(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「はい!進路室へようこそ!11月に入りました〜。早いモノで年の瀬ですよ!年の瀬ではないか?…でも11月って言ったら俺の中じゃ年の瀬ですよね。そんな11月。と言えば、生徒のみなさん…何だと思いますか?
そうです!
ついに今月11月21日(水)[ALEXANDROS]のNEWアルバム『Sleepless in Brooklyn』が発売になります!イェーイ!もう間もなくなんですけど、予約をしてくれた生徒さんの書き込みが届いているので紹介させて頂きます!」
■アルバム!受験!ライブ!
完全生産限定版予約しました!
アルバムももちろんですが、ライブ映像もTシャツも楽しみすぎます!!
毎日勉強に追われている中で[ALEXANDROS]の音楽が唯一の息抜きになってます。
Sleepless in Brooklyn楽しみに勉強頑張って、第1希望の大学に合格して横浜アリーナに[ALEXANDROS]に会いに行きます!!!!
女性/18歳/埼玉県
洋平先生「ありがとうございます!もう全部夢を叶えちゃうぞっていう感じがしますね。そういう気持ちでやって欲しいなと思います!」
■アルバム
洋平先生こんばんは!
Sleepless in Brooklyn、限定版2種類、自分と母用に予約しました。
私にとっては、このアルバムが初ドロスCDです。
女性/15歳/岡山県
洋平先生「ありがとうございます!初めましてという事でございますね。嬉しいです。『Sleepless in Brooklyn』から[ALEXANDROS]を始めるのはお薦めしますね。たくさんの書き込みありがとうございます!そしてこの『Sleepless in Brooklyn』なんですが、[通常盤]と『VIP PARTY 2018 at ZOZO MARINE STADIUM』の模様を収録しました映像付きの[初回限定盤]がAとBあって、さらにアメリカでのレコーディング風景のドキュメンタリーDVDと『Rare Tracks & Demo CD』、Tシャツが付きました[完全生産限定盤]があります!今日のこの‘Rare Tracks’とは一体何なんだという授業をやっていこうと思います!」
M アルペジオ / [ALEXANDROS]
洋平先生「そう!お知らせが1つありまして…あとちょっとですよ。ついに「アルペジオ」のMVが公開されます!カッコイイよ!何で“カッコイイよ!”って言うかというと…これ以上は言えません!(笑)色々ありますので楽しみにしててください!では黒板を書きますか!イェイ!」
(カッ…カッ…カッ…カッ…)
洋平先生「…コンビニの店員さんにさ!商品を渡す時“Hi”って日本では言わないでしょ?アメリカでは言うんだよね!(笑)そこは本当に違いだなと思いました。でも大阪ではそれに近い所があるかもしれないね?だからなんか関西と海外って繋がってる気がする!大阪が一番間口広い感じがする。イントネーションとかも」
(カッ…カッ…カッ…カッ…)
洋平先生「…曲ができるまで!」
洋平先生「先程言いましたが『Sleepless in Brooklyn』の[完全生産限定盤]に付いている『Rare Tracks & Demo CD』。アルバムにはEncore Tracksを含めて13曲入っているんですけど、全曲の出来上がるまでの過程を聴く事が出来るのが『Rare Tracks & Demo CD』。“まだデモですけど”って言ってメンバーに送った音源とか、俺がiPhoneに録り溜めてたんだよね。
危うくね、iPhone 6sからiPhone Xに機種変する時に消えそうになったんだけど(笑)洋ちゃん!iCloudというバックアップのやり方を学んだんで、ちゃんと残ってた(笑)それ以外にも、ちゃんとスタジオでプリプロで録った音源もあったり、『Reburger Queen』っていうこの前のZOZOマリンでのライブでLisa Chrisに『Burger Queen』をリミックスお願いしたんだけど、それも入っています!
今日はその中から1曲ピックアップして、どういう風に曲が制作されていくのか、生徒のみんなとシェアしていこうと思っています!どの曲にしようかな…『Mosquito Bite』にしましょうかね!『Mosquito Bite』がどういう風に生まれたかっていうのを聴いてもらいましょう!」
M Mosquito Bite(生まれた瞬間 at Brooklyn Studio,Yoohei’s iPhione)
洋平先生「リズムが全然違う所があるでしょ?それが変わっていくんですよ…だんだん。確かブルックリンのスタジオでメンバーに「休んでて」って言って、1人でスタジオに入ってアコギ1本でとにかく色んなデモを作りまくっていて。けっこう向こうのスタジオって広いんですよ。その中で1人アコギ1本でiPhone置いて…思い出しますね。このデモを聴いてると何となく、分かるでしょ?その卵が!まさに『Mosquito Bite』のリフが出来た時の音なんですよね。それでメンバーとシェアして合わせて、映画『BLEACH』の監督に“どうっすか!?”って送ったのが…」
M Mosquito Bite(サビ違いVersion at Brooklyn Studio,saze Mix)
洋平先生「なんか音も、ちょっと雑じゃないですか?メンバーがマイクを並べてメンバーのパソコンで録音して、デモらしくちょっと軽めな感じ…でもそんな雑な所も好きだったりするんですよね。こういうのをレコーディングする前にタイアップ先だったり、レコーディング先のエンジニアさんに聴かせておくっていう意味で大事な作業。「Mosquito Bite(生まれた瞬間 at Brooklyn Studio,Yoohei’s iPhione)」はネタ。
「Mosquito Bite(サビ違いVersion at Brooklyn Studio,saze Mix)」はプリプロ。 ほとんど今の『Mosquito Bite』と同じですね。サビがちょっと違うくらいで…。でこれを踏まえてライブとかでやってて “ここはいらないな?”とか精査していくんですよ。だから1曲を作るまでに色んな過程があります。今回[完全生産限定盤]の中には、その過程の大まかな2つの音源を収録しています。完成形と比べながら聴いて欲しいなと思いますね。
M Mosquito Bite / [ALEXANDROS]
洋平先生「全然違うでしょ?迫力とかミックス具合とかが…。よくアーティストさんが“レコーディング終わった〜”って言うと、“じゃあ、もうすぐCD発売出来るんだ〜!”って思いがちですけど、違うんですよ!そこからミックス作業があって、そこからトラックダウン、マスタリング…。大まかに言ってるけどね。それをする事によって空間の中に音がギシギシに詰まって感じで、みなさんにお届け出来るんです。この工程が凄い大事!
そこも含めると…だいたい1年くらい掛けてますよね。そんなに時間を掛けなくても出来る場合もあるんですけど…。(こうして完成形を聞いて)やっぱ1つ1つの過程を振り返ってみると、なるべくしてなった形って思える。例えば“ベースが足りなかったから、こうなってんだな”って分かりますね。だから自分たちで聴いてみても、デモよりも完成形の方が良いなって思うよね。
俺ね、好きなアーティストがデモを入れてる場合が多くて、まだおぼろげな感じというか適当に歌ってる感じとか、“あ〜いいな!レアだな〜!”って思ったりするんですよね。『MILK』も監督に渡したVer.があるんですけど、これも超適当な歌詞(笑)基本的にデモは全部歌詞が適当なんだけどね(笑)そういうのも楽しんで欲しいですね」