聴取期限 2023年2月23日(木)PM 10:00 まで
(教室のドアが開く)
森七菜「生徒のみなさん!スマイル出来てますか?SCHOOL OF LOCK!七組の担任、森七菜です。」
森七菜「今夜の挨拶は、愛知県 20歳 男の子 ラジオネーム:世界のギータさんから頂きました。ありがとうございます。」
森七菜「スマイルできてますか?皆さん。私はどうですかね…。実は、今年が始まって色んなことをやらせてもらってて、ちょっとスマイルを忘れかけていた自分を今思い出して。ちょっともう1回お尻を叩いて、何事も笑顔でありがたく、精進して参りたいと思います。今年もよろしくお願いします。」
森七菜「さて今夜は、こちらの授業をお届けしたいと思います!」
森七菜「『迷える森の七相談室』!」
森七菜「迷いの森に迷い込んだ、悩める生徒の相談に乗っていきます。」
僕には好きな人がいて、その人はいま中国に留学中です。
その人と両想いではあるんですが、付き合ってはおらず。
この関係をあと2年保たないといけません...。
どうしたら気持ちを保てるのか、相談に乗って欲しいです。
Mimimi@0903
17歳 男の子
17歳 男の子
森七菜「それでは電話していきましょう!」
(電話つながって)
森七菜「もしもし、こんばんは!森七菜です!」
Mimimi@0903「こんばんは!ラジオネーム Mimimi@0903です!」
森七菜「ありがとうございます。…大変ですね!」
Mimimi@0903「やっぱ辛いです。」
森七菜「その女の子とは両想い、っていうことは、告白したんですか?」
Mimimi@0903「はい、しました。ただ「好きだけど、遠距離は難しいから」みたいな感じで言われました。」
森七菜「遠いから、離れてるから?」
Mimimi@0903「はい…。」
森七菜「そうなんだ…。どんなタイプの女の子なの?」
Mimimi@0903「すごいアクティブな人で、何事にも頑張り屋さんで、すごい天真爛漫な子です。」
森七菜「そうだよね。だって中国に留学するほど、何かに熱心になってる子なんだもんね?」
Mimimi@0903「はい、そうです。」
森七菜「すごいな〜。その子はさ、いつから留学してるの?」
Mimimi@0903「去年の3月ぐらいからです。」
森七菜「いつまで留学してるの?」
Mimimi@0903「大体、あと2年ぐらいいるって言ってました。」
森七菜「そうなんだ…あと2年なんだ。大変だな〜それは。」
森七菜「その子が中国に行ってから、電話で告白したの?」
Mimimi@0903「あ、そうです。」
森七菜「えー、すごいね!勇気ある行動ですね。」
Mimimi@0903「ありがとうございます(笑)。」
森七菜「そうか〜両想いで「待っててほしい」って言われたんだ。やっぱり彼女が中国でウォーアイニーしちゃわないか心配なんだ(笑)。」
Mimimi@0903「そういうことです(笑)。」
森七菜「そうか〜大変だな。でもさ、まあその子もすごく素敵な子で、両想いかもしれないけど…。なんか目的がさ、好きな人と付き合ったり、総思相愛で一緒にいることじゃないですか。」
Mimimi@0903「はい。」
森七菜「でもなんか、その2年っていう辛い日々の中で「その時までは好きでいること」、「この気持ちを無理にでも長続きさせること」みたいなのが目的になると、すごい辛い気がする。別にもう、その時誰を好きになったって良いけど、とにかく今好きな気持ちを、その時その時で大事にしておくほうが、大切な気がする。」
森七菜「それこそ2人には幸せになって欲しいけど、 辛くない時間の過ごし方としては、目的を間違えないことかなって。」
Mimimi@0903「はい。」
森七菜「今好きだから電話するとか、そういうことの繰り返しで毎日を保っていった方が楽しい気がします。しょうがないんですよ、何が起きても運命だから。今その子を大事にするってことを、その一瞬一瞬で大切にしてください。」
Mimimi@0903「わかりました。」
森七菜「なんか…意味わかるかな?」
Mimimi@0903「わかります。今まであんまり、人とかに話してこなくて。相談できる人がいなかったので、ここで意見を聞けて良かったです。」
森七菜「良かった。でもね、正直、長い戦いになると思いますが。ぜひね、遠距離でもゲームとか、その子のために楽しみ方をたくさん考えて、楽しませてあげてください。きっと寂しい思いをしてると思うので。大丈夫かな…?」
Mimimi@0903「はい、大丈夫です!」
森七菜「ホント頑張ってください!」
Mimimi@0903「はい、頑張ります!ありがとうございます!」
森七菜「バイバイ〜ありがとう!」
Mimimi@0903「バイバイ〜!」
(電話終わって)
森七菜「大丈夫かな〜。私、ホントに恋愛相談苦手なんだよな〜。わかんないよ、高校生でそんな辛いのに直面したら…。とにかくね、青春なんで楽しんでください。」
森七菜「それでは、一曲聴いてください。くるりで『琥珀色の街、上海蟹の朝』。」
〈M. 琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり〉
森七菜「聴いて頂いたのは、くるりで『琥珀色の街、上海蟹の朝』でした。」
森七菜「さあ、今月の授業は以上となります。そしてですね、ここでお知らせがあります。私、森七菜ですが、来月3月をもって、このSCHOOL OF LOCK!を卒業することになりました。 2021年から登校していたみたいなので、丸2年登校させてもらってですね。もう2年毎月ここに通って、みんなと話していると、これが普通になるんですね。なんか日常になっちゃってて、これからなくなるって思うと不思議な感じですね。寂しいのもまだ実感がないぐらい、どういうことだろうって思ってますけど。最後はね、いつも通りスマイルで楽しく、お別れできたら良いなと思っています。みなさん最後の放送も聴いてください。」
森七菜「ということで、私とはまた来月お会いしましょう!七組の担任・森七菜でした!バイバイ〜!」
聴取期限 2023年2月23日(木)PM 10:00 まで