飯田「…いやぁ、聴きました?未確認フェスティバルの音源。」
古賀「聴きましたよ!!」
小泉「すごいですね。」
飯田「こっからまた厳選されていくっていうのは、クオリティ高すぎひん?」
古賀「決められへんよね。」
飯田「全員出たらいいのにな。」
谷口「俺らがかすむからやめて欲しいわ。」
飯田「ほんまにその通りやで。」
谷口「未確認もすごいですけれども、俺らの元にもすごい『中学生』からの音源が届いております!という訳で、今夜の授業はこちらをやっていきます。みんなで黒板読みましょう。せーの。」
4人「コピバン道場!」
KANA-BOON先生の気合いの入った雄叫びから始まった、初のコピバン道場の授業!!!
そもそもコピバン道場とは……?
古賀「せいやーーー!KANA-BOONのコピーバンドを完全えこひいき!KANA-BOONのコピバンを鍛えるための道場!それが『KANA-BOONコピバン道場』で、あーーーる!えいっ!」
ドドンッ(太鼓の音)
谷口「このコピバン道場にですね、早くもコピー音源が届きました。まずはじゃあ、一緒に届いたメッセージを紹介します。」
僕のまわりにバンドを一緒にできる人がいないのですが、どうしても応募したかったので、宅録で『フルドライブ』を作らさせていただきました!
ギターとベースは僕が弾きました!ドラムも叩けるのですが、家にドラムセットがないので打ち込みました!
歌は僕の妹です!もしよければ聴いてください!
男/15/長崎県
古賀「マルチやねぇ。」
谷口「すごいな。兄弟でKANA-BOONをコピーしてくれたと。じゃあ早速聴いてみましょう!」
M フルドライブ / レノのコピー音源
谷口「焦った…。最初俺らの音源かと思った。」
飯田「またまたぁ、って思ったよな。」
小泉「いや、すごいわ。」
谷口「妹かわいいな。歌うときの声の抜き方が絶妙やった。次レコーディングの時に妹呼ぼうかな(笑)」
谷口「じゃあちょっと電話して、直接指導していきますか!もしもし!」
レノ「もしもし!」
谷口「コピバン道場師範の!せーの。」
4人「どうも!KANA-BOONです!」
レノ「長崎県 15歳 レノです!」
谷口「どうもどうも!ありがとうな。」
古賀・飯田・小泉「ありがとう!」
レノ「どうも!」
谷口「すごいな。全部1人で録ったん?」
レノ「そうです。」
谷口「へぇ、すごいなぁ。メインでやってる楽器は何なの?」
レノ「僕はギターですね。」
飯田「やっぱりそうなんや。」
谷口「ギターの再現度高くなかった?オクターブ奏法のとこの音色とか…。そこら辺も結構意識してくれたん?」
レノ「はい。なんか、エフェクターで音いじるのって楽しいっすよね。」
4人「(笑)」
飯田「おっとな〜(笑)」
小泉「うん、大人やな。」
谷口「周りで楽器やったり、バンドやってる奴はおれへんの?」
レノ「あんまりそういう人はいないですね。楽器は興味ない人が多いんで、全部自分でやってしまいます。」
谷口「そうなんや。いつから宅録をやってるの?」
レノ「最初はiPadでちょっとやってて、本格的に始めたのは中学校入ってからですね。」
谷口「時代は変わったねぇ…。これ、『フルドライブ』の音源を作り上げるのにどれくらいかかった?」
レノ「1ヶ月か2週間か、それくらいですね。」
古賀「1ヶ月と2週間ってだいぶちゃうけどな(笑)」
谷口「どっちにしろじっくり時間かけてつくってくれたんやな。ありがとう。」
小泉「ありがとう。」
飯田「その1ヶ月の間には、妹に歌ってくれって頼む時間も含まれてたんかな。」
谷口「妹もKANA-BOONのこと好きなん?」
レノ「はい!めっちゃ好きです!」
???「ふふふ(笑)」
小泉「あ!妹おる?」
レノの妹「いまーす!」
谷口「もしもし?妹ちゃんはいくつなん?」
レノの妹「13歳です。」
谷口「わぁ…!歌声に可愛げがあったから、それくらいかなと思ってたんですよ。すごいなぁ。嬉しいな。」
レノの妹「(笑)」
レノ「はっはっは(笑)」
飯田「急にお兄ちゃん感出すなよ!(笑)」
谷口「という訳で、ここは『コピバン道場』やから、俺らKANA-BOON師範に聞きたいことは何でも答えるけど、何かありますか?」
レノ「古賀先生に聞きたいんですけど。」
古賀「押忍。」
レノ「KANA-BOONの『ウォーリーヒーロー』で、ギターのフレーズで途中すごく早く弾くところがあるじゃないですか。」
古賀「あれかな。サビの7小節目くらいのところかな?」
レノ「2番入って、そっからギターがダラララランっていくところなんですけど…。」
古賀「あぁ、2番のAメロ裏のところね!」
谷口「確かにこれはちょっと難しいかも。」
レノ「そこが練習してもやっぱり難しくて、何か練習方法ありますか?」
古賀「とりあえずハンマリングはすごい大事やから。プリング・オフとハンマリングで、右手でギターの弦を弾かずに音を鳴らすっていう練習をしたら、スムーズに出来ると思う。」
レノ「ありがとうございます!」
谷口「古賀もちょくちょく間違えてると思うけどな。」
古賀「俺は絶対間違えてない。」
レノ「早速頑張ります。」
谷口「後は映像で、古賀の手元を見てもらって。」
レノ「はい。ずっと古賀先生研究してます。」
飯田「古賀信者やな。ちょっと音で分かったもんな。こいつ古賀好きやなって。」
小泉「そやな。」
谷口「他の楽器で聴きたいこととかある?」
レノ「飯田先生にベースのことを聞きたいんですけど。僕ずっとギターをやってたので、ベースラインをどうつくっていけばいいのかが分からないんです。」
飯田「ベースは1弦しか弾いてないから、ベースにしか出来ひんことがあると思うねん。小節の間埋めるのもやし、AメロからBメロいく間の音で『お、Bメロくるぞ』みたいなのを分からせたり…。そういうのを組み立てていったら、いっぱい良いのが出来るんじゃないですかね。」
谷口「ほんまにそんな事考えてんの(笑)」
飯田「元はコード一緒やけど、そっから崩していくみたいな感じの方が分かりやすいと思う。ギターに出来ひんことは何かなって思ったら出来ると思います。」
レノ「ありがとうございます。」
古賀「ギターは何でも出来るよ!」
谷口「喧嘩をするなよ(笑)。ドラムは打ち込んだんやな。」
レノ「僕、吹奏楽部でドラムをやってるんですよ。でもいつかは自分でドラムも打ち込まずに叩きたいです。」
小泉「すごい。」
谷口「じゃあ、ドラムに聞きたい事ある?」
レノ「KANA-BOON先生の曲はすごい疾走感があふれてて、その要はドラムだと思うんです。ペダルとかハイハットとか、どれを意識したらより疾走感が出るのかっていうのを聞きたいです。」
小泉「俺の場合やけど、ハイハット意識で疾走感あげてる。ズレたらリズムが崩れるから、キックはそこまでだな。ハイハットの位置を前にするとか、後ろにするとかでだいぶ疾走感は変わってくるから。疾走感を出すなら、ハイハットの位置をちょっと前にしてドライブ感を増していったら、曲全体に疾走感が出るかな。」
レノ「あぁ…なんかすごい!」
小泉「ありがとう(笑)」
谷口「吹奏楽をやってたら、ジャストなリズムっていうのは得意なんじゃないかな。それをわざと崩していくっていうね。どう?俺に聞きたい事はある?」
レノ「曲を鮪先生がつくってるじゃないですか。曲つくる時に、コードを先に決めてつくってるのか、リフ的なのが頭に浮かんでそこからつくっていくのかが、気になります。」
谷口「結構バラバラやな。『クローン』とか『フルドライブ』もそうなんやけど、スタジオで俺がリフを弾いて始まっていく曲もあれば、コードから始まる曲もあったりとか。五分五分かな。」
レノ「自分はリフが先に思い浮かぶタイプなんで、鮪先生はどうなのかなと思って。」
谷口「全然いいよ、それは。リフに合わせていくコード進行のバリエーションが増えれば、リフもまた違った形に生まれ変わっていくと思うし。リフ先行を伸ばしていくのはいいと思うよ。」
レノ「頑張ります。」
谷口「いつかは自分の曲とかもつくっていきたいの?」
レノ「そうですね。」
谷口「じゃあそれも出来たら送って。」
4人「聴きたい!」
レノ「頑張ってみます。」
谷口「絶対いい曲出来上がっていくから。じゃあこれからも妹と一緒に頑張ってね。応援してます。ありがとうな!」
レノ「ありがとうございました!」
10代の勢いを見せつけられたKANA-BOON先生でした。
これからもコピバン道場への挑戦待ってるぞ!!!!
福岡国際センターに参戦してくれた子も感想を書き込んでくれてありがとう!!
現在全国ツアー真っ最中のKANA-BOON先生に対するメッセージもお待ちしています!
(くれぐれもセットリストとかのネタバレはしない様にね!)
それではまた来週もこの教室で会いましょう!