（教室のドアが開く）

森七菜「生徒のみなさん、こんばんは。SCHOOL OF LOCK！七組の担任、森七菜です。…元気ですか！？」

森七菜「さて先月、生徒のみなさんから頂いた、シチュエーションにぴったりの曲を、私、森Tが選曲する授業をお届けしたんですが。今夜は、その時に生徒のみなさんに募集していた、こちらの授業をお届けしたいと思います！」

森七菜「逆MUSIC LOCKS !」

森七菜「生徒のみなさんのおすすめの楽曲を聞いて、一体どんなシチュエーションの時に選曲したらピッタリなのかを考える、『逆MUSIC LOCKS !」という授業ね！』

森七菜「だから、みんながどういう感じで聴いているのかっていうのも聞きつつ「私はこうです」っていうのをね、みんなとお話していければ良いなと思っています。」

森七菜「では、早速書き込みを紹介していきましょう。」





森七菜「この曲、私も知ってますよ。私、いろんな曲のサイクルがあるんですけど、ハマってた時期も勿論あります。好きな曲ですよ。 ちょっと聴いてみましょう！マカロニえんぴつで『恋人ごっこ』！」

〈M.恋人ごっこ／マカロニえんぴつ〉

森七菜「ボーカルのはっとりさんの声って、なんていうか絶妙ですよね。大人っぽいし、 でもなんか少年ぽさも感じるような。若干年齢不詳な感じが、みんなに刺さるんだろうなって思って。ちょっとなんか、女の人な感じもしません？だからこの歌詞がすごく流行ってるっていうか。服部さんが色んな曲を歌っているのが、すごいなと思いながら。色んな曲調が好きなんで。やっぱりね、天才の人っているんだなって感じはしますよね。」

森七菜「私がもしこの曲を選曲するならば…。なんかちょっと切ない曲だもんね。なんか『恋人ごっこ』って言ってるくらいだから、ちょっと大人っぽい恋のような気もしますけど。」

森七菜「私だったら、ドラマとか、映画の撮影に向かう時とか、 やっぱりこういうドラマチックな曲は、自分の気持ちをすごく高めてくれる曲だから、そういう時に聴くかもしれないですね。 それでドラマを感じて、自分もいざ現場にドラマを作りに行くっていう感じかな！」



森七菜「さっそく聴いてみたいですね！玉置浩二さんで『しあわせのランプ』です。」

〈M.しあわせのランプ／玉置浩二〉

森七菜「玉置浩二さんで『幸せのランプ』を聴いて頂いています。これもなかなかこう、豊かな気持ちになる曲ですね。私、初めて聴いたんですけど、 玉置浩二さんの曲、メロディとか聴いてて、やっぱ声がすごい好きだし、歌もすごくこう…レベチじゃないですか(笑)。なんか喋りかけられてるのか、歌いかけられてるのか、その曖昧なところがすごく心地良いですね。」

森七菜「私だったら なんだろうな…。一人旅したくなったら、聴きたい曲ですかね。自分探しの旅とかあるじゃないですか、1人旅にその目的で行くみたいな。自分を見失った時とか、 自分の人生の目的って何なんだろうって。やっぱ壮大だけど、誰にもついてくるものなんだろうなって思うことも増えたし、そういう時に自分探しの旅って、なんか行きたいなとも思うし、それをして果たしてどうなるのかなっていうのもあるけど。この曲はすごく明確に、自分の大事なものとかを教えてくれる気がしますね。なんか「これだぞ」っていうんじゃなくて、自分に問いかけることで、自分が自ら導き出せるというか。答えを見つけるにも迫られてない感じもするし。良いですね、流石ですね、玉置浩二さんは。」



森七菜「私も大好き！『優しい彗星』。もう入りがやばいよね。聴いた時、衝撃だったもん。なんか「こんな曲あんの？」みたいな。「人の手でこれ作れるものなの？」みたいな。聴いてみたら、もう絶対に人の手でしか作れない儚さとか、脆さもあったりして。やっぱり確立されたものなんですよね。ちょっと一回聴いてみましょう。YOASOBIで、『優しい彗星』。」

〈M.優しい彗星／YOASOBI〉

森七菜「YOASOBIで『優しい彗星』を聴いて頂いています。やっぱり最高だな〜この曲は。なんかさ、ikuraさんってやっぱね、吐息の一つ一つにも、細胞がある感じがしません？魂がこもってるんだなって思いますよね。ikuraさん自体もすごく優しいし、素敵な方なんで、やっぱりね、声だけなのにどうしてこんなにも映像とか、自分の中に掘り起こさせられるものがあるんだろうって。声に込める力って、すごく難しいなって、自分も歌ってて思いますけど。それがこう、ガンガン伝わってくる時の強さっていうのは、何にもかえがたいものだから。やっぱり音楽って大事だなって、改めて思わされる曲でもありますよね。」

森七菜「もし、私がこの曲を選曲するならば…朝かな。やっぱり新しい朝が、こんな風に素敵にやってきたんだって感じる曲だなと思うので。やっぱ特に超早起きした朝とかね、朝日が登るとともに、この曲を聴きたいなと思いますね。合いそうだし、すごい自分に酔えそうじゃない？浸れそうじゃない？そういう一日の始まりって、自己肯定感も高まるし、一日がとっても輝く気がします。ぜひ、みなさん朝に聴いてみてください。」



森七菜「ということで今夜は、生徒のみなさんから頂いた、オススメの音楽を聴いていき、その曲が似合う選曲シチュエーションを考える『逆MUSIC LOCKS!』をお届けしましたが、いかがでしょうか。私は曲をいつも聴いてるので、シチュエーションに合わせてっていうのは、なかなか自分でもしないので。いつもランダムに流してるんですよ。ちょっと難しかったですけど、でもみんなの考え、どういう時に聴くかを聞けば、「確かに」と思って。その時に聴きたくなるかもしんないですね。もっとみんなと「こういう時に聴きたいな」っていう、共有をしてみたいなと思いました。」

森七菜「私のアルバムが発売されたあかつきには、みなさんに聴いて頂いて、本当に色んな曲が入っているんで、その名も『アルバム』という通りね。 その曲をどういう時に聴きたいかっていうのを、私は聞きたいなって思ってます。」

森七菜「やっぱり、色んな時に聴ける曲っていう、宝箱みたいな感じのアルバムになれば良いなと思ってたんで。みなさんからアルバムの感想を、そこで聴きたいなっていうのは思ってるので。ぜひ発売した時にはね、森七菜LOCKS!掲示板まで書き込んで頂ければなと思います。」

森七菜「私とはまた明日！七組の担任、森七菜でした！バイバイ！」