聴取期限 2022年3月15日(火)PM 10:00 まで
〈ドアが開く音 ガラガラ〉
すず「SCHOOL OF LOCK! の女子クラス、声が枯れてまーす、GIRLS LOCKS! 1週目担当、山之内すずです!昨日お伝えした通り、私がこの女子クラスでおしゃべりするのも、今日を入れて3日となりました!生徒のみんなと何をやりたいかなぁ、と考えたんですけど、やっぱりみんなの声を直接ききたい!ということで、今夜はこちらをお届け!
掲示板逆電 THE FINAL!!!(発音良く)」
すず「GIRLS LOCKS!掲示板に書き込んでくれた生徒の中から、気になった生徒に直接電話をしておしゃべりしていきます!」
2021年、人とのコミュニケーションが怖かったのを
乗り越えて、Twitterをはじめました!
自分が描いたイラストを投稿しています。
まだ自信はなく、文面に悩むこともあるけれど、
続けられています。
直接会話するのはまだ怖いですが、
ネットでリプなども返せるようになりました!
栃木県 15歳
すず「大きな一歩ですよ、それは!人って1人じゃ生きていけないからね。そうやってひとつ行動に出れたのは、すごくすごく大きな第一歩だと思います!ではさっそく電話をしていきましょう!もしもし!!!」
蒼音_aoto「もしもし!栃木県 15歳 蒼音_aotoです!」
すず「GIRLS LOCKS! 1週目担当、山之内です!ありがとう〜書き込み!」
蒼音_aoto「こちらこそありがとうございます!」
すず「どんなイラストをふだん描いてるの?」
蒼音_aoto「二次創作が多いです!」
すず「そうなんや!2021年まで、Twitterとかも全くやってなかったん?」
蒼音_aoto「やってないです!」
すず「最初にTTwitterにアップするとき、緊張した?」
蒼音_aoto「めっちゃしました…!」
すず「そうよねぇ〜。リプとかきたりする?」
蒼音_aoto「いまはたまに来るようになりました!」
すず「そうなんや!それでリプとか返せるようにもなったんや。Twitter始めて、こんなことよかったなぁ、みたいなことあった?」
蒼音_aoto「好きなことをやって、それにいいねがついたり、肯定的な反応をもらえるのがすごいうれしかったです。」
すず「いやー、うれしいよなぁ。わかる。ちょっとでも自分のやってることとか好きなことを認めてもらえるって、うれしいよね。」
蒼音_aoto「はい。」
すず「今、学校は?」
蒼音_aoto「中学校3年生です!」
すず「あ、中学校3年生か!もうすぐで高校1年生ってことかな?」
蒼音_aoto「そうです。」
すず「やっぱこわいか。学校も人とのコミュニケーションってなると。」
蒼音_aoto「こわいです…!」
すず「こわいよね。あまり行けてない感じ?」
蒼音_aoto「はい。」
すず「でも、その中でも自分の好きなことがあって頑張れてる、っていうのはめちゃくちゃえらいことやと思うよ。」
蒼音_aoto「ありがとうございます。」
すず「具体的にどんなことがこわかったり辛かったり、って話せたりする?」
蒼音_aoto「なんか、相手と話しているときに、ちょっとした相手の反応とかで”嫌な気持ちにさせちゃったかな”とか思ったりするのが多くて。」
すず「優しい子なんやなぁ。気づく子なんやろね。人の感情を受けやすいと言うか。でもそれが悪いことじゃなくて、やからこそ優しい子なんやろうし。ちょっとずつちょっとずつ慣れていけばいいから。」
蒼音_aoto「はい!」
すず「私も、正直学校に行けてない時期があったのよ。」
蒼音_aoto「そうなんですか?」
すず「高校1年生、2年生か。1年生の最後の方とかも、一応学校にはいけたとしても、すぐ保健室行って。保健室でしゃべって泣いて帰るだけ、みたいな日々もあったし。」
蒼音_aoto「そうなんですね。」
すず「でも、意外と大人にはなれた。笑 正直学校も全然頑張ってなかったし、勉強も頑張れてなかったし、部活とかもしたことないし、友達もそんなに多くなかったし。やけど、私も自分を守るために学校に行かないって選択肢をとってたから。でもいま蒼音_aotoくんが一番大事なのは自分を守ることやと思うから。SNSからでも、ちょっとずつちょっとずつコミュニケーションに慣れていく、っていうのはめちゃくちゃ賢いやり方やと思う!」
蒼音_aoto「ありがとうございます。」
すず「他に何か、これどうしたらいいんやろう?みたいなことある?」
蒼音_aoto「人の目がどうしても気になって、どう見られてるのか不安になるときって、どうしたらいいとかありますか??」
すず「なるほどね〜、気になるよね。でも、そういうことを他の人に相談しても、”いや、誰もあんたのことみてないから〜!”みたいなこと言われるのが大半やと思うんよ。でもそういうことじゃないんよな!」
蒼音_aoto「そうですね。」
すず「自分が、無条件に人の目が怖い時ってあると思うんよな。でも私は、それこそ前髪ちょっと長い方が落ち着くわ、とか、メガネしてた方が落ち着くわ、とか、マスクしてたら落ち着くわ、とか。そう言うの結構あったから。あ、芸能とかやる全然前よ。身バレとかじゃなく、普通に(人の目が)怖いな、って時は、帽子深く被ってメガネしてマスクして、人通りの少ないところ歩いて…ってしてた。物理的に人を避けてた気がする。
あと、人の少ない時間帯に、外に出ることに慣れてみる、とか。そういうことでもちょっと変わるかもしれないね。」
蒼音_aoto「はい、ありがとうございます。やってみます!」
すず「うん!ちょっとずつでも、何か自分に合うものがあればそれがいいと思うから。
あ、私今月で女子クラス卒業するんよ。やから、こうやって掲示板から電話できるのもこれがGIRLS LOCKS!としては最後になっちゃうんやけど…!大丈夫かな、こんなんで。私も、全然上手に話せる子ではないんやけど。」
蒼音_aoto「そんなことないです!」
すず「やさしい〜。ありがとう!こうやって電話も出てくれて。」
蒼音_aoto「いえいえ、こちらこそありがとうございます!」
すず「私も卒業して、これからいろんなことに挑戦することもあると思うんやけど、お互いテキトーに、それなりにやってこう。まじで無理に頑張る必要、絶対ないから。それなりに生きてたら、なんとかなる!今より幸せな未来があるって信じてたらきっとくるから。こんな綺麗事しかいえへんし、こんな綺麗事なんか、って思うこともあると思うけど、一応20歳になって、私はそう感じた。18くらいまでは、人間なんて、って思ってたし、正直誰のことも信じてなかったし。誰がなにを言ってくれても、そんなん綺麗事や、って思ってたけど、自分自身の考え方変えるしかないんかな、って自分の中では解決したから。
蒼音_aotoくんの経験する中でこれからもいろんな出会いがあると思うし、いろんな価値観に触れると思うけど、たくさんいろんな人のことを知って、いろんな景色をみて、蒼音_aotoくんなりの楽な人生を、道を、選んでくれたらすずもうれしいな、って思います!」
蒼音_aoto「はい!ありがとうございます。」
すず「またね!ありがとう!」
蒼音_aoto「はい!」
すず「ばいばーい!さみしい!笑 自分なりに、それなりにやってこうね!ありがとうございました。体にお気をつけて!」
すず「この曲の歌詞が、蒼音_aotoくんにもちょっと通ずる部分があるんじゃないかと思って。私も聴いて、はぁ、ってなるから。いやでも毎回、相談してくれる子とかにも思うけど、まず掲示板に書き込めるっていうのも大きな一歩やし、そこから電話に出てくれるっていうのもすごくすごく大きな出来事やと思うから、私に話してくれて嬉しいなって思うし。自分の悩んでいること、考えていることを文字に起こすっていうのは、自分の中では一番整理するのにいい方法やと思ってる。掲示板に書き込む、まではいけなくても、一旦自分の気持ちや悩みを文章にしてみるっていうのは、いいなと思ってます。
そして私が女子クラスに登校するのもあと二日!でね、最後にお願いがありまして……ここで言ってもいいですかね。あの……ぺえ教頭に、会いたい!!!…いや、もちろん、こもり校長にも会いたいんです。でも、ぺえ教頭に”例の件”を直接あやまりたいんです!そのときには女子クラスでゆっくりお話しできたらな…と思うんですけど……!ぺえ教頭、できれば明日、女子クラスにきていただけませんか…?」
聴取期限 2022年3月15日(火)PM 10:00 まで