

『 レペゼン 』
あしざわ教頭「これは…新しい車の車種か何かですか?」
とーやま校長「何言ってんだ教頭!! これは、ヒップホップ用語だよ!」
あしざわ教頭「ドライ部で乗った新車の名前かなと思ったんですよ。いつも校長から新しい言葉を聞く時はたいていドライ部発信じゃないですか」
とーやま校長「情報の”発信”と車の”発進”を掛けたってこと?」
あしざわ教頭「…………あっ」
とーやま校長「ディス・イズ・ドライ~~~~部!!!
アウトレットもお手の物。ドライ部の話は来週の月曜日にするからな!」
あしざわ教頭「レペゼンドライ部!!(笑)」

とーやま校長「いいね、教頭! 『レペゼン』の使い方、合ってるじゃん!」
あしざわ教頭「ありがとうございます!
レペゼンドライ部!! レペゼン料理部!! レペゼンフテネコ!! ゼンレペレペゼン!!!」
とーやま校長「告知を絡めた例題ありがとー。(棒読み)
そう、『レペゼン』とは、ヒップホップ用語で”〇〇を代表して”という意味の言葉!
元々は『represent(レプリゼント)』という英単語なんだけど、それを略して、ラッパーが”地元を代表してきたぜ!”みたいな意味で、
『レペゼン〇〇!』という風に使っているんだよね!」

あしざわ教頭「レペゼン教頭! レペゼンあしざわ レペゼンムネト! ゼンレペレペゼン!」
とーやま校長「ということで、今週のDTラップクルーへの宿題は…」
「地元をレペゼンしたフリースタイルをしろ!」
とーやま校長「クルーの4人は、茨城、愛媛、静岡、高知とみんなバラバラで、宿題を楽しみにしてたんだけど、1人、悪い奴がいるんだよなぁ…。みんなにも確認してもらいたいな!」
いつものようにSCHOOL OF LOCK!のオフィシャルTwitterに
宿題動画をアップしたのでチェックしてみて欲しい!
あしざわ教頭「レペゼン起立! いくぜ!!」

あしざわ教頭「……礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭「叫べーーーーーーーーーーーーー!!!!」
今夜の授業の様子は、校内放送ラッパーズの放送後記をチェック!
とーやま校長「あしざわくん! 今日は何月何日か分かる!?」
あしざわ教頭「今日は11月30日ですけど…。急にどうしたんですか?」
とーやま校長「という事は、明日からはもう12月でしょ?
という事は、今年あと1ヵ月で終わっちゃうってことでしょ?」
あしざわ教頭「そうですね」
とーやま校長「という事は、あしざわくん! 目標でしょうが!」
あしざわ教頭「目標?」
とーやま校長「そう、今年の目標! 生徒のみんなが今年の初めに立てた自分の目標!
今年の1月に学校掲示板に書き込んでくれた目標は達成できたのか? ってことよ」
あしざわ教頭「確かにそうですね! みんなどうなったんですかね?」
兵庫県 18歳 男の子 RN 咲稀の2018年1月2日の書き込み!
■ プロスティー、ノイヤー
今年はインターハイを狙える最後の年なので、いじめに屈せず気持ちを保ち力を上げてチャンスを掴み取りに行きます!!
もう何事にも負けたくないので、特に自分にも。
しっかりと体調に気をつけて生活しようと思いました。
校長、教頭今年も授業を楽しみにしています!!
2018年よろしくお願いします!!
男性/18歳/兵庫県
2018-01-02 01:46
咲稀 兵庫県 18歳 男性
とーやま校長「こんばんは! 今、1月2日の書き込みを読ませてもらったんだけど、書き込んだこと覚えてる?」
咲稀「覚えてなかったです」
あしざわ教頭「正直だなあ(笑)」
とーやま校長「となると、目標が達成できているかどうかが気になるところだけど…。
まず、インターハイが狙える最後の年だったわけでしょ? なんの競技をしていたの?」
咲稀「自転車競技です!」
RN 咲稀は、自転車競技部に所属しており、
公道を走るロードレースとか、競輪場を走るトラック競技とかをやっていたのだそう。
とーやま校長「将来は競輪選手になりたいの?」
咲稀「なりたいです!」
とーやま校長「太ももはパンパンってこと?」
咲稀「まだそのレベルには達してないですね」
あしざわ教頭「でも、すごいんでしょうね」
中学1年生から自転車を始めたRN 咲稀。高校に入ってから競技を始めたのだとか。
とーやま校長「めちゃめちゃ練習ハードじゃない?」
咲稀「そうですね。自分との戦いでもあるので」
あしざわ教頭「すごい! 見たことないんだよな~」

とーやま校長「俺も何度かしか見たことないけど、最後はもう気力で走っている感じだもん。
で、咲稀はいじめられているってことだけど……それはどういうことがきっかけ?」
咲稀「高校1年生、2年生のときに部活内で同級生といざこざがあったりして、
今に至るまで無視されたりとか、暴言を吐かれたりとかしてます」
とーやま校長「それは、部活の中で咲稀だけ無視されているの?」
咲稀「他にもいじめられていた子はいたんですけど、やっぱりメンタルをやられて辞めていったりしたので、今残っているのは自分一人だけで、他はみんな敵みたいな感じです」
とーやま校長「ネチネチしてる奴らだな! そういう奴らは確実にモテないから!」

咲稀「はい(笑)」
とーやま校長「それじゃあ、1月2日の書き込みから11ヶ月くらい経つけど、目標はどうなったか聞かせてくれ!」
咲稀「インターハイは行けなかったんですけど、近畿大会に競輪で出たんですけど予選で落ちてしまって、
敗者復活戦でもあと一歩のところで落ちてしまって、すごく悔しかったです…」
とーやま校長「自信はあったのか?」
咲稀「正直言うと無かったんですけど、夢を掴むための怪談として、やるしかないかなとは思っていました!」
とーやま校長「負けて、どんなことを思った?」
咲稀「自分の力不足であり、下の学年の子達にも負けてしまったので、すごい悔しかったです。今まで何してきたんやろなぁ…って思いました」
部活内のいじめは現在も続いており、
1、2年生の時はメンタルが壊れてしまって学校や部活を何回も休んでしまったりすることもあったというRN 咲稀。
しかし、3年生になって行きたい大学も決まり、そこに向けてなんとか頑張ろうと決意したのだそう!
咲稀「3年生になってからは欠席は1回くらいで頑張れてます!」
とーやま校長「インターハイの結果は自分の思うようにはいかなかったかもしれないけど、
『いじめに屈せず、気持ちを保つ』という目標は達成できてるね!」

咲稀「そうですね!」
とーやま校長「しかも、新たな景色が見えているわけだから。これよくやったよ!」
咲稀「ありがとうございます!」
とーやま校長「行きたい大学はどんな大学なの?」
咲稀「今年できたばかりの大学で、自転車競技が出来る学校なんです。
機材も貸してくれたり、自然が豊かで走りやすい場所やって聞いたので、そこで上の段階を目指して頑張ろうって思ってます!」
とーやま校長「イイね!」

あしざわ教頭「次に向かっているんだね!」
とーやま校長「今後はどういうことを目標に掲げていきたい?」
咲稀「とりあえず、全国大会に出場できる制限タイムを切るっていうのが第1段階で、
第2段階は全国大会で結果を出す。で、第3段階では、競輪学校を目指せるのなら目指したいって思っています!」
とーやま校長「本日、2018年の11月30日に咲稀の新たな目標を聞いたので、
この目標がちゃんとクリア出来ているのかどうかっていうのを確認させてもらいたい!」
咲稀「はい!」
とーやま校長「ここからだよ。咲稀がこれからもっともっと速くなっていくのを俺はすごく楽しみにしてる! それを見守らせてくれ!」
咲稀「頑張ります!!!」
とーやま校長「じゃあ、最後は一緒に挨拶しよう!」
あしざわ教頭「起立! 礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭・咲稀「また来週~~~~!!!!」

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【逆電リスナー】
咲稀 兵庫県 18歳 男性
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