(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「はい、進路室へようこそ!いらっしゃいませ〜。早速ですが【アレキサンドロス掲示板】から書き込みを…」
■応援メッセージ待ってます!
洋平先生こんばんは。
私は今中学三年生で、軽音学部に所属していて、ギターとボーカルを頑張っています。
秋の文化祭に向けて忙しい毎日です。
私が通っているのは女子校なのですが、同じ部活のドロス好きの高3の先輩に密かに憧れています。その先輩とは来月ふたりでVIPも参戦します。めっちゃ楽しみです。
そこで本題なのですが、秋の文化祭でその先輩は高3なので引退ということになります。
なので先輩が最後の思い出にと、軽音部のドロス好きだけを集めてバンドを組んで、Run Awayを演奏することになったのですが、
なんと!私も洋平先生パートに入れることになりました!
まだまだギター歴三年目の初心者ですがなかなかいい感じになってきました。
洋平先生!憧れの先輩の最後のライブで成功できるようにぜひ応援メッセージください!
女性/14歳/東京都
洋平先生「俺のパートをやるって事?最近あんま弾いてないですけどね〜。『Run Away』。でも割と簡単でしょ?…歌いながらってなると…」
(ギターを手に取りながら歌い出しを口ずさむ洋平先生)
洋平先生「…Bメロがね」
(Bメロを弾く洋平先生)
洋平先生「洋平節が炸裂しますBメロですね![ALEXANDROS]ってBメロがちょっと変なリズムを取り入れる事が多いんですけど、そこだけ克服すればあとはそんなに…私のパートは大した事はやっていませんから。それよりも『Run Away』じゃなくて今だったら『Mosquito Bite』をやって欲しいな。」
(『Mosquito Bite』のイントロを弾く洋平先生)
洋平先生「これをアコギで弾いたらカッコイイよ!これね…簡単なんだよ!先週も言ったんだけど、6弦をまずC#におとすんだよ…」
(♪C#〜)
洋平先生「ね?これがこの曲のキーだから。で、5弦から下を全部半音下げにすると…」
(再び『Mosquito Bite』のイントロを弾く洋平先生)
洋平先生「綺麗にやるのも良いんだけど、先生はもっとラフに…」
(3度『Mosquito Bite』のイントロを弾く洋平先生)
洋平先生「…な感じでイケるんですよ!確かに歌いながら弾くと難しくなったりしますけど、そこは慣れればイケる気がするので『Mosquito Bite』の方をやって欲しいな!あとC#が出来ると『Claw』とかも出来るよ!『Girl A』もやっちゃえばいいじゃない?」
(『Girl A』のAメロを弾く洋平先生)
洋平先生「ねぇ、RN ぴいどろす!セットリストを変えよう!『Run Away』を外し、『Mosquito Bite』と『Girl A』をよろしくです!(笑)」
M Mosquito Bite / [ALEXANDROS]
洋平先生「RN ぴいどろすが“『Run Away』を演奏する”って事で、我が校の職員が『Run Away』って台本に書いてくれてたんですけど、急遽、俺のわがままで(笑)『Mosquito Bite』かけちゃいました!ごめんね、RN ぴいどろす!そして『Run Away』を聴きたかった他の生徒のみなさん、掛けたくなかった訳じゃなくて、単純に俺が『Mosquito Bite』を好きなだけなんです(笑)そういう方がいいよね?最新の曲が好き!って事でこの曲は映画『BLEACH』の主題歌ですが、今日は…」
(カッ…カッ…カッ…カッ…)
洋平先生「…上半期の映画!」
洋平先生「もう8月に入っちゃったんですけど、久々に映画について語りたいと思います。
私、ブログを個人的にやってまして、年に1回か2回しか更新されないという幻のブログなんですけど(笑)この前、『観た映画2018上半期』を更新しました!」
(川上洋平オフィシャルブログ「あれきさんどろす日記」はコチラ)
洋平先生「この上半期で映画を…61本観ました!
上半期は(アメリカの)ニュージャージやニューヨークにいたりしたので、その時にもっと映画観られるのかな〜って思ったんですけど、今回レコーディングだったので、割と朝から晩まで毎日スタジオにいて…。休みの日とかも歌詞を書いたりしなきゃいけなかったから、あんまり空いてる時間がなかったんだよね。
先生としては、もっと観たかったなという感じ…。8月くらいまでに100本くらい観終わってたら年間200本も楽なんですけどね。
そんな訳で、今夜の生徒のみなさんに観て欲しい映画について…『BLEACH』は当然!これは100億%観なきゃいけない!
特にアレキサンドLOCKS!を聴いている生徒さんは絶対!観てなかったら…どうしよ。先生、家におしかけようかな(笑)
それぐらいマストな作品です!
それ以外に観て欲しいのは…是枝裕和監督の『万引き家族』!」
洋平先生「第71回カンヌ国際映画祭 最高賞 パルムドール受賞されたという事で、本当に凄いですよね。是枝監督と言えば『誰も知らない』から世界的に活躍されている方ですけど、正直 『万引き家族』が今までで1番面白かったかなっと思います。ぜひ観て欲しいですね!あとは『君の名前で僕を呼んで』っていう映画」
洋平先生「ゲイの方のラブストーリーなんですけど、これも良かったですね。
凄く純粋なラブストーリーとして描かれていて、何が良かったって…やっぱ海外に行くと男性同士で手を繋いで歩いてたりとか、女性同士が手を繋いで歩いてたりとか全然普通に見かけるし、俺も本当に何とも思わなくなってきて。
日本だとそういうのが、まだまだフィルターをかけて見られちゃうのかなっと思うんですけど、こういう映画を観て“本当に人を好きになる気持ちとかってのは、関係ないよね。みんな同じだよね”って学べる…学べるって言い方が合ってるか分からないですけど知れる映画だし、お涙頂戴って感じもなく凄い良い演技をする2人で、それが本当に好感度高かったですね。あと『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』も良かったですよ!」
洋平先生「『ジュマンジ』って知ってる? 1995年に公開された『ジュマンジ』はボードゲームを題材にしてて、サイコロ振って、ポンポンポンって進めてって止まったマス目によって、“社長になる!”とかで、それが実際に起こっちゃうって話。今回の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』はテレビゲームが題材。少年少女が学校でジュマンジのロムカセットの入ったゲーム機を見つけていざ遊んだら、その世界に入ってしまうの。その世界では普段の自分たちの姿とは全然かけ離れた姿になってるし、要はゲームの主人公になるって事ね!
それが凄い面白くて…正直、昔の『ジュマンジ』はそんなに面白くなかったんですよ。子どもたちが主人公だったから“子ども向けの映画なんて観ない”っていう子どもだったので、本当に生意気なヤツだったんですけど(笑)この『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は主人公が大人なんですよ。中身は子どもなんだけどね。でもそれがとても面白くてね。ジャック・ブラックも本当に面白い役者さん!内容も割と深くて、俺は楽しめました」
洋平先生「ここまでは大作を紹介しましたけど、ラスト1本は“こんな映画あるや!”っていうのを…『Wonderstruck』も良かったね…
あ、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』っていう映画」
洋平先生「これはウィレム・デフォーが主演で、カリフォルニアにあるディズニー・ワールドの近くの団地みたいな所に住んでる家族のお話。
生活保護を受けなければならないような暮らしなんですけど、僕、これ事前に情報を見ないでこの映画を観たんですよ。凄く素敵な話でしたね!子どもが生意気でいたずらっ子で、お母さんも一緒になっていたずらというか…悪いことばっかするんですよ。“何でこんな事しちゃうの?”みたいな。でもそうしないと生活が出来ないから仕方ないんだなって…。そして何とも言えない感じで最後を迎えるんですけど、その時に観てる人がお母さんと娘の2人に対して、どういう感情を抱くか問われますね。‘真夏の魔法’っていうだけあって、シーズン的には夏!
今の季節にはピッタリですね。映画館では終わっちゃったかもしれないけど、ぜひ観て欲しいなと思います!」
洋平先生「この3本かな!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』。『万引き家族』。『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』。他にもね、お薦めしたい映画はあるので、気になった生徒のみなさんは、私のブログに足を運んでみてはいかがでしょうか?本当は点数を書きたいんですけど、先生も大人なので(笑)書けない事情もいっぱいありますから。どれがお薦めなのか、どれはお薦めじゃないのか、それぞれ判断してみてください(笑)」
M MILK (BLEACH Version) / [ALEXANDROS]
洋平先生「こちらはBLEACH Versionという事で映画『BLEACH』の劇半として使用されていますが、“ここでMILK来るんだ!”みたいな感じでスゲェ良いシーンで使われていますので、映画を観てCDを買って、臨場感を思い出して頂ければと思います!本当にピッタリに使って頂いて、佐藤信介監督ありがとうございます!本日は上半期の映画を紹介しましたけど、下半期もまだまだありますよ!
…あ!福士蒼汰主演!猫好きの青年と猫の新しい飼い主の旅『旅猫リポート』。これは観なきゃアカンね!福士蒼汰主演だしね(笑)
でも福士蒼汰で選んだ訳ではなくて、猫好きって言葉に引っかかったのよ。今ね“何が欲しい?”って訊かれたら猫なんですよ。なんでだろうね?ミルクが2年ぐらい前に死んで悲しいなって思ってて、でも23年生きましたからね。だからそろそろ猫欲しいなって思ってる時に、何か猫の里親募集とか来るんですよ。舞い込んできて“えー”っと思ってたら、もう見つかりました!みたいな。これはそろそろ飼えってことなのかな?って思って…。何でもいいんですよ。血統書付きとかじゃなくて雑種で良いんですけど、ピンっときたいんですよ!写真を見て“この子だな!”って思ったらその子が良くて。
その子の名前はたぶん…ソイになると思います…ソイミルク!ミルクの妹になる気がします。何となくメスな気がする。…どうでもいい話!失礼しました(笑)」