大学受験のためにホテルに泊まり込んでいる生徒に逆電！

2015.02.13

応援部(旧)

　
SCHOOL OF LOCK!応援部は『受験生応援・スペシャルステージ』に突入中！
　

　
今宵も受験生、背中を押していく!!
　

　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ　新潟県　18歳　男　高校3年生
　
あしざわ教頭「受験はどうだい？」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「今は…力が抜けている状態です」
　
今、私立大学の入試のため、新潟県から東京のホテルに泊まりこんでいるというRN ｽｰﾊﾟﾝﾀ。
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「本命は国立なのでまだあるのですけど、自分も含めて仲間がみんな私大入試に行ってるから顔を合わせる事も無くて。不安もあるんですけどお互い励ましあったりもできなくて。それで力入らないです」
　
とーやま校長「初めてだろ？　長い期間1人でいるのは」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「はい」
　
10日から泊まっているのでもう3、4日ホテルに泊まっているそう。
　
あしざわ教頭「それは勉強に集中はできてないの？」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「はい、センター試験の時に比べて集中する時間が少なくて、すぐ集中力が切れてしまう自分にもイラついてて」
　
とーやま校長「まあな、環境が変わるとな。寂しいだろ、今」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「最初ウキウキしてたんですけど、今は寂しいです」
　
あしざわ教頭「俺もそうだったもん。大阪芸術大学を受けた時は、東京と言葉のイントネーションが違ってたから、それだけで孤独を感じてたもん。“あ、もう違う所なんだ”って。自分が標準語を喋っているのが恥ずかしくなっちゃったりもして。色々不安を抱えて泊ってた」
　
ご飯も今は、1人で外食をしたり、コンビ二で済ましてるのも寂しいと感じるそう。
　

　
あしざわ教頭「ちゃんと寝れてるの？」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「1日目は寝れなかったんですけど、今はもう慣れて寝ることができてます」
　
とーやま校長「湿度は大丈夫か？」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「めっちゃ乾燥してますね」
　
あしざわ教頭「ホテルの人に言ったら加湿器を貸してくれるから。俺もホテルマンのアルバイトをしてた時に、受験生が1人で泊りに来て不安そうだったから声をかけた経験があるな」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「ああ…」
　
あしざわ教頭「歩み寄ればきっとすぐ貸してくれるよ」
　
とーやま校長「あとはお風呂にお湯を張って、浴室のドアを開けておくだけでもだいぶ違うっていうから。この時期に風邪をひくのだけはもったいないからね」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「わかりました」
　
あしざわ教頭「確かに1人でやるのは寂しいけど、みんな、それぞれがどこかで同じ思いをしてると思うから」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「はい」
　
あしざわ教頭「俺は、逆に1人の時間って貴重だと思うんだ。俺の場合、家は落ち着くけど親がいると集中できなかったからさ。1人でいる時に出来る事もある。集中できる時間を決めてしっかりやろう！　あとは無理して長く起きない。ちゃんと寝る」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「はい」
　
あしざわ教頭「今はしんどいけど、修行だと思って。まさに1人で闘うんだって思って取り組んでほしい」
　
とーやま校長「あんまり時間が無いと思うけど、掲示板にも同じ環境にいるヤツの書き込みがあると思うから、それを見て気持ちを切り替えてほしいな」
　
あしざわ教頭「最後に俺らから、東京にいる間頑張れるように、目指す所に行けるように応援する！」
　
校長・教頭「頑張れ!!!!」
　
ｽｰﾊﾟﾝﾀﾞ「ありがとうございます！」
　
あしざわ教頭「風邪に気をつけろよ！」
　
　
♪ 誰もが　/　片平里菜
　
　