽんは現地で観てたけどさ。」
あ~ちゃん「そう!身内だから。」
かしゆか「しかも身内だけど、たいくんはYouTube越しに観てたんだよ?」
あ~ちゃん「身内か?」
かしゆか「身内かもしれない!」
あ~ちゃん「(笑) 嬉しいね。」
のっち「伝わったんだね~。」
かしゆか「その気持ちが伝わってると言うか感じるところがいっしょっていうのがね。」
あ~ちゃん「これ2回目のコーチェラの方で「STORY」から始まったんだけども、風がね。」
かしゆか「風!」
あ~ちゃん「もちろん野外なんで、風がすごくて。しかも筒形になってるから、その風を集める!」
かしゆか「綺麗に受けるんだよね。」
のっち「そっか。テントだったね、会場がね。」
あ~ちゃん「だからパーッ!って、こう流れて来ちゃうんだよね。で、それも出る前にテープで止めるかとか、車輪をなくすかとか、本当にギリのギリまで対応しようと、変化を対応しようってことをやったんだけども、どうしても倒れてきちゃって。だからもうやったことのない、アミッドスクリーンを持ちながらの♪~チャッチャラッチャチャカチャチャッチャって。こう…なんて言うのかね、竜巻を起こすみたいな映像のところの中で3人がうねうねしながら、上行ったり下行ったりする振り付けがあるんですよ。」
かしゆか「序盤の方ね。」
あ~ちゃん「それをアミッドスクリーンを持ちながら、腰と肩で…肩とお尻で表現する、竜巻回みたいになっちゃった。」
のっち「セクシーになっちゃった(笑)」
あ~ちゃん「(笑)」
のっち「セクシーダンスやるつもりないんだけど。」
あ~ちゃん「そんなつもりない!そんなつもりじゃない!そんなじゃないねんけど~!(笑)」
かしゆか「両方を取った結果そうしかない。」
あ~ちゃん「もう仕方がない(笑)もう1つでも動かしたらこのまま倒れてくるから!」
のっち「(笑)」
あ~ちゃん「あれはもうほんと、あの時だけの「STORY」」
かしゆか「まさかだったね。」
のっち「(笑)」
かしゆか「曲の乗り方はわりと世界共通だったかもしれない。同じように感じてるんだっていうのをすごくステージ上で思ったよね。あっ、この曲の時こういう気持ちで上がるんだ!いっしょなんだ!って、なんかそこでも共有出来たっていうか、繋がれた感じがして嬉しかったな。」
あ~ちゃん「あのセットリストは、ほんとコーチェラ仕様でしたね。」
かしゆか「今までに組んだことのない組み合わせで。」
あ~ちゃん「実はあれ、2週目はあそこにMCを入れたんだけど、1週目はMCなしでいったんですよ。」
かしゆか「ほぼなし!もう最後まで。」
あ~ちゃん「1番最後に「FLASH」っていう曲をやったんだけど、その前にMCをほんの少し入れただけで。でも1週目にやった時にMCをやり終わった後の曲が、知ってる知らない関係なくもうめちゃくちゃ伝わってるっていうか、あがってる姿を見たの。それで、これだ!と思って。やっぱりコーチェラっていう自分たちにとっては程遠いフェスだと思ってたけど、出れるんだったらそこに気持ちや行動、LIVEを寄せなきゃだめだなと思って気持ち寄せて、LIVEの中でMCをやらないっていう選択を取ったんだけど。でもやっぱり自分たちはこっちだ!って思って2週目はMCを入れたんですよ、間に。曲目も変えて。そうするとね、やっぱ2週目は結構いい感じで。ただでも、曲目を変えたことにより、またハードになり。」
2人「(笑)」
かしゆか「攻めるねぇ~!追い込むよねぇ~!(笑)」
あ~ちゃん「ほんとにステージが、立ったことのないくらいの氷の上みたいな、つるつるだったわけ。」
かしゆか「もうどうやったって踏ん張りがきかないね。」
あ~ちゃん「やっぱ砂の関係で、砂と風の関係で。しょうがなくて。でもやっぱりその中で、どうやったらかっこよく見えるかっていうことを1週目で自分たちは体験してるから、それを活かして…よし!じゃあ大きめに、踊ろう!もうあとは崩壊してもOK!ラストステージだ!っていうことでやり切ったんですけども。それがね、ちゃんとこうやってカメラを通してこっちにも伝わってたんですね。よかった。」
のっち「嬉しい。」
かしゆか「嬉しいね、本当に。見てくれてありがとう、みんな。」
あ~ちゃん「このセットリストがいいと思ってくれるなら日本でもやるか!」
のっち「そうだね。」
かしゆか「そうですね。」
のっち「(小声で)死んでまうよ。」
3人「(笑)」
のっち「(小声で)死んでまうよ。」
あ~ちゃん「(大声で)日本でも死んでくださいよ!!!って。」
3人「(笑)」
<突然、♪「FAKE IT」のイントロが流れて>
あ~ちゃん「あ~!!!あ~!飛ばされる飛ばされる~~~…!!!(笑)」
あ~ちゃん「日本の私たちは、日本のアーティストなので、日本の人たちにまた喜んでもらえるようなLIVEをまたできるようにね、頑張ります。」
あ~ちゃん「さて、ここでPerfume LOCKS!からお知らせです。来週のPerfume LOCKS!は、SCHOOL OF LOCK!が休校になりますので、お休みとなります。」
かしゆか「お休み。」
あ~ちゃん「ということで次回の研究は5月13日。私たちもそれまでにはね、日本の感覚というか。」
のっち「Oh…」
かしゆか「ソウデスネ。」
のっち「Aha?OKOK。」
かしゆか「Oh, yeah.」
あ~ちゃん「取り戻しておこうかなと思います。」
のっち「OK.」
あ~ちゃん「(笑)」
あ~ちゃん「ということで、とーやま校長、あしざわ教頭、生徒のみなさん!Perfume日本に帰ってきましたよー!!」