2組目は…都内の女子大生3ピースバンド
【TRANS LUCENT LADY】
通称、TLL。
キャッチコピーは『ストーリー性のあるオルタナティブポップ』。
「TRANS LUCENT LADYはじめます。」
1曲目はエントリー曲「マドンナ墜落事件」。
1音目でここまで手を挙げて盛り上がっていた会場が一変。
決して静かな曲ではないが、みんな聴き入るようにステージ上に釘付けになっていた。
なんだこの感覚。
歌詞の中の引っかかる言葉たちが、この世界から逃がしてくれない。
続けて2曲目「蜜」。
ディレイが効いたイントロのギターと、青く伸びる照明がさらに深い深いTRANS LUCENT LADYの世界を作る。
会場のみんなはその世界に身を預ける。
身体が勝手に揺れちゃったのは僕だけじゃないはず。
“とにかく曲を聴いてくれ”と言わんばかりに、最後までほとんどMCをすることなく最後の曲「アマノガワ」。
都内の女子大生3人組。と聞くとキラキラしてるイメージだが、
TRANS LUCENT LADYはギラギラしていた。
余計な言葉はいらない。歌のみで全てをぶつけてくれた。
M1 マドンナ墜落事件
M2 蜜
M3 アマノガワ
Photo by NORITO OHAZAMA