聴取期限 2020年9月25日(金)PM 22:00 まで
(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ…)
洋平先生「はい!進路室へようこそ!先生、今日ね…教室に入ってきた時にマジでビックリしました!机の上に花束2つでっかいのが、ドン!ドン!と置かれてて、“え?何?何かめでたい事、あったけ?”と思ってみたらメッセージが添えてあって、‘川上洋平先生、免許取得おめでとうございます!’と CM曲を担当させてもらってます株式会社SUBARUさんからでした!」
洋平先生「SUBARUさん、ありがとうございます!嬉しい!ず〜っと我々の「ワタリドリ」をCM曲に使って頂いているんですけど、お恥ずかしい話、私が免許を持っていないという事で、あんなカッコイイ車を運転する事が出来なかったんですけれども、これでようやく、運転出来る!そして、2年くらい「ワタリドリ」でしたけど、そろそろ新しい風が…吹くんじゃないかな〜?無きにしも非ず」
M. Beast / [Alexandros]
洋平先生「映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』の主題歌になっております『Beast 』!先週も話したんですけど、このコロナ禍で『Bedroom Joule 』を作ってリラックスした気持ちになってください的な優しい[Alexandros]モード全開だったんですが、実はそのさらに水面下ではこんな激しい曲をこしらえておりました。そんな曲がゴロゴロ手元にあってですね…
これからもう何発くらいか波があるかと思いますので楽しみにしていてください!そうそう!『Beast 』と言えば、先日の日本テレビ「THE MUSIC DAY(ザ ミュージックデイ) 人はなぜ歌うのか?」で、生演奏させて頂きましたが、気持ち良かったね〜。割とバンド勢が少ない中でぶっ放すロックサウンドってのは最高でした。radikoではタイムフリーで1週間は聴く事が出来ますので、いっぱい聴いて欲しいな。聴けなかったという友達に教えてあげるのもよしなに。曲の感想はぜひとも【アレキサンドロス掲示板】までよろしくお願いします!では本日の授業にいっちゃいましょう!」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「…就活Autumn!」
洋平先生「今年は状況が状況なので採用方法が例年と異なる企業さんが多いそうです。なのでこの進路室では就活に関する悩みや情報を生徒みんなで共有し合いながら、幸せになろうぞ。そんな中、我が校の敏腕職員がリサーチしてくれた情報をお伝えしましょう。これはマジで生の情報で企業名も言えない!ただ誰もが知っているIT企業です。これは人事部の方のお話ですね」
例年と比べて採用人数に変化はありません。ただ、メリット・デメリットありますがオンライン面接を実施しております。メリットとしては→時間や場所の制限がない。デメリットとしては→直接会社の雰囲気を感じる事が出来ない。一環して言えるのは色んなバックグラウンドを持っている方と出会いたいと考えております。
洋平先生「なるほどな〜。オンライン面接は特に地方の生徒にとってはメリットとして大きいよね。‘色んなバックグラウンドを持っている方’か〜。実際、何か特別なバックグラウンドがあるかっていうと、“こんなバイトしてました”とか“こんなバンド活動してました”とかしかないっていう生徒さん、多いと思うんだよね〜。先生もかつて就活生だったからよく分かるんだけど、三次面接くらいになると、他の就活生と2人で面接を受けることになるんだよね。で、そっから2人の内、1人はたぶん落とされる。
…明らかに俺よりもう1人の就活生の方が課外活動とか凄いし深いの。例えば、夏休みを利用して海外に行ってボランティア活動をして企業しましたとか。そんな話を横で聞いた後に“川上くんは、いかがですか?”なんて言われた日には、“バンドしかやってない…”みたいな心の中で思って(笑)そこで先生は怖気づいてしまったんだよね。
当時。今思えば、誰が聞いても凄いと思える話でなくても、普通にコンビニでバイトしていたっていうような話でも、凄い膨らます事が出来れば“あ、こんなに魅力的に伝える事が出来るんだ”って面接官に思わせる事が出来たかもしれない。そんな後悔もあります。だから、ティッシュ配り1つとってみても、もらってくれる人ともらってくれない人がいるわけじゃない?そこからどうやったらもらってくれるかをデータ化して…とか面接で話したら、めちゃくちゃ魅力的にみえると思うんだよね。エントリーシートとかもそうだけど、普通の事をいかに魅力的に表現出来るかだから、就活生には頑張って欲しいですね」
M. 言え / [Alexandros]
洋平先生こんばんは。
最終の三者懇談を終えて最終進路を決定しました。
私は第一希望の企業の学校推薦をもらいました。
これから10月の試験に向けて面接練習、実技、筆記試験の勉強など、まだやらないといけないことがたくさんありますが頑張ります。高校生の就職試験は多くの人が学校推薦で受けた場合は一次試験で就職が決まります。私が希望する企業は県外で技術も必要な為実力がないと簡単には受かりません。
今年は夏休みも1週間しかありませんが、その分学校に行けれるので頑張ります!
女性/17歳/岡山県
洋平先生「なるほどね。よし、電話してみましょう!もしもし!」
小力2号「もしもし?」
洋平先生「アレキサンドLOCKS!の川上洋平です!」
小力2号「こんばんは。岡山県17歳RN 小力2号です」
洋平先生「こんばんは!突然だけど、今はどんな状況?」
小力2号「来月、就職試験を控えているんですけど、コロナのせいで1か月伸びてて、面接練習や実技の対策を頑張ってる所です」
洋平先生「なるほど。ちなみにどんな企業に就職したいと思ってるんですか?」
小力2号「私の通ってる高校が専門的な学校で、デザイン系なんです。工業デザインなんですけど、デザイン科に通ってるんで、将来もデザインに関わる仕事がしたいので、そういった企業を志望しています」
洋平先生「それはパソコンとかでやるのかな?」
小力2号「そうですね。パソコンとか実際に粘土とか使って立体に作ったりもします」
洋平先生「カッコイイ!話聞いてるだけでワクワクするね。でもRN 小力2号も書き込みに書いてるあるけど面接とかは不安?」
小力2号「そうですね。今は、学校が終わった放課後に面接練習とかしてて、言おうと思ってる事をノートにまとめているんですけど、いざ、座って面接練習が始まると、台本通り答えてしまうというか、緊張もしているし、焦りとかもあって…どうしても自分の言葉でリラックスして言えないんです」
洋平先生「なるほどね。思ったんだけど、台本読んでるような感じで良いと思う。台本を書いたのはRN 小力2号だよね?」
小力2号「はい」
洋平先生「だから自分の言葉である事は間違いないと思うのね。台本読んでるように面接官に伝わっちゃダメなんだけど、いかに心を込めて相手に表現出来るかだと思う。例えば先生も歌を歌う時に歌詞があって、それはめちゃめちゃ考え込んで作り上げた‘台本’なんだけど、歌う時は毎回違う表現になるのよ。RN 小力2号がやっている事は決して間違いじゃないから、その台本に自信を持って欲しい。そしてさらに伝え方の練習。どうすれば相手に伝わるのか。そこを考えていけば良いと思うよ」
小力2号「はい!」
洋平先生「他に不安な事はある?」
小力2号「不安というか心配している事があって、来月の試験が県外なので、今のコロナ禍で今まで通りの試験が出来るのかなって。試験方法が急に変わったりとか実技とかもどうなのかなって思います。何もまだ情報がないので…」
洋平先生「そうだな〜そこは確かに難しいよね」
小力2号「実技も今までなら会場に行って、お題を言われて、スケッチを始めて、立体的に作って、それをプレゼンするっていう形だったんですけど…」
洋平先生「オンラインならどうやるのかって事だよね〜」
小力2号「そうですね。でも実技は基本的には今までと変わらないような気がしてて、面接が…」
洋平先生「そっかそっか。面接は…今は実家住まい?」
小力2号「はい」
洋平先生「お父さんとお母さんと住んでるよね?」
小力2号「はい」
洋平先生「パソコン2台あったりする?スマホでもいいけど」
小力2号「はい。スマホは2台あります」
洋平先生「そしたら、お父さんとお母さんと一緒に住んでるかもしれないけど、別々の部屋に行ってもらってスマホのテレビ電話を使って、オンライン面接の練習をしてみる」
小力2号「あ〜なるほど」
洋平先生「恥ずかしいとか面倒とかあるかもしれないけど、やっておいて絶対損はない」
小力2号「はい」
洋平先生「やる事は一緒なんだったら、変わるかもしれない方式も練習しておくと良いと思うよ」
小力2号「はい!」
洋平先生「頑張ってね!実際、試験がどうなったかも知りたいし、練習風景とかも教えて欲しい。他の生徒もきっと気になると思うから、情報共有という意味でもぜひ掲示板に書き込んでみてください!」
小力2号「はい!ありがとうございます」
洋平先生「先生も工業系の知り合いに面接方法とか訊いてみるよ。当たり前だけど、健康には気を付けて!」
小力2号「ありがとうございます!」
M. NEW WALL / [Alexandros]
洋平先生「こういう状況下だからこそ、見失わないように気持ちと自信を強く持って、挑んだ人が最後に笑うんじゃないかなって思います。そこはみんな平等だからね。挫けず頑張れ、就活生!」
放送の最後で洋平先生が校長と教頭にお互いの絵を描くようお願いしていた、絵心チェック!校長・教頭が描いた絵はこれだ!
聴取期限 2020年9月25日(金)PM 22:00 まで