森七菜「生徒の皆さん、元気ですか〜！？SCHOOL OF LOCK!七組の担任、森七菜です。」

森七菜「さて、本日8月10日、私の新曲『愛のしるし』が配信されました。皆さん聴いてくれましたか？聴いてない人は、いますぐ聴きにいって！」

森七菜「…嘘(笑)。番組を聴き終わった後ね、聴きにいってください！良い曲になってると思います。」

森七菜「この曲は、8月31日にリリースになる私の1stフルアルバム『アルバム』に収録されている楽曲になっていまして、OKAMOTO'Sのオカモトコウキさんが、プロデュースしてくれた楽曲です。 結構ロックな感じになってるんで、ロックな森七菜をお楽しみください。」

森七菜「さて、今夜の森七菜LOCKS!も、『アルバム』特集をお届けします。収録されている、今までリリースされた楽曲たちについて、今一度語っていきたいと思います。」



森七菜「まず『アルバム』の1曲目に収録されている、この曲。」

〈M.スマイル／森七菜〉

森七菜「『スマイル』ですね。こちらは、2020年7月にリリースされたみたいです。…え、2年前？」

森七菜「あの、本当にプレゼントとかいいんですけど、今月誕生日なんですよ。良いですよ、そんなの良いんですけど…今度の8月31日に誕生日で21歳になるんですよ。だからこの時は、まだ18歳なんですよ。」

森七菜「本当に最近のようなことにも感じるし、遠い昔のように感じるんで、 なんか不思議ですね。この『スマイル』って、結構自分の中でも、でっかい印象に残っているからこそ、ちょっとびっくりかも。2年前っていうその数字に。もっと大人になると、「2年なんか」って思うかもしれないですけど。」

森七菜「成人する前って思うと、ちょっとびっくりかも。歌番組にこの曲でたくさん出させてもらったんですよ。なんか、こんなに好きになってもらえる曲を出たのが結構、嬉しくて。それこそ昨日も話しましたけど、子供たちとかもすごい好きになってくれて。「スマイルのお姉さんになりたい」っていう子がいるって話を聞いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったですね。 「え、なれるよ、全然もうなれますよ」って思いましたけどね。自分にとってすごい大事な曲ですね。」

森七菜「続いて『アルバム』の2曲目に収録されているのは、この曲。」

〈M.深海／森七菜〉

森七菜「『深海』ですね。これはYOASOBIのコンポーザー、Ayaseさんのプロデュース楽曲です。もうね、私がYOSAOBIさんがすごい好きだから、「もうダメだろうな」っていう気持ちで言ったんですよ。「Ayaseさんと一緒に音楽を作らせてもらえたら」って言ったら、なんと快くOKしてくれて、もうびっくりしましたよ。「大丈夫？ちゃんと聞いた上で、はいって言ってんのかな？」って(笑)。そのぐらい本当に信じられなかったんですよ。こんな素敵な曲をいただいた時は、逆にもうプレッシャーでしたけどね。」

森七菜「Ayaseさんもね、「傑作ができた」って言ってくれてたらしいです、デモができた時。それを私に歌わせてくれるっていうのはね…普通さ、傑作が出来たら「YOASOBI用に取っておこうぜ」みたいな。「テキトーなの渡しておけよ」ってなっても、おかしくないですよ、私なんか。こんな素敵な曲を渡してくれてね。 しかもさ、誕生日のイベントにも来てくれたんですよ、しかもikuraさんも。私、本当にそれが人生の中で宝物ですよ。私には宝物が多すぎる。 こんなちっぽけな人間に多すぎるんですけど、本当に皆さんのおかげなんで、ありがとうございます。この曲も私は大好きです。歌うのすごい難しいですけどね。」

森七菜「続いて『アルバム』の4曲目に収録されているのは、この曲。」

〈M.背伸び／森七菜〉

森七菜「『背伸び』ですね。こちらはですね、映画の『天気の子』の監督さんの、新海誠さんが作詞をしてくれた1曲です。これも、このラジオの中で解禁させていただきまして。新海さんは、小説とか読んでいてもそうなんですけど、こう…言葉がとにかく美しいんですよ。次の言葉が楽しみで、どんどんどんどん読み進めていっちゃうんですよね。本当の言葉の勝負をしている人というか、 だから新海さんの作る歌を聴いてみたいと思って、私からお願いしたんです。そしたら、そのまま「良いよ」って軽い感じで言ってくれて。「え、この人ちゃんと聞いてるのかな？」part2みたいな気持ちになりましたけど(笑)。新海さん、本当に忙しくて、 その合間をぬって作ってくれたわけですよ。こんなに素敵な曲を。歌詞とかを見ていて、自分のことをすごい投影して書いてくれたんだな、っていうのが伝わってきて、なんか感動しました。涙が出そうになりました、初めて聞いた時は。なんかお父さんに感謝の手紙もらった、みたいな気持ちになりましたね。 私、本当にこれも宝物ですよ。」

森七菜「続いて、アルバムの9曲目に収録されているのは、この曲。」

〈M.カエルノウタ／森七菜〉

森七菜「『カエルノウタ』ね。これは…もっと前よ。2020年の1月15日よ。15日当日か1日前後くらいで『ミュージックステーション』に、初めて出させてもらったんですよ。その時、本当にやばくて。まだ始まってないよ、始まってないけど、もう泣いてて、目まっかっかなんですよ。「この子大丈夫？」みたいな。「あ、小さい子が迷い込んできちゃった」みたいな感じに見られていたのは分かってたんですよ。もう余計に緊張しちゃって…。でも皆さん、優しくて喋りかけてくれて、なんとか歌いましたけど。この時18歳になりたてですよ。岩井俊二さんと小林武史さんに、デビューを飾って頂いて、それはすごく嬉しかったですね。こんなに続くと思ってなかったけどね、歌も。歌い続けるなんて思ってなかったんで、ありがとうございます。この曲も大好きです。」

森七菜「続いて、アルバムの10曲目に収録されているのは、この曲。」

〈M.bye-bye myself／森七菜〉

森七菜「『bye-bye myself』ね。森山直太朗さんが「森七菜に書きたいんだけど」って言ってくださったんですよ。それで「え？」って。NHKの『エール』で共演して、本当に会うか会わないかってぐらいだったんですけど、それ以降ですごいお久しぶりで。「書きたいんだけど」って急に言ってくれて、「私、森七菜ですけど、あってます？」みたいな（笑）。本当に信じられなかったですけど、こんな素敵な曲を頂いて、私は本当に人に恵まれてるなって、周りの方に思うんですよね。 曲にも恵んでもらってるし、それをね、どう返して良いかわからないぐらいですよ、私のこの小さな体には。もうそれ背負いきれません(笑)。これ以上痩せるとね、もう本当に潰れちゃうんで、もうちょっと頑張って食べて、いっぱい美味しいもの食べたいと思います。」

森七菜「ということで今夜は、8月31日にリリースになる。私、森七菜の1stフルアルバム『アルバム』に収録されている楽曲の中から、すでにリリースされている楽曲たちを紹介しました。 」

森七菜「なんか懐かしい気持ちにもなるんですよ。たまにこう、口ずさむじゃない。日常で歌を。自分の曲もさ、頭のなかに出てくるわけ、「つぶてを〜♪」みたいな。そうしたら「え、本物〜？」みたいに思う時とかある（笑）。「本物の声がする」みたいな。」

森七菜「やっぱどの曲も大事にしていきたいなって、本当に思いますね。曲から私を知って頂いた方もいるみたいなので。音楽活動っていうのも、私の中の大事な一歩になっているなっていうのは、すごく思います。」

森七菜「そしてこの５曲に、本日配信された『愛のしるし』、そして新曲4曲を加えて、全10曲となります。」

森七菜「さて明日はですね、『アルバム』からさらに1曲、新曲を初解禁したいと思います、お楽しみに！」

森七菜「大丈夫？このままだと、発売前にもう全部、無料で聴けちゃうんじゃないかって思いますけど。それはありませんので(笑)。ミステリアスに行きます(笑)。ということで、私とはまた明日！七組の担任、森七菜でした。」