聴取期限 2023年2月24日(金)PM 10:00 まで
こもり校長「受験シーズン真っただ中で、日々色んな学校の入試が行われているけども、いよいよ! 『国公立大学の前期試験』が来週末からスタートするということで…。かなり追い込みをかけている受験生も多いと思う!」
とーやま委員「体調とか心の準備とか、どうかね、大丈夫かね? 順調かね?」
こもり校長「ただ! 自分のこれまでの努力に不安にならないでほしい! 君は頑張った! 胸を張って、受験と向き合って戦ってほしいなと思っております!」
こもり校長「さあ、スペシャルウィークの今夜は、過去に受験を経験した先輩に電話を繋いで、“入試本番への臨み方”について、直接話を聞いていきたいと思います!」
とーやま委員「…もしもし!」
ベーグル 東京都 27歳
なんとRN ベーグルは、現役の高校教諭なんだそう!
こもり校長「今回は、受験生のためにありがとうございます!」
ベーグル「いえいえ、とんでもないです!」
とーやま委員「高校では、何の科目を担当されてるんですか?」
ベーグル「今は『商業』を教えてまして、“情報”ですとか、“簿記”なんかを指導しています」
こもり校長「簿記か〜!」
とーやま委員「先生になって何年目ぐらいですか?」
ベーグル「ちょうど2年ですね」
とーやま委員「2年!」
こもり校長「あれ? 27歳ってことは、今年28の年ですか?」
ベーグル「そうですね」
こもり校長「あ、じゃあ僕とタメだ!」
とーやま委員「出た! タメ宣言!」
こもり校長「ベーグルと校長はタメです! タメセンです!」
とーやま委員「ベーグル先生としては、校長とタメセンというのはやっぱり嬉しいですか?」
ベーグル「嬉しいですね」
こもり校長「よかった…! ありがとうございます! でも、“先生”ということは、もちろん現役の高校生と日々向き合っているということで」
ベーグル「はい。『進路指導部』というところで仕事をしていますので、受験の小論文ですとか面接の指導をしています」
とーやま委員「となると、具体的なアドバイスですとか、“こういう気持ちで挑んだらいいよ”っていうのを、今SCHOOL OF LOCK!を聴いてくれている受験生のみんなに向けて届けてもらえるっていうのは、めちゃくちゃ頼もしい瞬間よね!」
こもり校長「間違いないっすね!」
そんなRN ベーグル先生が受験生のみんなに届けてくれるのは…。
こもり校長「今日は“入試本番への臨み方”を教えてくださるんですよね」
ベーグル「そうです。私が今頑張っている受験生に伝えたいのは、私自身が4年間かけて気付いたことがあります。それは、志望校への想いを捨てて、入試にぜひ臨んでください。ということです!」
とーやま委員「これはなかなか…“ん? どういうことなんだろう?”って聞きたくてしょうがない言葉だね」
こもり校長「そうですね。“志望校への想いを捨てて”とはどういうことなんですか?」
ベーグル「私もかつては受験生で、ずっと教員っていう仕事を目指して頑張ってきたんですね。大学は無事志望校に合格はしたんですけれども、その先ですね。『教員採用試験』っていうまた別の受験を突破するのがとても至難のわざでした。私が教えてる『商業』っていうのがとても狭き門で、毎年1人とか2人とか採用されなくて、倍率はもう50倍、60倍っていう世界なんです」
とーやま委員「くわぁ〜!」
ベーグル「なので、とにかく一生懸命毎日毎日勉強して、試験に臨みました。ですが、大学4年生の時、見事に落ちまして…。本当に悔しい想いをしました。ですけど、私も夢が諦められなくて、民間企業に勤めながら毎年受験を繰り返してたんです。その期間が“4年間”だったっていうことなんですけど」
こもり校長「なるほど!」
ベーグル「その次の年、本当に寝る間も惜しんで勉強して、“これでもか!”っていうぐらい勉強して、“さすがにこれだけ勉強したらもう受かるだろう”と思って行ったんですけど、見事に落ちまして」
とーやま委員「いや、厳しいんだな…!」
こもり校長「そうかぁ…本当に狭き門なんですね」
ベーグル「はい。やっぱりそうやってたくさん“これでもか!”って勉強した時ほど、肩に力が入りすぎちゃって、試験当日がもう焦っちゃって、逆に力を発揮できなかったのかな、って思って。それがもう2年目、3年目も続いちゃったんですね。
さすがにもう3回落ちちゃうと、その次の4回目、これも“まぁ落ちちゃうのかもしれない”っていう気が…(笑)」
とーやま委員「いや、そう思いますよね。また今までと同じことになっちゃうんじゃないか、っていう想いに支配されちゃいますよね」
ベーグル「そうです。ちょっとそれが先行しちゃって。でも、やっぱりなりたい仕事だし、受けようかなって思って。だけど、“んーまぁ、とりあえず行ってくるか!”みたいな、ちょっと開き直っちゃったと言うか」
とーやま委員「じゃあ、肩の力が抜けた状態で挑むことができたんですね」
ベーグル「はい。…っていう時に限って、スルっと合格しちゃって、みたいな」
とーやま委員「そんなもんなんだなぁ」
ベーグル「こんなにリラックスしてた…と言うよりは開き直っちゃって、自然に力がすって抜けちゃう、こういう時こそ上手くいくんだなっていう気付きが、4年間で私はあったので。今頑張ってる受験生も、力を抜いてほしいなって思う気付きですね。いつもと変わらないテンションで行くのが一番いいかなって思います」
こもり校長「なるほど…」
とーやま委員「ベーグル先生の言葉、説得力がすごいよ」
こもり校長「そうですね。やっぱりなんか“夢を叶えたい!”とか“ここの高校・大学に行きたい!”みたいな想いって、つのるものじゃないですか。そのためにこの1年とか2年とかかけて来てるから、“ここで落ちちゃうと!”みたいなせっぱ詰まる状況にはなるけど。冷静になれば見えてくるものもいっぱいある、っていうことですね」
ベーグル「はい、そうです。やっぱり1歩下がって自分を見るっていうのはすごく大事だなって思いました」
こもり校長「確かに!
最後に、そんなベーグルさんから、改めて、受験生に一言もらえますか?」
ベーグル「はい。今言ったように、時には開き直って臨むっていうことも大事なので、ぜひ無理をせずリラックスして、会場に向かって欲しいなって思います!」
とーやま委員「頼もしい! しかも乗り越えて、乗り越えて、乗り越えた、ベーグル先生の言葉だからね! 圧倒的、説得力が違う!」
こもり校長「一筋縄じゃないですからね! 僕が後で、ベーグルさんの代わりに今言って頂いたことをカロリーメイトに書いて、応援部の放送後記にアップしたいと思います!」
ベーグル「はい! ぜひお願いします!」
ということで、こもり校長が代筆したRN ベーグルのメッセージはこちら!
『志望校への想いを捨てて!!』
こもり校長「本当に、今これを聴いて、気付かないうちに力んでる子とか、“もしかしたら、今自分は力んでるのかもしれない”って気付きになった生徒、いっぱいいると思います」
ベーグル「いっぱい受験生を見てきたので、応援する気持ちがいっぱいあります!」
とーやま委員「ベーグル先生も、引き続き、生徒のみんなといろいろ大変なことがいっぱいあると思いますけども、楽しんで毎日過ごしてほしいなと思います! お体にもお気をつけて!」
ベーグル「はい、ありがとうございます!」
こもり校長「今日は受験生のために、ありがとうございました!」
ベーグル「とんでもないです! みなさん頑張ってください!」
♪ border line / Chilli Beans.
こもり校長「Chilli Beans.先生の『border line』っていう楽曲で、“堂々巡る頭の中 見えない境界線に 試されるEveryday”っていう歌詞があるんだけど。今の受験生の君たちは、間違いなく見えない境界線というものを試されてて。たぶんせっぱ詰まってる生徒もいれば、“ここを乗り越えるぞ”ってすごく気合いの入ってる生徒もいるだろうし。色んな想いがあると思うんだけど。
でも、きっと君がここのボーダーラインに立つ前にも、見えない境界線をいくつも越えて来て、今日があるわけだから。君が歩んできた道を、君がやってきた努力を、信じて、その境界線を越えてほしいなって改めて思うね」
とーやま委員「そうね。今のこのベーグル先生のお話を聞いた流れでのこの曲は、この曲自体の音像も熱くなり過ぎず、でも温度も低くなり過ぎず、すごく平熱でいられる曲だな、とかも思って。ベーグル先生も恐らくそういうことを言ってくれたはずなんだよね。その方がきっと自分の力を出せるから、試験当日の休み時間とかに、頭の中でこの曲を(聴いて)“あ、この感じ”って自分の調子を安定させて挑んでほしいなってことも、改めて思いました」
引き続き、“応援してほしい”という受験生は、応援部の特設サイトにあるメッセージフォームから、受験にまつわる“宣言”、『宣言メイト』を送ってほしい!
送ってくれた受験生の中から、毎週5人の生徒に、“SCHOOL OF LOCK! 特製スペシャルBOX”に入ったカロリーメイトと、顧問の“音声メッセージ付きチェキ”を差し入れします!
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!とカロリーメイトは、君が春を迎えるその瞬間まで、全力で応援を続けます!」
聴取期限 2023年2月24日(金)PM 10:00 まで