(チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「はい進路室へようこそ!
さあ!明日、9月20日(水)から、東京・伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージにてファッションブランドYOHJI YAMAMOTOと我々[Alexandros]がコラボレーションしました期間限定ポップアップショップが開催されます!
これは本当に僕としては光栄でございまして、日本が誇るファッションブランドYOHJI YAMAMOTO!とコラボ出来るわけですから…。
因みに、今年の夏フェスは、我々[Alexandros]は、コラボした衣装でライブをしていました。今日も実はYOHJI YAMAMOTOを着ております。YOHJI YAMAMOTOのデザインチームさんであったりPRの方だったりとか色々な方とお話しさせてもらって、‘どういう服を作りますか?’とちゃんと僕たちの意見を取り入れてくれているんですよ。
僕たち服好きですけど知識も無いまま‘こういう方が動きやすいですね’とか‘こういう方が僕は好きですね’いった感じで作っていただいたのでライブがしやすかったし、着やすかったというか本当にこれは俺の服だな!!!と感じて本当に光栄ですよ。コラボできることってなかなか無いというか、ほぼ無いんじゃないですか?こんなこと!アーティストとして、ロックバンドとして本望でしたね!このポップアップショップで商品を買う買わないとかは抜きにして、ファッションと音楽とは何なのかとか、そういったことも勉強になると思いますので、ぜひぜひみなさん足を運んでみてはいかがでしょうか?
M Claw / [Alexandros]
洋平先生「今日の授業は、さっきも言いましたけど、YOHJI YAMAMOTOのポップアップショップが明日9月20日(水)から始まりますから、今日はこのテーマでいこうかな…」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「F〇〇〇!(ピー)ちょっと待ってくださいね!(笑)」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「……Fashion!」
洋平先生「音楽と密接に関係があるファッション!
[Alexandros]はYOHJI YAMAMOTOさんとコラボさせていただきましたけど、デビューしたときからステージ衣装であったり雑誌に出るときの衣装であったり、そういうものには結構こだわってきていました。それは何でかと言うと…僕たちが憧れていたミュージシャンもそうであったからですね。
やっぱり音楽をやっている人って着るものであったりとか、発言もそうなんですけど…そういうものに凄くこだわっている方が多いし、それがその人の中身を投影するものだったりすると思うんですよね。当然こだわりますし、こだわって欲しいと自分もお客さんだった時はミュージシャンに対して思っていましたね。
だから自分がこうやってステージに立つ側になった時は、色々な服を着たりだとか色々な服を見たりだとか、研究じゃないですけど自分は何が似合うのか?ギターを持った時にどうしたら様になるのか?と自然になっていましたね。僕は結構スーツを着たりだとか、最近だとYOHJI YAMAMOTOを着てますね。
そんな中で、ファッションについてお悩みをもっている生徒さんからこんなメッセージが届いております。」
■ファッション
洋平先生こんばんは。
私はこの春から高校2年生になるのですが、
なかなか自分らしいファッションを見つけられず…
かわいい女の子らしい服を着てみたいなと思うのですが、
洋平先生は女の子のファッションでどんなテイストの格好が好きですか???
参考にしたいのでよかったら教えてください!
女性/16/熊本県
洋平先生「俺が好きな女の子のテイストの格好をしてどうなるのって話(笑)だからRNさんちゃんが‘いいな!’と思う服を着ればいいじゃん!‘かわいい女の子らしい服を着てみたいなと思うのですが’ってことは、何となく自分の中でどんな服を着たいのかっていう目星がついてるわけじゃん? ‘全く分からないんですよ!’という書き込みならアドバイスをあげるけど、自分の中で決まっているんだったらそれを着ちゃえばいいんですよ!それで失敗すればいいんですよ!‘これはちょっと違ったな?’とか‘私はもう少しボーイッシュな方が似合うな!’というのは何となく分かるじゃないですか。だからどんどんトライしてほしいなと思います。
自分もありましたよ!俺はやっぱりモノトーンが似合うんだなって思いました。あんまり色が付いた服とかは、似合う似合わないじゃなくて好きじゃないというか気合いが入らないんですよね。やっぱり黒か白かみたいなそっちの方が自分の中で気合いが入るんだよね。
ミュージシャンってオフの日でも何があるか分からないから、常に戦闘モードなんですよね。だから私服も自ずと私服も衣装みたいになっちゃってますけどね。とくにスタイリストさんとかがいないと、自分で買った私服でそのままMステとかに出てますからね。
続いては…」
■洋平先生のファッション
ようぺはいつもカッケー服着こなしてるけど、雑誌かなにかで研究してるんで
すか??洋平先生のおすすめのブランドなどあったら、女子力もファッション
センスもカケラもない私に是非教えてください!!^_^
女性/14/広島県
洋平先生「RNは別に何でもいいんだけど、パッと呼びやすいRNをつけてくれるとありがたいかもね(笑)‘煙草ちゃんさー’って言いたくなっちゃうからさ(笑)
もちろん雑誌は読みます!ジャンル関係なく読みますし、女性誌も読みますよ。女性っていいなと思うのは、やっぱりスカートを穿けるじゃないですか。うちのメンバーでもスカートを穿いてらっしゃる方もいますけど(笑)俺は結構ジェンダーレスだから似合ってたり、ラインが綺麗に写るなら全然穿いた方がいいと思うし…男女関係なくね。
だから僕は色んな雑誌を見てますね。今はオンラインで便利に買えたりするんだけど、お店に出向くのが大事なのかなと思いますね。実際に試着をして、‘違うなコレ?’とか‘これは意外と似合うな!’とか、店員さんに‘悩んでいるんですけど、何がいいですかね?’とちゃんと聞いてみるのもありかもしれません。向こうはプロですからちゃんと教えてくれますし。ぜひぜひお店に行って欲しいですね。
あとは単純に好きな憧れのモデルさん、女優さん、アーティストが着ている服をそのまま真似する所から始まったりもするので、そういうのも参考にしていいと思います。それこそさっき言ったみたいに、性別関係なく選んでもいいと思います。俺の真似をしていただいても全然構わないですし、俺の服は結構女性が真似しても問題ないような服だったりするから…。それこそYOHJI YAMAMOTOとか良いなと思いますけどね。
そういうファッションとか服とかを纏ってステージに出る訳ですから、自分たちをこだわり抜いて、自分に何が合うのか!何がカッコイイのか!っていうのを実は考えていますね。よくテレビとか雑誌とかに出演させてもらう時に、かなり考えますよ。1番考えてないのは、このSCHOOL OF LOCK!の時だけかもしれない!(笑)
それでもちょっとオフ感を出すようにしてます。ラフ感みたいなのをね。そんな演出必要ないはずなんだけど、写真撮るわけだからやっぱり変な格好しては行けないしね。そこのバランス感覚を何となく頭の片隅に置いて、クローゼットの中から選んでますし、そういう1個1個を選ぶ時の思考というのは持っておいた方が良いかも知れないね。だって‘デートするよ!’ってなった時は考えるでしょ?‘デートした事ないよ!’という生徒もいるかもしれないけど、‘デートします!’ってなったら絶対考えるもん。
大学生になって中学校の時の友達に会ってなったら、‘俺、あの時から成長したぜ!’ってイケてるところ見せたいじゃないですか。そういう感じで自分のテンションを上げてくれる、自分を輝かせてくれる、それが服だと思います!だってカッコイイ方が絶対いいもん。ステージ立って、ギター持って、照明がバッと当たって出てきました!!!
って時に憧れの人がダサかったら何か嫌じゃないですか?俺がお客さんだったら、やっぱりそこはカッコイイ服でバシッ!と決めて欲しいもん!俺もそんなミュージシャンでありたいし…。
だから、いくらモデル気取りなミュージシャンで‘バカじゃねぇの?’言われようが、‘ミュージシャンこそファッションを纏ってなんぼのもんだ!’というぐらいの気持ちで俺はいつも服を選んでるし、纏っているんですよ。だから俺の服っていうのは、自分で選ぶっていうのが大事で、そういう感じでこれからもやっていきたいなと思いますね。
自分にとってファッションとは何かと言うと…書くの?(笑)書かなくてもいいと思うけど(笑)…」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「・・・戦闘服!」
M Movin’ On Up / Primal Scream
洋平先生「ボビー・ギレスピーは本当にカッコイイ!基本スーツでライヴをやっているんですけど、たまにTシャツとデニムだけで出てきたりして、それも様になっているんですよね!レコード屋さんに行って、‘今日はこの気分だな’みたいな感じで、ボビー・ギレスピーはもしかしたら衣装を選んでいるのかもしれませんね。
やっぱりミュージシャン・ロックスターは格好つけてナンボだと俺は思っています!そういう風に生きていこうかなと思っています!
そして、YOHJI YAMAMOTOと[Alexandros]がコラボレーションしました期間限定ポップアップショップが明日、9月20日(水)から開催されます。
場所は東京・伊勢丹新宿店本館1階、ザ・ステージなんですけど、ここで我々の新曲が初公開されます!今回のコラボに対しての曲を作りました。結構良いデキになっています。
ここまで話してきたファッションと音楽のリンクとはどんなものなのか?ということを、ここに来れば何となく分かるのではないかと思っています。だから会場に聴きに来るだけでも全然いいと思います。やっぱり音楽と服ってリンクしているんだなということがよく分かると思います。それはやっぱり体験するということがものを言うと思いますので、
ぜひ足を運んでほしいと思います!」
洋平先生「そして、来週この進路室にゲスト講師が久々に登場します!
登場するのは…
生徒のみんなの先輩、みんな大好き、千葉雄大くんです!
お楽しみに!」
M ムーンソング / [Alexandros]