若井「今日は2月6日ですけれども」
山中「はい!」
若井「どういうことですか!」
山中「どういうことですか!?それこっちのセリフなんですけど…(笑)」
若井「あはははは〜」
山中「え、どういうことですか?」
若井「2月6日ですよ!前日の2月5日と言えば…?」
山中「お!」
若井「ちょっと書き込み届いてるんで読みますね」
山中「はい!」
あやか先生 HAPPYBIRTHDAY!!!
あやか先生お誕生日おめでとうございます!!!24歳には見えないくらいかわいくてカッコよくて私の憧れの女性です!
24歳の抱負や頑張りたいことなどあればぜひ聞きたいです!!!!!!
あやか先生にとって素敵な1年になりますように!♡
山口県/14歳/女の子
山中「ありがとう〜〜〜!」
若井「前日の2月5日は、ドラム綾華先生の誕生日でしたー!!おめでとうございますー!!」
山中「ありがとうございます!!本当にありがとう」
若井「おめでとう!」
山中「そうなんですよ、去年も逆電いただいたりしてね、ものすごくお祝いしていただいてるんですよー!本当に嬉しくて!」
若井「毎年ねー」
山中「そうなのーありがとうございますー」
若井「さぁそして、今僕達のやりとりを聴いていて違和感を感じている生徒もいると思いますけど」
山中「確かにー。いつも聴こえてくるはずの声がいないんじゃないの…みたいなね」
若井「そうですよ、あの声がいないかもしれないね」
山中「そうなんですよ。普段のミセスLOCKS!なら“大森先生”とメンバーの誰か、で順番に授業をしているんですけど、今日はその大森先生がお休みなんです」
若井「なんと…!そうなんですこの間の出張授業、全国高校サッカー選手権の決勝戦で僕達がスタジアムで演奏を披露した時に大森先生が話してましたけど、実はちょっと前に虫垂炎になっちゃったんだよね。で、つい最近その虫垂炎の手術をして今は療養中ということで…なので、大森先生はミセスLOCKS!もちょっとだけお休みします!」
山中「ね!だからその間とか、まあ今日とかもね、この2人で授業して行きたいと思います!」
若井「ちょっと珍しい…授業では初めての組み合わせだよね」
山中「そうだねー」
若井「ちょっと緊張しますけど。それでは今日も早速授業を始めます!黒板を書きます!」
山中「お!若井先生が」
若井「じゃあちょっと、24歳の抱負を」
山中「あ、抱負ですか?なんかね、今までこう…「女の子らしい」っていうのを目指してたんですけど、今年からは「かっこいい人」になりたいなと思ってるんですよぉ。…めちゃめちゃ集中して書くじゃん?ねえ聞いてる?」
若井「…聞いてる聞いてる」
山中「あーよかった。ということでこの1年は「かっこいい」って言われまくる年にしたいでーーす!」
若井「はーーい!じゃあ黒板書き終わったので、言いまーーす!せーの!」
(黒板の文字)
『みんなのいま』
若井「生徒のみなさんこんばんは!“いま”を学ぶ超現代史の講師…!」
2人「Mrs. GREEN APPLEです!」
若井「ギターの若井滉斗です!」
山中「ドラムの山中綾華です!」
若井「今夜は超現代史の授業!ミセス掲示板に届いた生徒のみんなのいま書き込みを元に実際に話を聞いていきます!」
4月から実家を出て1000キロ離れた所で社会人として働く高校3年です!
働き始めたら辛いこと苦しいこと悲しい事とかいっぱいあるかもしれないけど、
ミセスさんの歌やラジオそして、ライブに行ったりDVDを見たりして
元気出して頑張ります!
まだ一回もライブに行ったことないので早く行きたいです!
長崎県/18歳/女の子
若井「そかー社会人になる子だー」
山中「そっか高校出てから社会人…!」
若井「そうね」
山中「いやーすごく大変な決断だと思うんですよ」
若井「うん。色々話聞きたいですね。早速電話かけてみましょうか…!もしもし!!」
アサガオ「もしもし!」
若井「Mrs. GREEN APPLE、ギターの若井滉斗です!」
山中「ドラムの山中綾華です!」
アサガオ「18歳の「アサガオひらり」です!」
若井「書き込みありがとうございますー」
山中「ありがとう!」
若井「今高3ってことだよね?」
アサガオ「はいそうです」
若井「で今社会人になるってことで、どういう仕事をするんですか?」
アサガオ「工場に行って、製造業をしたいと思ってます。車を作る」
2人「あ、車!」
若井「車なんだ!元々なんか、卒業したら車作りたいっていうのは決めてたの?」
アサガオ「いや、元々は車かパン工場で働きたいと思ってて」
山中「うんうん」
若井「製造するのをやりたいなって思ってたんだ?」
アサガオ「はい」
若井「で、春から1000キロ離れた所で働くって…結構離れてるけど、どこらへんにいくんだろう??」
アサガオ「愛知県です!」
若井「愛知県!!愛知県の車の…製造工場といえば…めちゃめちゃ大手のとこじゃないですか?」
山中「はい…もしかして?」
アサガオ「はい」
2人「すごい…!!」
若井「うん。ちなみに、地元はいつ頃出るんだろう?」
アサガオ「3月26日です!」
若井「あ、もうすぐだ!」
山中「すぐだね…」
アサガオ「はい」
若井「卒業してもうすぐなんだね。楽しみ?」
アサガオ「楽しみです!」
2人「よかった」
若井「実際すごく不安な気持ちもあると思うけど、楽しみって言えるのはね。すごいイイことだと思います」
山中「来ててこっちも心強いね」
アサガオ「ふふ」
若井「進路決まってるってことは、結構時間もあるってことだよね?その間何かしてることとかあるの?」
アサガオ「自動車学校に行ってます…!」
若井「教習所か!自動車教習所に行ってるんだ!」
山中「なるほどね!」
若井「どの段階?今」
アサガオ「第一段階の後半です!」
山中「お!ってことは…?」
若井「あじゃあもうすぐ仮免か」
アサガオ「はい!」
若井「仮免か!まあ仮免ということでね、僕…ちょっと、問題を用意して来たんで、仮免の」
山中「え、急にほんと?(笑)」
若井「ちょっと答えてもらっていいですか?綾鼻先生も一緒に」
山中「ほんとに…??」
若井「綾華先生も実は、今免許取ってるんだよね?」
山中「そうなんですよ!今取ってる途中なんですけど…えっと、仮免は一応撮ったんですよ」
若井「そうだよね」
アサガオ「はい」
山中「取ったんですよ。取ったんですけど、えっとですね、うーんと4ヶ月前が最後かなー行ったの…」
若井「かなり行ってないよね!!」
山中「そうーなのー!」
アサガオ「(笑)」
若井「ちょっとこれ、ほんとに勝負だから。負けられないからね?」
山中「勝負なの?」
若井「勝負だからこれ。問題用意して来たんで。これね…僕もちょっと怪しい。僕も免許持ってるんですけど、ちょっと怪しい感じ、難しいですけど」
山中「大丈夫ですかこれは」
若井「じゃあ、仮免練習、しときましょうか…!」
山中・アサガオ「はい!」
若井「ということで」
「第一回 仮免クイズーーー!!!」
イェーイ!!
若井「仮免の試験が近い生徒に、急に出題される仮免クイズ!実際の試験に出て来そうな学科の問題を今から出題します!正解が分かったらマルバツで答えをください!じゃあクイズは今から3問!それでは第1問目!!」
1:普通自動車の一般道での法定速度は時速50キロメートルである。
若井「これ2択ね。教習所の問題って2択でマルかバツかで出ますからね」
山中「そうだね!」
若井「分かった?」
山中「これは分かったぞ!」
若井「分かった?」
アサガオ「はい!」
若井「あ、ほんとに分かった?じゃあせーので綾華先生と答えてもらおうかな。せーの!!」
山中「バツ!」
アサガオ「バツ!」
ピンポーン!
山中「やったー!!!」
若井「え、ちなみに、何キロか分かる?」
アサガオ「60キロです」
若井「おー!すごっ!」
山中「完璧だ」
若井「ほんとに勉強してる人なんだっていうのが今わかった(笑)ごめんね」
山中「ごめんねて〜」
若井「すごいね!俺ね、やっぱりもう一回勉強します。じゃあ続いて!」
2:停車している車の横を通るのは、追い抜きである。
山中「これひっかけだよねー」
若井「わかった?」
アサガオ「分かりました」
山中「それって車線をはみ出していくわけ??」
若井「うーーんそこまでは書いてない」
山中「あーそういうのは書いてない!えー待ってそういうのは書いてないってことは…」
若井「ちょっと待って、綾華先生が悩んでんじゃん」
山中「ごめんごめんちょっと待って待って…」
若井「仮免取ったんでしょ?
山中「取ったよ取ったよ!」
若井「頼むよ!」
山中「…オケ!!」
若井「アサガオひらりもオケ?」
アサガオ「大丈夫です」
若井「よし。じゃあせーので答えください。せーの!」
山中「バツ!」
アサガオ「バツ!」
ピンポーン!
山中「やったーーー!!」
若井「えーーー?なんかもうちょっとなー接戦するかと思ったけどやっぱなー偉いね。ちなみに、バツな理由は分かりますか?」
アサガオ「止まっているから」
若井「お!停車している車の横を通るのは、追い抜きにあたりません!!」
山中「すごい」
若井「偉い」
アサガオ「ふふ」
若井「じゃあラスト!難問かも」
3:ブレーキが効き始めてから車が停止するまでの距離を、空走距離と言う。
山中「効き始めてから、止まるまで?」
若井「停止するまでの距離」
山中「停止するまでの距離ね!これは分かったぞ…!!これ私わかるよ」
若井「ほんとに?これ難しなー…アサガオひらりは分かりましたか?」
アサガオ「多分大丈夫です」
若井「お、多分!ちょっと自信ないね」
アサガオ「はい」
山中「バツ!」
アサガオ「バツ!」
ピンポーン!
若井「ピンポーン!!!なんと全問バツっていうね、ほんとズルいよねー!」
山中「ほんとだねー!!これズルいわー!」
アサガオ「(笑)」
若井「バツということで、これバツの理由は何でしょうか!」
アサガオ「空走距離じゃなくて制動距離」
若井「うわ合ってる!!これもうね、もう安心して運転を任せられます」
山中「うん。ちなみに空走距離ってブレーキが効き始めるまでの距離だよね?」
若井「すごい…!!」
山中「覚えてるよ!勉強したばっかだよ?」
若井「覚えてるんだね。僕ね、忘れちゃってました」
山中「ほんとに?ちょっと勉強してください先生」
若井「うん。全問正解ということで、しかも綾華先生も!」
山中「やった。大丈夫でした」
若井「自信つきましたか?今ので」
アサガオ「はい」
若井「あーよかったよかった!まあ教習所も頑張りつつね、卒業してからのお仕事も頑張ってください!話聞かせてくれてありがとう!免許頑張ってねー!」
山中「頑張ってねー!」
アサガオ「はい!ありがとうございます!」
M FACTORY / Mrs. GREEN APPLE
山中「さぁそしてここで!生徒のみんなから“今”をテーマにフレーズを集めてひとつの曲を作るSongWriting プロジェクトからビッグなお知らせがあります!すでに告知で出ているので、どんなお知らせなのかもしかしたら勘付いている生徒もいるかも知れないですけど…」
若井「なんだろう?ビッグ…!?まあ、SongWriting プロジェクトでは、今、大森先生がみんなのフレーズを預かって曲作りの段階に入っているんですけど、その曲が完成したら…!僕達が出張授業でプロジェクト用に手に入れた、このギターを…!このギターを…!!」
生徒1名にプレゼントします!!
山中「ワーーーーイ!!!」
若井「ジャラーン〜!!」
山中「実際に使ったギターをプレゼント…!!」
若井「と言いつつまだ曲が出来ていないので、もうしばらくプレゼントはお預けです!曲が出来たら改めて、曲のお披露目と共にギタープレゼントの詳細についても発表します!さあそろそろ授業終了になりました!最後のアドレス読みを…24歳の綾華先生!お願いします」
山中「ミセスLOCKS!では、生徒みんなからの“今聞いてほしい相談”“今緊急で困ってること”“今私たちにどうしても言いたいこと”など!“いま”に関するメッセージを何でも自由に受け付けています!メール、掲示板、番組ウェブサイトへは、全てこのアドレスから……!www.tfm.co.jp/lockロックのスぺルは、エル・オー・シーケー!鍵のロックです!」
若井「いや素晴らしい!」
山中「イエーイ!うまく言えた!」
若井「24歳っぽかったねー」
山中「でしょー!」
若井「ちょっと今テキトーに言いましたけど」
山中「ねーひどい」
若井「ということで僕たちとはまた来週!この教室でお会いしましょう!超現代史の講師!若井滉斗と!」
山中「山中綾華でした!」
2人「以上、Mrs. GREEN APPLEでした!」
若井「ちなみに来週、嬉しいお知らせありまーーーーす!!」