（教室のドアが開く）

森七菜「生徒の皆さんこんばんは！元気ですか！？SCHOOL OF LOCK！七組の担任、森七菜です。」

森七菜「今日でこの挨拶も最後かもですね！皆さんから新しい挨拶を募集してますからね。よろしくお願いします。」

森七菜「さて本日1月12日、私が出演するNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』が、Netflixにて全世界独占配信されました。」

森七菜「…みてくれた方いますか？どうでした？私のキヨは。やっぱり原作があってファンの方が多い作品なので、結構ドキドキしてますよ。けどやっぱり、一緒に作り上げたスタッフさんやキャストの皆さん、素晴らしい方々なので、大好きな作品です。皆さんぜひ感想をお寄せください。」

森七菜「そして今日が1月12日ということは、今週末が『大学入学共通テスト』らしいです。これきっと大変なテストなんでしょうね。受験生の皆さん、もう聞いただけで、ドキンとしてるんじゃない？「言わないで〜」みたいな。本格的に受験シーズンになってきましたね。寒いし大変だな〜、本当に大変なんだろうな。」

森七菜「…ということで、今夜はこちらをお届けしていきましょう。」

森七菜「『迷える受験生の喝逆電』〜」

森七菜「実は森七菜LOCKS!掲示板の方に、「受験生です、喝を入れてください」っていう書き込みがいくつかきていまして。今夜はそんな受験生に電話をして、直接、喝を入れていきたいと思います。」

森七菜「これ私も心苦しいですけどね、多分皆さんめっちゃ頑張ってるだろうから。よし、頑張るぞ！」




（電話つながって）
森七菜「こんばんは森七菜です。受験が控えているということで。」

パラダピア「はい、2月14日のバレンタインデーにありますね。」

森七菜「もう「ふざけんじゃねえよ」ってことですよね。「チョコとかふざけんなよ」みたいな。1番思うだろうね、今年が。」

パラダピア「本当にに思いますよ（笑）。遊びたいです。」

森七菜「そうだよな〜チョコもらう暇もないわな。…どういう高校を受けようと思ってるの？」

パラダピア「自分が受けるのは地元の高校で、その高校の特色は、カメラを勉強できるところであったり、国際的な学習ができるっていう感じで。英語が自分苦手で、そこを潰したいなって思って。」

森七菜「素晴らしいね、出てくる言葉が！「学習」なんて言ったことないもん(笑)。きっと大変なんだね。勉強めっちゃしてんでしょ？」

パラダピア「最近は本当に遊ぶのをこらえて、頑張ってます。」

森七菜「そうだよね。でもなんか、ダラダラしちゃうの？集中できないんだ。」

パラダピア「休憩時間に、スマホを使ってTikTokとか見ちゃうと、やっぱり集中力切れて、そっちの方に入っちゃうみたいな感じですね。」

森七菜「私もさ、もうやばいと思って消したけど、TikTok見てた。」

パラダピア「森七菜さんのTikTokも見ましたよ！」

森七菜「ありがとうございます(笑)。それこそ時間の無駄じゃない？やっぱり(笑)。」

パラダピア「いや、無駄じゃないです！それだけは無駄じゃないです(笑)。」

森七菜「そうだな〜わかりました。じゃあ喝を入れて良いですか？」

パラダピア「お願いします！」

森七菜「森七菜のTikTokなんか見る暇ない！喝！」

森七菜「いつでも見られるんだから(笑)。」

パラダピア「その通りです。」

森七菜「消さないから、アカウントは。ずっとあり続けるからさ、君のために。ちょっと今だけはさ、TikTok消しな。」

パラダピア「はい、わかりました。」

森七菜「素晴らしいんだけどね、TikTokは。色んな流行りもうんでるしさ。でも今は、君に流行りなんて必要ないのよ(笑)。バレンタインデーも必要ないし(笑)。」

パラダピア「はい、必要ないです(笑)。」

森七菜「頑張ってください、本当に！きっと大丈夫だよ。合格したら、良い写真撮れるんでね。」

パラダピア「はい！ありがとうございました！」

森七菜「頑張れ、ファイト〜！」
（電話切れて）

森七菜「…では続いて、もう1人いきたいと思います。」




森七菜「早速、電話していきましょう！」

（電話つながって）
森七菜「こんばんは、森七菜です！」

木の３乗は森なななな「岡山県、18歳、ラジオネーム木の３乗は森な…なななです。」

森七菜「ラジオネーム、自分で苦しんでるじゃん(笑)。自分の首しめてるじゃん(笑)。私もどう呼ぼうかなって思ってるよ。まあそうだな…7の2乗は14、じゃあ14くんでいいかな？」

14「はい！大丈夫です。」

森七菜「大学受験が控えているんですね。もう2日後ってことだよね？」

14「そうです。結構やばいです。」

森七菜「やばいっていうか、ドキドキだしね、めっちゃ。そっか…第一志望はどんな学校なの？」

14「東京の方の大学の、法学部です。」

森七菜「すごいね、なんで法学部と、東京なの？」

14「将来働くってなった時に、日本の中心が東京だと思ったんで。東京で働きたいなと思って、そのために。」

森七菜「そっか〜、勉強は結構頑張ってるんですか？」

14「勉強、一応してるんですけど、やる気はあるんですけど、集中できないっていうか…。」

森七菜「まあ、プレッシャーもあるのかな？」

14「そうだよね。」

森七菜「わかる気がする。私も、何かやらなきゃいけないシーンとかでさ、準備していくのすごい怖かったりしますもん。やっている中でさ、自分で「出来ない出来ない」って思って、「あと何回練習していかなきゃ」とかって思いながら、その日に近づいていくじゃないですか。それがどんどん、自分の出来なさだけを自覚していくみたいで、怖いんですよね。」

14「わかります。」

森七菜「すごいマイナス思考になっちゃう、やってると。確かにその気持ちはすごくわかりますね。」

森七菜「そうか〜、集中できないところにも、やっぱり喝を入れて欲しいんだ？」

14「そうですね。やっぱり不安な気持ちが大きいので、そこを。」

森七菜「勉強ってさ、本気でやり始めて、どのぐらい経つの？」

14「まあ、高校入った頃からやっていて、部活を引退して本格的に受験勉強っていう感じです。」

森七菜「じゃあ結構、積み重ねてきたんだね。」

14「そうですね。」

森七菜「なんだろうな〜、集中できない時はどんなことしてるの？」

14「森七菜先生のドラマをみたりします(笑)。」

森七菜「(笑)。よし…いきますね！」

森七菜「森七菜のドラマみてる暇ない！喝！」



森七菜「森七菜のドラマ、いつでも見られるので(笑)。今みないでもらって良いですか？一緒なのよ結末、何回見ても(笑)。…我慢しなきゃいけない期間って決まってるから。今を頑張れば、後はどれだけ私をみてくれても良いですよ(笑)。」

14「(笑)。」

森七菜「しかも今年は、ゴールデンウィークに映画が公開されたりしますので。合格して、東京見学がてらに舞台挨拶来たりしてみてください。そういう約束を交わしたら、頑張れるかなと思って、今は。」

14「はい、東京で絶対にみられるように頑張ります。」

森七菜「そうだよ、受からないときちゃダメだからね。分かった？…(笑)。」

14「はい(笑)。」

森七菜「これは愛ある喝ですからね(笑)。応援してますよ！いつも本当に頑張ってると思うから、体調だけは気を付けてね！」

森七菜「大丈夫かな？後なにか不安なこととかない？」

14「テスト本番で、緊張をほぐす方法ってありますか？」

森七菜「緊張ほぐす方法か〜。なんか私もよくするんですけど、めっちゃハードスケジュールの時とか、本当にバカな動きをするの。すると、なんか自分の気持ちがどんどん和らいでいくの、緊張とか。だから誰も見てないところ、トイレとかで変な動きすると良いと思う(笑)。」

14「（笑）。」

森七菜「それで鏡見て、「あ、いつもの自分だな」って、昨日勉強した自分と一緒の自分だって思うことで、自分の知識がちゃんと頭に入ってるって認識できると思う。」

14「わかりました！本番でやってみます。」

森七菜「バカみたいなんだけど、これ本当に効くらしいんで、ぜひやってみてください！」

14「はい(笑)。」

森七菜「大丈夫かな？また結果、書き込みにしてください！」

14「分かりました。書き込みます。」

森七菜「ありがとうございます！頑張ってね〜！」

14「バイバイ〜！」
（電話切れて）

森七菜「皆さん、本当にそれぞれの悩みがあってね。突き詰めていけば、結局森七菜っていう非常に申し訳ない結果でしたけれども(笑)。皆さん是非ね、今頑張れば可能性がどんどん広がっていくので。私もね、実は今頑張らなきゃいけないことあるんですよ。だから一緒に頑張りましょう。この冬を乗り越えて、一緒に楽しい夏を過ごしましょう！」

森七菜「ということで、私とはまた来月お会いしましょう！七組の担任・森七菜でした！」