(チャイム〜♪ ガラガラガラ・・・)
Eve「先週は、生放送教室で校長、教頭と一緒に”リアルタイムホームルーム”を行いました。聴いてくれた方ありがとうございました。久しぶりにね、リアルタイムで校長と教頭もいて、いつも一人だからね、変な汗が出ました、笑」
Eve「あとね、”Eveつって”の謎も解けたので、笑 当たり前のように毎回言うから”僕だけ知らないのかなあ”みたいな、ちょっと聞いちゃいけなのかなって感じもあったんだけど、聞けてよかったね。」
Eve「というわけで、たくさんね、ハッシュタグでつぶやいてくれたりとありがとうございました。今日はいつもの教室から、一人で授業をしていきます。」
M お気に召すまま / Eve
Eve「SCHOOL OF LOCK! の生徒のみなさんこんばんは。異文化の講師 Eveです。さあ今夜はこの授業を行ないます・・・」
Eve「ナンセンス文学賞」
Eve「先日ね、”ナンセンス文学賞”という、twitterと同じ文字数140文字以内で、みなさんから妄想でも自分が好きな話でもなんでもいいんで物語を募集します、みたいなことを言いました。早速たくさんの作品が届きまして、すごい嬉しいですよ本当に。」
Eve「今日はね、時間の限り紹介していきたいと思います。140文字の中に閉じ込められた世界をしっかり想像しながら聞いていこうと思うので、みんなも、いろいろ想像しながら一緒に聞いていきましょう。」
タイトル: 進路希望調査
机の上に置かれた紙にボールペンを投げつける。
「現実を見ろ」
その言葉が私に重くのしかかった。
私はシャーペンを持つ。
第一希望の隣にいつもより汚い字で書き殴った『脚本家』の文字。
志望理由なら、いくらでも書ける。
ため息をついて、消しゴムでそっと字を消した。
私の未来はまだ白紙だ。
アルトパートの気狂い
女性/16歳/東京都
女性/16歳/東京都
Eve「すごい。アルトパートさん、16歳・・・。16歳!?すごいよ。ちょっとね、もっとなんか”昨日見た夢の話”みたいな、笑 そういう感じだと思ってたら、いきなり”現実を見ろ”みたいな。ちょっとびっくりしちゃいましたがグっときちゃいました。まさかこんな感じでくるとは思ってなかったので・・・いや、すごいね。」
Eve「これ見るだけで、いろんな場面とか色んなシーンを思い浮かべてしまいますね。こんなのがこれからいっぱいくるの?笑 いや、ちょっとヤバいな、笑 それはちょっとどんどん聞いていきたいですね。」
タイトル: 僕らの世界
爽やかな朝は来ない。
それはこの世の中が汚れているからだろう。
僕らが発言する権利は無く、
目上の人の言うことは全て正論。
どこかで誰かが傷つき、どこかで誰かが泣いた。
僕らはそんな毎日を平和と言った。
僕はまたベッドで眠る。明日は平和になるだろうという、根拠の無い、小さな希望を抱いて。
それは大きな夢だと知りながら。
インフルエンザ
女性/12歳/岩手県
女性/12歳/岩手県
(拍手〜)
Eve「はは、笑 いや、すごいよ!! いやちょっとね、絶句した、すごすぎて。え、12歳だよ?ヤバいでしょ?僕、12歳でさ、明日の平和とか願ったことないよ。”今日のご飯美味しかったなあ”とか”明日の朝ごはんなんだろうなあ”とかさ、そんなことしか考えてなかったのにさ、すごいよ。」
Eve「”誰かが傷つきどこかで誰かが泣いた”だなんて、そんなことね、考えられるだけですごいと思います。マジか・・・こんなにみんな・・・あ、全然これが間違ってるとかじゃなくて、むしろこういう、こんなのがくると思ってなかったから、今すごく感動してます。」
Eve「そっか中1か。中学1年生。いやほんとにね、毎日楽しいこと見つけて、頑張ろうね。お互いね。」
タイトル:ファースト・ボーイ・アンド・ガール
平日の映画館、僕と彼女だけがそこにいた。僕はこの映画が終わった後、彼女に想いを告げなければならなかった。その精神に襲いかかる緊張は尋常ではなく、僕に朝飯を嘔吐させるほどだった。その緊張は今も留まることを知らず、興奮と焦燥も混じった雑種の汗を流す。もはや満心創痍。
我、恋愛不適合者なり。
昼寝主義者
男性/17歳/長崎県
男性/17歳/長崎県
Eve「コレ完全に映画の内容入ってないやつだね、笑 全く映画観てないねこれ、笑 いやなんかね、すごい今イメージ、一番浮かびましたね。いいね、こういうのも。このあとのことを書いてないから、どうなったかっていうのも妄想してしまうような話ですね。すごくいいと思います。昼寝主義者くん、ありがとう。」
Eve「いやあでもすごいね、12歳の女の子がこんなに世の中のことを見て考えて、書いて送ってきてくれてるんだとか、最初のアルトパートさんとかも、夢について140文字以内で書いてくれたり。平日の映画館、彼女に告白しようと思ってるんだと思うけど、そういうことをちゃんと文章に描いてEve LOCKS!に送ってきてくれたことがすごく嬉しいなと思います。」
Eve「物語の内容っていうのはね、今日きていたようなものでもいいし、今日あったこととか、妄想してたこととか、そういいうのでほんとに、いいです。今日これが1回目なので、そんなに固くいかず、ゆるくみんなで作っていけたらいいなと思いますんで、これからもどしどし、みんなからの物語お待ちしてます。」
M ナンセンス文学 / Eve
Eve「最後に、今週のEve LOCKS! エンドカードを発表します。」
Eve「たくさんきているので、ちょっと気になったのがね・・・」
Eve先生こんばんは
いつもEve先生の歌に元気をもらってます。私は高3で受験生なのですが、学生といえば使うのは電子辞書ということで電子辞書で大好きなひとつめ様を描かせていただきました!
いろはすみかん
女性/17歳/栃木県
女性/17歳/栃木県
Eve「すごい、なんかね・・・電子辞書で書いてるんだろうなっていうのがわかる。しかもうまい!みんなに見てほしいです。」
Eve「そして、本日のエンドカードは・・・」
Eve先生の曲に出てくるキャラクターを描いてみました。
いつも曲の雰囲気にピッタリのキャラクターたちでとても好きです。
これからも応援しています。
こまつぐみ
女性/18歳/青森県
女性/18歳/青森県
Eve「ということで、もう大集合ですよ、大集合! SCHOOL OF LOCK! Eve LOCKS!つって。 これ僕かな?真ん中は。くまたろう抱えてますね。 すごく可愛らしい、ありがとうございます。」
Eve「それでは、また来週この教室でお会いしましょう。異文化の講師、Eveでした。」
M 羊を数えて / Eve