LiSA先生が生徒の声をLiSTEN!〜LL逆電〜

SCHOOL OF LOCK!


LiSA「授業3日目の今夜ですが、まずは黒板を書きたいと思います!」


(コーン)


LiSA「あ、マイクに当たった(笑)まだ3日目なんで許してください(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


『LL逆電』


SCHOOL OF LOCK!


LiSA「今夜は「LiSA」が生徒の声を「LiSTEN」する逆電=「LL逆電」をお届けします!やったー!ついに電話!?じゃあ早速、書き込みを紹介したいと思います!」



僕は小説家になるという夢を持っています。
中3の時に1度、賞も授賞していて、今でも時々応募してはいるものの、正直なところ、まだ少し迷っています。
今は受験生なので、小説家一本で行くかどうかは、大学に入ってから決めようと思っていますが、その決断はいつまでに、何を基準にすべきなのか分かりません。
LiSA先生は、いつ歌手になることを決断しましたか?
そのきっかけも教えてほしいです。
モズpillow
岩手県/17/男の子




LiSA「大学に入ってから、ちゃんと色んなこと決めようとしていてすごい。ちゃんとしてる!電話して、直接お話しを聞いてみましょう!」


TEL〜

LiSA「もしもーし!」

モズpillow「もしもし!」

LiSA「わぁ〜!!第一号だよ!」

モズpillow「わ、ありがとうございます!」

LiSA「小説家になるためにお勉強しているとのことですけど、どんな小説を書いてるの?」

モズpillow「今は短編小説を書いてるんですけど」

LiSA「短編小説…へえ〜。ジャンルは?」

モズpillow「ジャンルは結構バラバラで、応募してみたい賞に合わせて書いてます」

LiSA「すごいね!じゃあ色んなジャンルのお話を書けるってことだ」

モズpillow「頑張ってます!」

SCHOOL OF LOCK!


LiSA「どうして小説家になりたいと思ったの?」

モズpillow「小学2年生くらいの頃なんですけど、江戸川乱歩さんの小説を読んでて、自分も書いてみたいなと思って書き始めたのが最初のきっかけです」

LiSA「憧れの人を見つけて、夢を見つけたんだ!そして今は、それをお仕事にするか迷ってる。夢は誰かに話したことある?」

モズpillow「友達とか。家族も一応話しているんですけど、本気で目指しているという感じでは話していないですね」

LiSA「友達も本気だと思ってないってことだ」

モズpillow「1人だけ、本気で小説家を目指しているってことを話している友達がいて」

LiSA「へえ〜!話せる人がいるってことはすごくいいね!」

モズpillow「はい!」

LiSA「その小説は誰かに読んでもらったことある?」

モズpillow「最近のはまだ読んでもらってないです」

LiSA「最近、どんなの書いてるの??」

モズpillow「ショートショートなんですけど、すごい短い小説なんです」

LiSA「あらすじ教えて!(笑)」

モズpillow「あらすじですか!?主人公が部屋に帰ってくると、虫がいるんですよ。その虫がうるさいなと思って、潰しちゃうんですよ。で、朝、目が覚めたら………みたいな。そっから先はオチになっちゃうんで言えないんですけど」

LiSA「一番大事!!」

モズpillow「(笑)」

LiSA「何にも分かんないよ〜!そこから何が起こるの、気になるよ〜!(笑)」

モズpillow「話が短いので(笑)」

LiSA「送って!今度、私に見せてください!」

モズpillow「はい!」

SCHOOL OF LOCK!


LiSA「でもそれって書いてるの楽しいってことだよね?」

モズpillow「はい、書くのはすごく楽しいです」

LiSA「そっかあ、だったら絶対に続けた方がいいよ!今、決めなきゃいけないこともたくさんあると思うけど、私は、[モズpillow]さんみたいに、自分の夢を夢だって言えませんでした。お友達とかにも、自分が歌手になりたいって言えなかったの。」

モズpillow「ほお〜」

LiSA「私は岐阜県出身なんですけど、岐阜県で歌手に身近になっている人がいなくて。[RN モズpillow]さんの近くには小説家になっている人いる?」

モズpillow「身近にですか?身近にはいないです」

LiSA「そっか(笑)でもやっぱり、近くに歌手になるという夢を叶えている人がいなかったので、私はそれを夢だと言っていいものか、本当にあるものだって思わなかったんですよ」

モズpillow「はあ〜なるほど」

LiSA「だから口にできなかったんですけど、でもそれを今、[モズpillow]さんは口にして、信じてもらえないかもしれないけど親にもお話しして、すごいなって思います。だからもう、声に出している今はイケイケだよ!」

モズpillow「イケイケですか?(笑)」

LiSA「うん!だからぜひそのまま突き進んでほしいなと思います!」

モズpillow「はい!」

LiSA「あ、はい!…ごめんね、初めてなの、私(笑)」

モズpillow「あ、僕も初めてなんです(笑)」

LiSA「そうだよね、緊張するよね〜(笑)そう、それできっかけ!私は自分で東京に出て勝負するぞって思った年齢が、もう二十歳を超えていて。オーディションを受けようと思ったんですけど、オーディションってだいたい二十歳までなの。」

モズpillow「そうなんですか?」

LiSA「そう。だから期限を過ぎていて、ほとんど受けさせてもらえるオーディションが無かったので、受けられるオーディションも今しかないと思って、全部全部受けました。その時に見つけてもらったのが、『Angel Beats!』というオーディションでした。だから自分のCDが出ると思わなかったし、それが本当に叶う夢だと思わなかったけど、やっぱりそうやって踏み出し続けて、たくさん挑戦し続けたら、その先に何かあるかもしれない。だから自分の心がまだやりたいって言ってるうちは、挑戦し続けてほしいなと思います!」

モズpillow「おぉ〜。ありがとうございます!」

LiSA「はい!そしてまた、その虫が潰された続きを私にも教えてください!」

モズpillow「ぜひ!ありがとうございました!」

LiSA「頑張ってね〜!」

モズpillow「LiSA先生も応援してます!」

LiSA「ありがとう!またね、ばいちっ!」

モズpillow「ばいちっ(照)」

〜TEL


M Mr.Launcher / LiSA


SCHOOL OF LOCK!


LiSA「めちゃ緊張した〜っ!!なんですけど、何回も挑戦し続ける、自分の気持ちに素直になり続ける[モズpillow]さんには、“何回も何回も立ち上がれ、神様が呆れるまで”っていう曲をプレゼントしたかったので、『Mr.Launcher』という曲を選ばせてもらいました!私が「初めてです」って言って、[モズpillow]さんも「初めてです」って言ってくれてたんですけど、今度はちゃんとリードできるように頑張るからねっ!」

LiSA「LL逆電」は来月もお届けしますので、ぜひ生徒の皆さんは、“LL逆電希望”メッセージを書き込んでください!今日の授業はここまで!LL教室の講師、LiSAでした!今日もいい日だっ!ばいちっ!

SCHOOL OF LOCK!

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