LiSA「今月最後の授業となりました、ということは12月ですし、2017年最後の授業ですね!4月から始まったLL教室ですけど、あっという間でしたね。もう半年以上やってるんですね。ありがとうございます!」
LiSA「毎回、放送の時に、LL教室楽しみにしてるよっていうメッセージ頂いたりとか、終わった後に掲示板を見るのが楽しみで、みんなが聴いてくれてるんだな、楽しんでくれてるんだなって思うとすごく嬉しいですね。日常生活の中でも、今度これLL教室で話そうかなとか思ったりして、自分の中でもすごく大切な場所になってます。来年もよろしくお願いします!」
LiSA「ということで、2017年を締める最後の授業をお届けします!では黒板を書きます!」
『LL逆電』
LiSA「LiSAが生徒の声をListen!する授業「LL逆電」!今夜は、[LiSA 掲示板]に書き込まれたメッセージの中から、気になる生徒の声をListen!していきたいと思います!まずは書き込みを紹介します!」
聞いてほしいです!
今年専門学校へ入学したのですが、よく勉強してる時、
何のために勉強してるか分からなくなって何もかも馬鹿らしく思えてきます…
この心の闇?をLiSA先生助けてください…(震え声)
えいみー@L
男の子/19/北海道
男の子/19/北海道
LiSA「おお、これは…。今年の最後にすごい大変な思いをしているぞ。お話を聞いてみましょう!」
TEL〜
LiSA「もしもし!」
えいみー「もしもし!」
LiSA「こんばんは!書き込みありがとう!」
えいみー「ありがとうございます」
LiSA「すごく悩んでるみたいですけど、大丈夫ですか?」
えいみー「けっこうしんどいですね」
LiSA「そっかあ。でもここで声を聞かせてくれてありがとう」
えいみー「こちらこそありがとうございます」
LiSA「何の専門学校に通っているんですか?」
えいみー「スポーツ医療の専門学校です。整体師とか」
LiSA「なるほどね〜。色々あると思うけど、なんでスポーツ医療なんですか?」
えいみー「中学校からバスケットボールをやっていて、それでけっこう怪我をして、その時にお世話になった整体師さんに憧れたからだと思います」
LiSA「そっかあ。それで勉強してみようと思ったけど、専門学校に行って、勉強してる意味が分からなくなっちゃったのは、専門学校に入ってみたら何か違った?」
えいみー「自分と周りの温度差とか…」
LiSA「みんなは夢があったり、憧れているものが明確なのに、自分はこんなんでいいのかなってこと?」
えいみー「はい。授業受けててもそれになれるのだろうかとか思っちゃって。どんどんマイナスの方に思考がいってしまいます」
LiSA「そっか、そっか。じゃあ今は授業を受けていても楽しくない?」
えいみー「楽しくないですね」
LiSA「最初は楽しかった?」
えいみー「最初はこんなもんかな、みたいな。でも今は完全に苦になってますね」
LiSA「最初は怪我した時に面倒見てくれた整体師さんみたいに、自分もそんな風に怪我した人を助けたいなと思ったんだよね?今はスポーツは何かやってる?」
えいみー「今はできる余裕もあまりないので、離れてますね」
LiSA「そっかあ。そう感じちゃうと離れたくなっちゃうね。学校で熱量持ってるみんなの中にお友達はいる?」
えいみー「いないですね」
LiSA「そっか、だから余計に周りがすごく見えちゃうよね」
えいみー「はい」
LiSA「うんうん。ちなみにスポーツとか、スポーツ医療じゃないことで他に興味があるものはある?」
えいみー「音楽ですね」
LiSA「お、そうなんだ!LiSA先生の音楽は聴いてくれてますか?」
えいみー「めちゃめちゃ聴いてます!」
LiSA「ありがとうございます!じゃあそれで少しは元気もらってくれたりしてるのかな?」
えいみー「最初の方はめちゃくちゃやる気とか出たんですけど、どうしようもないくらいになってしまったので書き込みさせてもらいました」
LiSA「そっかあ、私の曲のパワーが…(笑)」
えいみー「(笑)」
LiSA「めっちゃ悩んでるね。でも音楽に興味があるなら、音楽の仕事やりたい?」
えいみー「就きたいです」
LiSA「やってみたいことが他にあるなら、やってみるのもいいかもよ!」
えいみー「そうですね…」
LiSA「でもあまりできないか」
えいみー「はい」
LiSA「じゃあどうしてもやらなきゃいけない今の現状を、楽しくすることを考えられるといいよね!」
えいみー「そうですね」
LiSA「私は音楽の仕事をしていて、エイミー@Lさんだったりとか、自分の音楽で楽しんでくれている人に出会った時に、自分頑張れるかもしれないなって思うんだよね」
えいみー「はい」
LiSA「もしかしたら、自分が誰かに必要とされた瞬間に、自分の存在意義って生まれるのかなと思っていて、だからもしかしたらそういう機会がどこかに落ちてるかもしれないし、巡ってくるかもしれないと思うんだよね。でもそれって、自分で来い来いと思って来るわけでもないから、それを待ってる間、どれだけ自分が好きでいることを貫いていくこととか、楽しんで過ごしていくことが大事だなと思っていて、私は続けていく中で、好きな理由をいっぱい探そうと思ってます」
えいみー「はい」
LiSA「例えば私は「今日もいい日だ」という言葉を教訓にしているんですけど、どんな今日にだっていいことがあるぞって。いいことを探して、今日も良かったぞって”はなまる”をつけています。なんかそれみたいに、嫌だなって思う学校も、何か一個いいことを見つけられたら、もしかしたらちょっと楽しめるかもしれないよ」
えいみー「はい」
LiSA「今日は学校で何かいいことあった?」
えいみー「いいことは…特になかったですね」
LiSA「そっかあ。でも今日、私と電話してるよ」
えいみー「そうなんですよね!めっちゃいい日ですよ!」
LiSA「やったー(笑)じゃあ今日いいことあったね」
えいみー「はい!」
LiSA「学校頑張ったから、こういう悩みがあって、その悩みをこうやって一緒に話せてるんじゃない?」
えいみー「はい、感謝ですね」
LiSA「毎日毎日、先のことを考えると不安になっちゃうし、周りのことを見ると不安になっちゃうけど、とにかく自分が今生きている場所で、楽しいことを見つけることをぜひ大事にしてほしいなと思います!」
えいみー「はい」
LiSA「そんな中で、もしどうしてもダメだってなったら、またその時に一緒に考えよ」
えいみー「はい、よろしくお願いします」
LiSA「もちろん!いつでも書き込んでください!頑張れそう?」
えいみー「はい、頑張ります!」
LiSA「オッケー!またね!ばいちーっ」
えいみー「ばいちー!」
〜TEL
M Believe in myself / LiSA
LiSA「今は大変かもしれないですけど、いつかそれが全部無駄じゃなかったなって、きっと思えると思うので、とにかく今を楽しむ方法、それが今を一生懸命頑張ることなのか、今楽しいことを見つけることなのか、はたまた新しい勇気を出して新しい一歩に踏み出すことなのか、それはその時にみんなが考えてくれたらいいなって思います。でもやってること何も間違ってないし、何も無駄じゃないので、今をとにかく一生懸命生きてほしいなと思います!」
LiSA「LL逆電では、生徒のみなさんからの書き込みを待っています!どんなことでもいいので、[LiSA 掲示板]に書き込んでください!ということで今月、というか今年!の授業はここまで!校長、教頭、だいぶ早いですが、よいお年を〜!LL教室の講師、LiSAでした!今日もいい日だっ!ばいちっ!」