〈チャイムの音 キンコンカンコーン〉

大夢「早いもので、今夜が最終日ですね。もう少し学校を感じたいですね！……生徒の皆さん、こんにちは〜！髙塚大夢先生です！やっほ〜！笑」

〈生徒の声 がやがや〉

大夢「あら！生徒が騒がしいですね！静かにしなさい！」

〈生徒の声 すっと静かになる〉

大夢「あら静かになった。笑笑 」

大夢「それでは黒板を読み上げたいと思います！」

『仲間』。」




大夢「最終日の今夜は、生徒のみんな全員に共通する仲間との『繋がり』について授業していきたいと思います！」



大夢「生徒の皆さん、こんばんは！短期講習 INI LOCKS! 担当講師の髙塚大夢です！あらためて僕が最終日に伝えたいことは、仲間との繋がりの大切さ、というわけなんですけれども。少し僕が思う『仲間』についてお話していきます。

僕にとって仲間というのは、自分の人生にとってなくてはならない存在ではありますね。やっぱり人って悩むことも多いと思うんですけど、口に出すことが一番ストレス解消というか、誰かに悩みを打ち明けることで結構すっきりすることがあると思うんです。やっぱりそういう意味で、仲間ってのは大切だと思いますね。僕は直近の仲間っていって思い当たるのは、やっぱりINIのメンバーみんななんですけれども。まだ出会って一年経ってないんですよ！笑 もう信じられないんですけどね！もう今や昼夜ずーーっと一緒にいる、大切な仲間ですから。本当に人生なにがあるか分からないですね。

そんなメンバーのみんなとは、昨年行われた「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」っていうオーディション番組で出会った訳なんですけれども。それがあった去年一年間っていうのは、自分にとって楽しいこともあれば辛いこともあれば、人生の中でも一番濃かったなぁ。と本当に思える一年間で、そんな一年間を一緒に過ごせた仲間だからこそ、分かるような事とか、共有できるような想いとかたくさんあって。いま自分は恵まれた環境にいるなと思いますね。

それこそ、去年レコード大賞新人賞を受賞させていただいた時期に、メンバー11人全員でひっそりと語り合った夜があったんですよ。一緒に居るけど、どうでもいい話を全員で話すっていう機会があまりなくて、もう年も明けるし、せっかくだからみんなでわいわい話そうや、みたいな事になって、すごい話したんですけど。それがより絆を深めるいい機会だったなぁって思います。

この一年だけでもメンバーのみんなと会って価値観が変わった部分っていうか、性格もそうだし人間的に強くなったとか、変わったなって部分が本当にいっぱいありますね。なんというか、やっぱり特別な環境だったなと思ってて。普通に生活してたらなんだかんだで、自分と似たような境遇にいる人たちとしか出会わないじゃないですか。まあそんなこともないかもしれないけど。今まで僕の人生を振り返ると、自分と似たような人たちと仲良くなって、一緒に過ごしてきて…みたいな感じだったんですけど。やっぱりオーディションってことだったので、今までの自分の人生だったら絶対に出会うことがなかったような人がいて。だからこそ、思ってもいなかったような考えを聞けたりだとか。

例えば、僕は性格的になんでも神経質になりすぎちゃうっていうか、ちゃんと準備をしないと出来ないっていうか、構えちゃう部分があるんです。それで得した部分もあれば、損した部分もあったりとか多いんですけど。やっぱりメンバーといると、自分とは真逆の『とりあえずやってみる』『とりあえず行動してみる』っていう考え方のメンバーがいたりとか。そういうのって人それぞれ違うけど、でもどっちも間違ってないというか。どっちもあるからこそ、いい結果が導けるみたいな事があるんだな、っていうのをINIで一緒にやってて思ったりしますね。

INIのメンバーみんなと一緒にいてすごい思うのは、年がら年中一緒にいるから、『今はちょっと1人にして…！』みたいなときがあったりするんですけど、でもなんだかんだ今のメンバーからちょっと離れたらどこかでメンバーを大事に思ってる自分がいるっていうか。僕結構ツンデレな部分があるので、メンバーと直接のときはそっけない態度を取ったりってこともあるんですけど、メンバーから離れて別のコミュニティに行ったりした時に『あいつはこういう所があってさ』とか話していて、無意識にメンバーを愛してる自分がいるなって思いますね。……ちょっと…恥ずかしいですね。笑 」

大夢「こんな感じで、僕の『仲間』について話してきたわけなんですけど…これだけ熱くなって話しちゃったんで、せっかくなのでこの気持ちを、この場を借りてメンバーに伝えちゃおうかなって思います！笑 メンバーの中でこういうのは似合わない人間ではあるんですけど……笑」

（スマホを見ながら…）

大夢「誰にしよっかな〜……いやでも、これに関しては誰でも全員に対して伝えたいことではあるので……たぶん今の時間だと、移動中なんですよ。みんないると思うんだよなー…みんなと話したいな。……じゃあリーダーの柾哉くんに電話かけちゃいますね！出ますかね〜。」

〈〜♪電話の発信音〉

大夢「さあ出るか…出なさそう！笑」

〈〜♪電話の発信音〉

大夢「出なさそう！笑」

柾哉「もしもし〜？」

大夢「もしもし！」

柾哉「どうした？」

大夢「INI LOCKS! 担当講師の髙塚大夢です！」

柾哉「は！？」

大夢「笑」

柾哉「どういうこと？？笑」

大夢「いや、今ね、SCHOOL OF LOCK!中なんですよ！」

柾哉「えっ、待って待って！笑」

大夢「聞こえてますよ、リスナーの皆さんに。」

柾哉「こ、こんにちは！笑」

大夢「まず自己紹介をしてください！」

柾哉「あ、INIの木村柾哉です。笑」

大夢「はい、木村柾哉です！生徒のみなさん、これ、INIのリーダーです。笑 この方が。」

柾哉「え、ガチ？？笑」

大夢「みんないる？？」

柾哉「みんないますね！つなぎますか？笑」

大夢「スピーカーにしてもらって！」

メンバー「あっ、よろしくお願いします。笑 なんですか、急に！」

大夢「ちょっとみんなに…」

メンバー「急になんですか！？笑」

大夢「ちょっとちょっと…笑 一旦落ち着いて！落ち着いてね！笑 俺からみんなに話したいことがあるから。ちょっと聞いてもらってもいいですか？」

メンバー「みんな、"聞いて"って！」

メンバー「担当講師の方が…（周りザワザワ）」

大夢「騒がしいなぁ。笑」

メンバー「どうしたんすかー？」

大夢「あのね、みんなに伝えたいんだけど…」

ザワザワ　＼「えっ」「どうしたんすか！」「☆$%」／　ザワザワ

大夢「言わせて！？笑 俺の、言いたいことを、言わせて！？？笑」

メンバー「一回聞こうか」

大夢「あのね、」

ザワザワ　＼「早く言いなー！」「言いな〜」「始めたの自分だからね 笑」／　ザワザワ

大夢「いやー…いつもなんだかんだでみんなにそっけない態度とか取っちゃってるんだけど…いつもありがとう。っていうことを伝えたくて、電話しました。」

メンバー「もしかしていま収録中ですかー？笑」

大夢「おーい。笑 ……ありがとう！！！！！」

メンバー「ほんといつもありがとう！」

大夢「ありがとう！笑、じゃあそれだけです！」

〈〜♪電話終わり〉



大夢「もー、騒がしい。笑 こういうグループなんですよ、INIは。まあ、それがいいんですけどね！笑」





大夢「さあ、4日間お届けしてきたINI LOCKS!ですが、終了のお時間です！最後に生徒のみんなに黒板を書いて授業を終えようと思います。（黒板を書いて…）……」



大夢「『思い切って声に出してみる』！」

大夢「この4日間『繋がり』っていうテーマで授業をやってきたわけなんですけど、すべてを総括して言えるのはこれなんじゃないでしょうか。みんなやっぱり、初めて会った人とか、ケンカしちゃって…とか、声に出しづらい部分があるとは思うんです。でも、少し勇気を振り絞って声に出してみることで、思いがけない『繋がり』ができることが結構あるので、みなさんもぜひ、思ったことは声に出してみたらいいんじゃないでしょうか！そうすることで、いろんな人と新しい繋がりが出来ると思うので、みなさん一緒に頑張りましょう！」

大夢「というわけで、4日間のINI LOCKS!はここまで。生徒のみんなとこうやって授業で繋がり合えて、元生徒としても本当に嬉しかったです。今度は生放送教室にも行かせてください！！！

それではまた、お会いできる日を楽しみにしています！
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