山口一郎先生、緊急“誕生会”!

SCHOOL OF LOCK!


山口「はい、授業を始めますから席についてください。マンガを読んでいる生徒はマンガをしまいなさい。Twitterを開いている生徒はTwitterを閉じなさい。Instagramを開いている生徒はInstagramを閉じなさい。授業が始まりますよ。今日は、生放送教室から緊急学級会ではなく、緊急誕生会をお届けするぞ!(笑) 先生ね……今ケーキをいただきましたけど、本日9月8日で、36歳ですよ。……今思い返すと、ここ5〜6年、毎年誕生日に歌詞を書いていたね(笑)。実は今日も歌詞を書いていたんですよ。そして、2時間くらい前かな?歌詞が完成しました!」

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「ありがとうございます。久々の下界(笑)。ずっと一人で立ち向かってきて、(生放送教室の周りに)いきなりたくさんの人の中にいるから緊張しているわ、先生(笑)。人に慣れないね、まだね。で、これはアネッサの曲ね。もう夏は終わっているんだけど(笑)。ひたすら汗について考えて書いていましたよ。ひょっとしたら汗って言葉は歌詞に入っていないかもしれないね。タイトルとかはこれからだけど、もう一回歌詞を見直してみてタイトルを決めたいなと思っています。」

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ということで今回は、山口一郎先生の誕生日当日ということで、[サカナ掲示板]に、おめでとうを書き込んでくれた生徒に電話して、お礼といっしょに一郎先生の36歳の抱負や目標などを宣言していきます!



★おめでとうございます!
お誕生日おめでとうございます!
私は山口先生と誕生日が同じなので、勝手に親近感を持っています笑。
いつもラジオを楽しみにしていますので、体に気をつけて頑張ってください!
うみカフェ
女/16/兵庫県




山口「いやー、もう、体に気をつけて頑張りたいんだけどね、ビクターがね、ひどいのよ(笑)。これは電話が繋がっているんですか
?もしもし!」

うみカフェ「もしもし!」

山口「誕生日おめでとう、うみカフェ!」

うみカフェ「ありがとうございます!」

山口「9月8日なんだね。僕も一緒。」

うみカフェ「山口先生も、おめでとうございます。」

山口「もう、ありがとう。本当に。救われたわ、なんかいろいろ(笑)。高校1年生?」

うみカフェ「はい。」

山口「じゃあこれから大人に向かって行く途中だね。どう?誕生日を迎えて……(うみカフェよりも自分が)20歳上?うそー。」

うみカフェ「正直、16歳になったっていう自覚がないです。」

山口「ない?先生も36歳になった自覚ないわ(笑)。なんかね、36歳ってうみカフェからすると大人でしょ?」

うみカフェ「はい。」

山口「先生ね、全然大人になった感覚がしないのよ。だから、うみカフェも36歳になった時には今とそんなに変わらないなって思うと思うんだよねー。」

うみカフェ「そうなんですか。」

山口「でね、先生は、うみカフェに今年1年の目標を言うよ。これは、サカナクションとしての目標であり、山口一郎としての目標でもある。まずね、36歳中に……」

『新しいアルバムを出します!』 (太鼓SE:ドドン!)

うみカフェ「おー!楽しみにしています。」

山口「何曲入りがいい?(笑)」

うみカフェ「うーん……欲を言っちゃうと、20曲とか!(笑)」

山口「マジで!20曲……3500円くらいになるけど大丈夫?(笑)」

うみカフェ「わー……高校生のおこづかいからすると厳しいですね……。」

山口「高校生っておこづかいいくらくらいもらえるの?」

うみカフェ「私は月3000円です。」

山口「あ、月3000円なんだ。じゃあアルバム1枚買うと1ヶ月分のおこづかいなんだねー。」

うみカフェ「そうですね。親にちょっと出してもらわないと。」

山口「そっかー。でも、ちゃんとそのおこづかいを出してでも買ってもらえるような良いアルバムを作るので楽しみにしていてください。20曲は約束できないかもしれないけど(笑)。」

うみカフェ「ふふふ(笑)。すみません。」

山口「頑張るね。ありがとうございます。」

うみカフェ「お話できてよかったです。」

山口「うん、僕も。またね。」

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続いての生徒は……



★誕生日おめでとうございます!
山口さんお誕生日おめでとうございます!
僕が音楽に目覚めたのはサカナクションのおかげです!これからも頑張ってください!
rintaro
男/15/静岡県




山口「嬉しい。これも電話が繋がっているのかな?もしもし!」

rintaro「もしもし!」

山口「rintaro、ありがとう。サカナクションのおかげで音楽に目覚めたの?」

rintaro「はい。中学2年生くらいの時からですね。」

山口「初めて聴いたアルバム何?」

rintaro「『sakanaction』です。」

山口「最新アルバム……だいぶ前だけど(笑)。サカナクションで何の曲が好き?」

rintaro「「ホーリーダンス」とか。「スローモーション」とか。」

山口「どっちともB面だな。」

rintaro「マイナーな曲、好きです。」

山口「そうなんだ、嬉しいね。サカナクションのどういうところが好きなの?」

rintaro「他の歌手にはない、いい意味で変わった感じが好きです。」

山口「なるほどねー。そんなサカナクションが好きなrintaroに、サカナクションの目標を言うわ。宣言するよ。約束守るよ。サカナクション山口一郎は、36歳中に……」

『ツアーを行います!』(太鼓ドドン!)

「全国ツアーを行います、そして……」

『アルバムツアーじゃないツアーをやりますよ!』(太鼓ドドン!)

山口「……rintaroも昔の曲好きだよな?」

rintaro「はい。」

山口「先生、いつも思うのよ。新しいアルバムを出してツアーをやると、古い曲をやれないでしょう?だから、古い曲をやれるツアーをやりたいと思う。rintaroが聴きたい曲って何?」

rintaro「アイデンティティとか、有名な曲も好きです。」

山口「よし。じゃあ、先生はこれからもrintaroにサカナクションが好きだって言ってもらえるように一生懸命頑張るわ。新しい曲も楽しみにしていてね。今日は話せてよかったです。勉強も頑張れよ。」

rintaro「はい!ありがとうございます。」

山口「俺も音楽頑張るね。じゃあね、またね。」

rintaro「はい!」

山口「良い子やなー。15歳、静岡県のrintaro。これ、新しいアルバムを出してツアーをやる、昔の曲のツアーもやるって言ったけど、くるり先生がやってたでしょう?アルバムごとのツアー。それをやりたいね。ファーストアルバムのライブ、セカンドアルバムだけのライブ……って。それを真似してやりたい。怒られるかな……くるり先生の真似してやる、決めた!」

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★感謝の気持ち!おめでとうございます!
一郎先生!誕生日おめでとうございます!これまで私は一郎先生が作る音楽に何度助けられた事か。ありがとうございます!小4でサカナクションを聴いて音楽が大好きになり、一郎先生に憧れてギターを始めました!それがきっかけで今ではギターとサカナクションの音楽が心の支えです!大好きです( ´ ▽ ` )ノずーっと私は魚民です!また函館にライブに来てくださいね!
p.s.同じ道民として尊敬してます!北海道民の誇りです!
カナ@ロック
女/16/北海道




山口「嬉しいねー。もしもし!カナ@ロック、メッセージありがとう。」

カナ@ロック「はい。一郎先生、お誕生日おめでとうございます。」

山口「ありがとー。嬉しいわ。先生36歳になっちゃったよ。」

カナ@ロック「全然見えないです。」

山口「本当?さっき親父と電話で話してたのよ。親父は36歳くらいからハゲ始めたって言ってたから(笑)。先生もそろそろハゲ始めるんじゃないかなって思ってるんだよね。それだけ心配。」

カナ@ロック「(笑)」

山口「先生がハゲても先生の音楽のこと好きでいてくれる?」

カナ@ロック「好きでいます。」

山口「本当だよ?Twitterとかでいろいろ言っちゃ嫌だよ、ハゲ始めたな、一郎とか、ハゲ郎とか。言ったら怒るよ?」

カナ@ロック「言いません(笑)。」

山口「そんなカナ@ロックに先生は36歳の目標を言う。どれにしようかな……。サカナクション山口一郎は……」

『音楽を音楽だけじゃないことで伝えていく努力をする!』(太鼓ドドン!)

山口「……ちょっと難しいぞ。」

カナ@ロック「おー。」

山口「どういうことかというと、先生は音楽を作るのが大好きなんだよ。みんなに音楽をいっぱい作りたいの。だけど、作りたい時に作れないのよ、今。だけど、先生はそれを一生懸命頑張る代わりに、音楽っていうものをもっと幅広くみんなに知ってもらえる努力をする。みんなが知っている音楽は、本当に一部だと思う。それをみんなに知ってもらえると、先生はもっといろんな形で音楽を伝えられるかなって思うの。タイアップとかあるだろ……企業とミュージシャンを繋ぐのは、タイアップしかないんだよ。だけど、先生はもっと違った形で企業と結びつける方法があるんじゃないかと思うんだよ。例えば、吉野家の店舗の音楽を1年間サカナクションがやるとか。そしたら吉野家、行かない?」

カナ@ロック「行きます!」

山口「行くでしょ?そういうやり方があると思うんだよね。ロックバンドとしてね。それを考えて実現していくことを約束します。わくわくさせたいな、もっと音楽で。頑張っていくよ。」

カナ@ロック「頑張って下さい。」

山口「カナ@ロックも北海道だもんね。」

カナ@ロック「北海道です。一郎先生、同じ道民として尊敬しています。北海道民の誇りです!」

山口「ありがとう。カナ@ロックにずっとそう思ってもらえるように、北海道の看板背負って頑張るね。」

カナ@ロック「はい。頑張って下さい。」

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さて、今回の授業も終了の時間になりました。

山口「アルバムとかツアーとか言っちゃったけど、正式な発表じゃないからね(笑)。音楽ナタリーさん、記事にされると困るらしいから……先生が勝手に言っただけだから(笑)。口約束しただけだからね。あとは大人同士で話し合ってください(笑)。でも、ちゃんと目標を持って頑張っていきたい。先生は音楽を始めて10年以上経っていますよ。やっといろんなことに耳を傾けてもらえるところまできたなと思ったんです。同じことを繰り返して磨耗するのは嫌だから、どんどん自分の中で変化させていきたい。先生がやることでみんなが不安に思うこともあると思う。だけど、先生は何も変わっていないから。変わらずにこれからも真面目に音楽に取り組んでいきたいと思っています。ちゃんと見ていてください。」

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