前回に引き続き!中川大志先生が来校!
2021.01.07
Eve
(チャイム〜♪ ガラガラガラ・・・)
Eve「このSCHOOL OF LOCK!を聞いてくれている生徒のみんなは、10代の子が多いんですけれども、中川先生が10代の頃は、このお仕事をされていた?」
中川「そうですね。」
Eve「自分の生きている半分以上?」
中川「半分以上、過ぎちゃいましたね。」
Eve「すごいですね〜。」
中川「気がついたら。(笑)」
Eve「それこそ、小学生、中学生ぐらいから?」
中川「小学4年生ですね。」
Eve「から仕事をやり初めて、高校生の頃とか、もうガッツリやっていたと思うんですよね。」
中川「はい。」
Eve「学校はそれでも行きながら?」
中川「学校は通っていましたね。」
Eve「なるほど。」
中川「結構、撮影とかでお休みしなきゃいけない時とかもあったんですけど、同級生だったり、先生だったりにすごく助けていただいて、休んだところのノートは写させてもらったりとか。」
Eve「へぇ〜。その学校、ヤバかったんじゃないですか?(笑)」
中川「なんでですか?(笑)」
Eve「だって…これみんなの気持ちを代弁して聞くんですけど、学校に行ったら騒ぎにならなかったですか?」
中川「いや…まぁ自分で言うのもアレなんですけど、まぁ無くは無かったですね。」
2人「(笑)」
Eve「そうですよね?(笑)」
中川「まぁやっぱりね。(笑)
特に、そんな、最初だけなんですけどね。
慣れてくるというか、全然そんなずっとは無いですけど、例えば入学してすぐとか、後輩が入ってきたときとか、最初だけはちょっとそういう風になりましたけど、みんなすぐ忘れていくっていうか…」
Eve「いや、いや、いや…」
中川「当たり前のことになっていっているんで、全然普通に。」
Eve「すごいなぁ。
でも中川先生は学園系というか、学生の役とかで、映画とか、いろんな作品とかもされていたじゃないですか?
実際、本当のプライベートの高校生活とかって、やっぱり仕事でたまに抜けなきゃいけなかったりとか、実際の青春は送れました?」
中川「それこそ中学生の時に、初めて連続ドラマに出させてもらって、それが「家政婦のミタ」っていうドラマだったんですけど。」
Eve「あっ、見てました。」
中川「そこからありがたいことに、忙しくさせてもらうようになって、中学校1年生、2年生の時とかは…」
Eve「あれ中学生だったんですね。」
中川「そうなんですよ。
すごく忙しくて、なかなか学校の行事。体育祭とか、文化祭とか出れなかったので、中学校3年生の最後の年はやっぱり修学旅行とか、学校生活とか、そういう行事も含めて、もう二度と出来ないことなので、ちょっとお仕事の方はお休みして、その1年は全部、思い残すこと無く。」
Eve「学校生活に。なるほど。」
中川「はい。修学旅行も行きましたし、体育祭も。」
Eve「そういう年を作ったってこと?」
中川「作りました。」
Eve「なるほど。青春をやってきたというか、学生生活を悔いなく?」
中川「うん。絶対に後悔するだろうなって思って、行けなかったら。」
Eve「そういう時の経験とか、体験ってやっぱりもう出来ないから、その後仕事をしていても繋がってきたりしますよね?意外と。」
中川「特にその当時、学園もの、学生の役をやることが多かったので、実際の学園生活を送っていないやつが、演技できないだろうっていうのも思っていたので、やっぱり普通に高校も通っていましたし、行ってましたね。」
Eve「(笑)
あぁ、なるほど。」
M. 心海 / Eve
Eve「SCHOOL OF LOCK!の生徒の皆さん、こんばんは。
そして、あけましておめでとうございます。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
異文化の講師、Eveです。
前回に引き続き、中川大志先生が、なんと僕の目の前に来てくれているわけですよ。」
中川「あけましておめでとうございます。」
Eve「あけましておめでとうございます。(笑)
始まりましたけども。」
中川「そうですか。」
Eve「このSCHOOL OF LOCK!のEve LOCKS!去年は中川大志先生で終わり、新年は中川大志先生で始まるという。」
中川「良いんですか!?」
Eve「いや…良いんですか?」
2人「(笑)」
Eve「去年も言いましたが。」
中川「こんなにご一緒させていただいて、光栄です。」
Eve「豪華すぎますね。」
中川「いや、いや、いや、いや。」
Eve「中川先生主演。
そして、僕が主題歌、挿入歌を書き下ろしました、劇場アニメーション映画「ジョゼと虎と魚たち」が公開となりました。」
中川「はい。」
Eve「冬休みに、見に行ってくれた生徒のみんな、たくさんいると思いますが、ぜひ掲示板、それから#EveLOCKSを添えて感想を教えて下さい。」
Eve「そして、今夜のEve LOCKS!ですが、事前にお互いに質問したい内容を黒板に書いてきたんですよ。
お互いに出し合いながら、喋っていこうかなという。」
中川「はい。」
Eve「これどっちからいきます?
どっちでもいいですか?
じゃあこれは本当に素直に聞きたかった、僕からの質問なんですが…」
中川「何でも聞いてください。」
Eve「はい。」
Eve「普段何してる?(プライベート)」
2人「(笑)」
Eve「やっぱり同じ人間でも、種族が違うんですよ。」
中川「そんなこと…」
Eve「僕は種族があると思っていて、陰と陽の対極に位置しているなって、勝手に思っちゃっているんですけど。」
中川「基本的には結構アウトドアな趣味が多くて、例えば釣りとか。」
Eve「はぁ…やったこと無い…。」
中川「なかなか最近は行けてないですけど、キャンプとか子供の時によく親に連れて行かれて、キャンプに行ったりとか。
ぼーっと海を見たりとかしながらとか。(笑)」
Eve「(笑)」
中川「そういう時間もあったり。」
Eve「そういう時間はたしかに必要かもしれない。」
中川「でも、今まではあんまり家で過ごすということが無かったんですけど、2020年、家にいなきゃいけない時間も結構多かったので、ずーっと友達から誘われていた、オンラインゲームをついに。」
Eve「おっ!?えっ!?
何をやっているんですか?」
中川「Apex Legendsを。」
Eve「えっ、Apex Legendsやってます。」
中川「ですよね?」
Eve「えっ、知っているんですか?」
中川「いや、いや、いや、なんか、はい。
ずっと誘われていたんですけど、絶対に自分はハマらないと思っていたんですよ。」
Eve「そうだね。やっぱり。」
中川「そしたらもうガッツリやりだしちゃって。」
Eve「(笑)」
中川「結構そこから休みの日とか、全然朝までガンガン。」
Eve「えっ、やりましょ、今度。」
中川「やりましょうよ。」
Eve「僕、今ちょっとコノ、いろんなアレで、アレですけど、去年の12月27日にCRカップっていう、Apex Legendsの大会に出たんですよ。」
中川「えっ、マジですか!?」
Eve「そうです。ネットのいろんな配信者とか、活動者とかみんなこぞって出る、今結構すっごい人気な…」
中川「いや、めちゃくちゃアツい…」
Eve「アツい。
で、だから僕、先月12月がっつりコーチが付いて。」
中川「いや、ちょっとごめんなさい。
あの、レベルが違います。
一緒にできるようなレベルじゃないです。」
Eve「いや、違う、違う、違う、違う…。
僕は、人が足りないからどう?って誘われてやるんですけど。」
中川「すごいですね。」
Eve「まさか中川さんから今、僕のホットなApex Legendsっていう言葉が出てくると思っていなかったので、ビックリしました。」
中川「あの…下手くそですし、ただ友達がやり込んでいて、上手い友達いたので、ただただ付いていっているだけなんですけど。」
Eve「そうなんですね。」
中川「結構そういう時間が増えましたね。」
Eve「ちょっと、今度やりません?」
中川「ぜひ。」
Eve「Discordつないで。(笑)」
中川「めちゃくちゃ足引っ張ると思いますけど。」
Eve「いやいや、全然。」
中川「大半の人を置いていっている会話になっているかもしれないですけど。(笑)」
Eve「そうですね。(笑)
これはまさに異文化ですけど、まさか中川さんからそういう事が出ると思ってなかった。」
中川「やりたいですね。ぜひ。」
Eve「はい。ぜひ。
次は中川さんからの黒板を。」
中川「あっ、そうだ、そうだ。
質問していることも忘れていましたね。」
Eve「(笑)」
中川「じゃあ僕からの質問はこちらです。」
中川「曲を作る時に決めているルールは何かありますか?」
Eve「おっ。」
中川「音楽の業界の方とお話する機会もそんなにないので、ずーっと長いこと曲を作ってきて、何か決めている決め事だったり、何かあるのかなぁ?っていうのが気になったんですけど。」
Eve「そうですね。やっぱり対面に、今回みたいに作品があったりとか、何か一緒に作る作品がある時とかは、寄り添い方みたいなのはすごく意識していますね。
作品を自分の中に入れた後に、自分のフィルターを通して、自分の音楽とその作品の共通項というか、何か共感できる部分とか、共通する部分っていうのは、きっとあるのかなって思って、毎回探すんですけど、なんかそういう部分が見つかったら、自分の中でスッと出てくることが多いので、中川さんが学生を経験しないと学園ドラマとか、映画とかに説得力がないって言っていたのと同じで、僕も本当に自分が想っていることを言えないと説得力がないので。」
中川「それでいうと、僕も役作りする時に、やっぱり自分に置き換えて、共感できるところ、っていうところから広げていくんですよ。
自分にとっては何だろう?とか。
やっぱりそういう重なる部分っていうところから広げていくので、そこはたぶん同じなんですかね。」
Eve「結局そういうのを探していくことが、結果的に作品ができた時に、あぁこれは自分にしか出来なかったなっていうのを、すごい納得がいくというか、他の人じゃなくて自分がやれてよかったなって思える瞬間でもあるので。」
中川「そうですね。」
Eve「やっぱりそういうのを意識したりはしていますね。」
中川「なるほど。」
Eve「はい。
ちょっとApex Legendsが盛り上がっちゃった。(笑)」
中川「Apex Legendsの話から一気にギアチェンジしましたね。」
Eve「(笑)
ちゃんと授業をしている感じが。」
中川「(笑)
ちゃんと授業をしていましたね、今。
先生ちゃんとしましたね。」
Eve「良くない…良くない…良くなくはないか?
良くなくはないんですけど。
あっという間に、本当に時間がね。」
中川「えっ、マジですか?」
Eve「無いんですよ。」
中川「もっと話しましょうよ。」
Eve「(笑)
いや、1時間ぐらい欲しいですけどね。」
中川「はい。」
Eve「あっという間に授業が終わってしまうんですけど、最後にいつもゲスト講師に来ていただいた時に、SCHOOL OF LOCK!を聞いている10代の生徒に向けて、黒板を書いていただいているんですよ。」
中川「はい。わかりました。」
Eve「今、書いていただいてもいいでしょうか?」
中川「はい。」
Eve「でっかい黒板があって、いっつもチョークで書いてもらっているんですよね。」
中川「黒板書くのなんて…いや〜、下手したら本当に高校生ぶりとかなのかなぁ?」
Eve「あら、あら、あら、あら。」
Eve「すごい、チョークの音がASMRみたいな感じで、気持ちがいいですね。」
(チョークの音〜♪)
Eve「おっ、書けたっぽいですね。」
中川「書けました。」
Eve「それでは黒板を読み上げて下さい。」
中川「はい。この言葉は、僕の演技の先生がいて、その先生から教えてもらった言葉で、自分がすごく大切にしている言葉なんですけども…」
中川「その方法でうまくいかない事が分かったんだからそれは失敗じゃなくて成功なんだよ。」
Eve「なるほど。」
中川「トーマス・エジソンの言葉なんですけど、すごく僕はこの言葉が好きで…」
Eve「すごく良い言葉。」
中川「ぜひ生徒のみんなにも知ってもらいたいなぁって思って。
経験じゃないですか?
失敗して、失敗って思うかもしれないけど、それが1個の経験として次につながるし。
だから全てが経験値として積み重なっていっているっていう風に思って、この言葉を胸に刻んでいってほしいなぁ。」
Eve「そうですね。」
中川「僕もこれはずっと思ってやっています。
これはダメだよとか、結構先に決めつけられちゃいがちというか、先にダメだよと言われがちだけど、やっぱり自分で経験してみて、学ぶことっていっぱいあるじゃないですか?」
Eve「うん。そうですね。」
中川「あっ、この高さから飛び降りたら足折れちゃうんだなぁとか、この強さで友達のことを叩いたら怪我させるんだなぁとかね。
そういうこともやっぱり大切なのかなって僕は思うんですよね。」
Eve「そうですね。たしかに。
やっぱり自分の実体験が1番説得力があるので、今聞いているみんなも、何かまず踏み出す一歩。
その先に自分でまた考えて、行動していってほしいなと思います。」
中川「はい。」
M. 蒼のワルツ / Eve
Eve「あっという間でした。」
2人「(笑)」
Eve「授業の感想、どうでした?」
中川「初めてお会いした感じが、しないというか…」
Eve「そうですよね?」
中川「すごく居心地の良い、波長が合うというか。」
Eve「(笑)良かった。
僕もさっき、陰と陽の対極にあるような人とか言っちゃいながらも、今後とも。」
中川「今後ともぜひ。」
Eve「なんか初めましてっていう感じが本当にしなかったです。」
中川「本当ですね。良かったです。」
Eve「すっごい気さくで。良かったです。
ぜひぜひ、今、公開中の「ジョゼと虎と魚たち」たくさんの方に見に行って、いろんなことを考えて、感じていただきたい作品となっていますので、よろしくお願いいたします。」
中川「よろしくお願いします。」
Eve「それでは、本日の授業はここまで。
また来年、この教室でお会いしましょう。
本日は異文化の講師、Eveと、ゲスト講師の…」
中川「中川大志でした。」
Eve「ありがとうございました。」
中川「ありがとうございました。」