5組目は…静岡県 ソロアーティスト…【 諭吉佳作/men】
ファイナリスト唯一のソロアーティスト!!
しかも最年少!!! 15歳の中学3年生だ!!!!!
そんな15歳の少女がたった一人で挑むバカでかいステージ。
1曲目は「水槽のガラスだけだよ」。
トラックの中で複雑に踊る音たちのように、不規則なステップを踏みながら歌い上げる。
「静岡県から来ました諭吉佳作/menです。」
2曲目は「別室で繭を割った」。
よく考えたら15歳なんだよな…と年齢を忘れさせる堂々としたパフォーマンス。
最年少のはずなのに、最年長くらいの色気を感じさせる。
夕焼けのような照明をバックに最後の曲「非常口」がはじまる。
彼女の歌う姿を見ていると、曲という映画の主人公が歌っているように見えてくる。
ライブが終わり、校長・教頭と話しはじめると等身大の15歳の少女に戻る。
特別審査員の蔦谷好位置先生、菅野結以ちゃんにも感想を聞こうと思ったら、逆に2人から質問攻め。笑
そんな感じでどんどん周りを虜にする諭吉佳作/men。
全ライブが終わり、表彰式。
「自分の名前が呼ばれるとは思わなかった。」
諭吉佳作/menは、他人事のようにステージに立っていた。
「審査員特別賞は…諭吉佳作/men!!!」
あまりの衝撃で校長・教頭に話を聞かれても何も返すことができないほど。
あせらなくていい。ゆっくり受け入れてくれたら大丈夫。
諭吉佳作/menが主人公の映画は、まだはじまったばかりだ。
審査員特別賞おめでとう!!!
M1 水槽のガラスだけだよ
M2 別室で繭を割った
M3 非常口
Photo by TAKAHIRO HIGUCHI