7組目は…東京都 男女5ピースバンド…【 ステレオガール】
自己紹介もそこそこに、1曲目はエントリー曲「GIMME A RADIO」。
シンプルで力強いドラム、歪みまくったベース、2本の轟音ギター。
楽器隊4人によって繰り出されるオルタナティブ直系サウンドに、
ボーカルの力の抜けたうつくしいメロディーが乗って、唯一無二のステレオガールサウンドが繰り広げられる。
2曲目は「peppermint」。
物騒なタイトルとは裏腹に、ミドルテンポな歌で会場を聴かせる。
「最後の曲。若いあなたと私の美しいうた。」
そう言ってはじまった曲「ぼくらはわかくてうつくしい」。
気づくとそこは10代だけのお祭り状態。大人の僕が入り込む余地はもちろんない。完全に会場の生徒たちを味方に付け爆発していた。
ステレオガールは準グランプリを受賞。
表彰式でも、いつもと変わらずおどける彼女たち。
グランプリまで一歩及ばず。本当は悔しかったはず。
普段はおどけてても、音楽は本気でやっているから。
自分たちなりの大人への中指の立て方を教えてくれたステレオガール。
生徒たちよ。大人は無視してステレオガールについていけ。
準グランプリおめでとう!!!
M1 GIMME A RADIO
M2 peppermint
M3 ぼくらはわかくてうつくしい
Photo by TAKAHIRO HIGUCHI