2023年初逆電!「迷える森の七相談室」をお届け!

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年1月17日(火)PM 10:00 まで



(教室のドアが開く)

森七菜「生徒の皆さん元気ですか!?SCHOOL OF LOCK!七組の担任、森七菜です。…皆さん、新しい挨拶を募集してますんで、ぜひ掲示板に書いてください。」

森七菜「さて今夜は、2023年初逆電!こちらの授業をお届けしたいと思います。」

森七菜「『迷える森の七相談室』〜!

森七菜「迷いの森に迷い込んだ、悩める生徒の相談に乗っていきます。まずは、書き込みを紹介します。」


森T、助けてください!!私は将来の夢が特になくて悩んでいます。
好きなことや趣味はたくさんあるのですが
将来それに関する職業に就きたい!とかっていうわけではなくて…。
周りの子達が将来を考えて、将来の夢を叶えるために
進路を真剣に決めている中、将来の夢がない私は正直焦っています。
行きたい高校はあるのですが、具体的な目標がある訳ではないから
この高校を目指しても良いか、とても不安です。何か森Tからのアドバイスが欲しいです。

ゆいな♡
14歳 女の子


森七菜「なるほど。なんかもう、文章から悩んでいる感じが伝わってきますね。それでは電話していきましょう。」

(電話がつながって)

森七菜「…もしもし!こんばんは!森七菜です。」

ゆいな♡「こんばんは!ラジオネーム ゆいな♡です。」

森七菜「あけましておめでとうございます!」

ゆいな♡「おめでとうございます。」

森七菜「書き込み、ありがとうございます。なんか将来の夢が決まってないということで。ちなみに「好きなこと」っていうのは、どんなことなの?」

ゆいな♡「ドラマと映画を観るのがすごい好きで、あとお料理したり、小説読んだり。」

森七菜「なんかすごく我々の仕事に近いような気がするんですが。好きなことは将来の夢に繋がってないの?」

ゆいな♡「繋がってないです…。」

森七菜「それは例えば「映画とかドラマに関するお仕事って、どんなものがあるんだろう」みたいなのも思ったことってない?」

ゆいな♡「調べたことはあるんですけど、やりたいとは思わなかったです。」

森七菜「なるほど、それは大変そうとか?」

ゆいな♡「自分じゃ出来そうにないなって。」

森七菜「周りの友達は結構、将来の夢決まってるの?」

ゆいな♡「はい。」

森七菜「まあ、決まる人は早いよね。私は中学2年生の時は まだデビューもしてなくて。女優さんになりたいとか、超思ってたわけでもなかったから。ぼんやり思ってたみたいな感じだから。全然どうするつもりもなかったの。14歳で、この先何十年の人生決めていくって無理じゃないですか。」

ゆいな♡「はい。」

森七菜「確かに悩むわな。しかも来年もう受験なんだ。」

ゆいな♡「そうです。」

森七菜「今の時点では、どんな高校に行きたいと思ってるの?」

ゆいな♡「制服を見て、すごい好きな制服で。国際系の高校に行きたいって思ってます。」

森七菜「国際系の高校って、ちょっと詳しくないんだけど、英語とか勉強するってこと?それとも、色んな国の人が来るの?」

ゆいな♡「色んな国の人とかが来たり。英語も勉強するんですけど、英語以外の他の外国語も勉強できる感じです。」

森七菜「そうか〜。好きなドラマとかって、韓国ドラマとかも好きだったりする?」

ゆいな♡「好きです!」

森七菜「じゃあ、韓国語勉強したりしたら…?」

ゆいな♡「あ、もう韓国語は勉強してて。それきっかけでドラマ見始めて。」

森七菜「すごいね、逆に?」

ゆいな♡「はい。」

森七菜「ええ〜すごい!小さなとこからですよ、やっぱりやりたいことって。私も「めっちゃ有名になりたい」とか「cmに出たい」とか思ってたわけじゃなくて、そんな大きいこと考えてたわけじゃなくて。本を読んで、友達とそのセリフのところとかを掛け合いしたりしてて、楽しいなって思ったそれだけだったんですよ、最初は。だから、そういう小さなところから積む夢でも良いんじゃないかなと思うんですけど。途中で全然変えられるんでね、人生なんて。なので、そんな「何もない」なんて思わないで良いと思いますよ。

ゆいな♡「はい。」

森七菜「韓国語が喋れて、ドラマとか映画が好きなら、何か色んなやれることがいっぱいある気がするけど。要領が良い人とかもいっぱいいるけど、好きなことが何より1番大事だと思いますよ。自分のことを卑下して可能性を潰していく必要ないなと思います。全然私だってダメだし、セリフ忘れるし「向いてないな」って思う時いっぱいあるけど、でもなんとか出来てるから(笑)。」

ゆいな♡「なんか、今、夢がなくてそのまま高校に入って、そのまんまでやりたいことがちゃんと見つけられるかが、すごい不安です。」

森七菜「例えばサッカー選手とかが夢なら、高校生からすごい有名な人とかも多いし、焦んなきゃいけないかもしれないけど、女優さんとかも多分焦んなくて良いというか…なんて言えば良いんだろう、大体のことは焦らなくて良いと思います。高校がタイムリミットっていうわけではないし、周りと比べたら遅いのかもしれないけど、人生規模で考えたら全然そんなことないと思う。」

ゆいな♡「はい。」

森七菜「大学生でも、決まってない人いるもん、私の周り。それで「今考えてる途中なんだよね」って楽しそうに過ごしてる人いっぱいいるから「決めなきゃ、決めなきゃ」って思うと、全然決まらないじゃん。」

ゆいな♡「はい。」

森七菜「なんか私ばっかり喋ってる、ごめんね(笑)。なんかすごい不安そうだけど、そんなことないのになって思って。だってさ、韓国ドラマ見て、韓国語やる人が多い中で、ちゃんと韓国語をやりたいって思って、そこから自分の気力をエンジンに頑張っているのってすごいと思うので。なんか軽い気持ちで、色んなことを始めて良いと思います。

ゆいな♡「はい。」

森七菜「大丈夫かな…(笑)。他に何か不安なことはある?」

ゆいな♡「いや、大丈夫です。「今は焦らなくて大丈夫」って言ってもらえて、あ、今すぐ夢を決めなくても大丈夫かなって、ちょっと思いました。」

森七菜「そう思います。やっぱり運命ですから人生は。出会うと思いますよ、きっと。」

森七菜「もし「何も見つかんねえな」って思ったら、ちょっと森七菜の周りで働いてもらう感じで(笑)。あの履歴書を送って頂いて(笑)。ぜひそういうことも検討して頂けたらなと思います(笑)。」

ゆいな♡「はい!」

森七菜「大丈夫かな?ぜひ楽しんでください! 2023年も楽しんでいきましょう!」

ゆいな♡「ありがとうございます!」

森七菜「頑張ってね〜!楽しんで〜!」

ゆいな♡「バイバイ〜」

(電話が切れる)

森七菜「大丈夫かな、私ばっかり喋ってたけど。なんかすごい守ってあげたくなる感じだから、ベラベラ喋っちゃった。なんかやっぱり14歳って、人生の中で1番決めなきゃいけないのに、1番決断力ないじゃないですか。それが結構人生って酷だなって思ったこと何回もあるけど。自分は何歳になっても結局変わらないんで、なんか今の自分を信じて良いなと思います。」

森七菜「それではここで一曲。Creepy Nuts × 菅田将暉さんで、『サントラ』。」

〈M. サントラ/Creepy Nuts × 菅田将暉〉

森七菜「聴いてもらっている曲は、Creepy Nuts × 菅田将暉さんで、『サントラ』でした。」

森七菜「さて今夜は、2023年初逆電をお届けしましたが、今年もたくさんの生徒とお話していきたいと思っております。ぜひ皆さん、森七菜LOCKS!掲示板に書き込みを待っています。」

森七菜「ということで、私とはまた明日!七組の担任・森七菜でした!こもり校長、校長は何歳ぐらいの頃に将来の夢は決まっていましたか?」

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