アイナ「私アイナ・ジ・エンド、いま全国ツアーの真っ最中です！ つい先日、ソロでは初めて、横須賀芸術劇場っていうめちゃくちゃ綺麗な会場でやらせていただきました。イスが赤かったり、客席が３〜４階ぐらいまであって、首をグワッとあげないと上まで見られないほど天井が高かったり、広くてきれいなところでしたね。」

アイナ「そして、今週の木曜日金曜日、東京都・中野サンプラザホールにて、ソロワンマンあります！！」

アイナ「結構ドキドキです。やっと自分の今やりたい音楽みたいなものが、ライブで板に着きそうな、まだ着いていないかもしれない…そういう状況なんですけども、精一杯やるので楽しみにしていて欲しいです。」

アイナ「今アイナROCKS!では、東京の会場でライブに参加して、ライブをレポートしてくれる生徒ちゃん2名を募集しています！ 今日の24時が締切なんですよ。交通費も全額支給させていただきます。なので、興味ある生徒ちゃんはぜひ手をあげてほしいです。」




AiNA THE END Solo Tour 2021 "THE ZOMBIE"グッズ紹介のうた / アイナ・ジ・エンド


アイナ「先日横須賀公演に職員さんが来てくれはって、グッズも身に着けてくれはったんですけど…そんな中から、実は今目の前に、私のグッズのガチャガチャがあります。開けてみてって言われたので、開けさせていただきます！」

アイナ「これ開けるところが楽しいんちゃうかな？ っていうのはあるんですけど、開けちゃいますね。何が出るかな……これ開けるの楽しいな…」

アイナ「おおー！！ いつも描いてる定番のアイナのサインって言うか…厚底履いた黒髪ぱっつんロングの笑ってる女の子です！ ピンバッチ！ 職員さんめっちゃ喜んでる！ 今回はグッズのイラストもロゴも、全部私が描かせていただきました。」

アイナ「そして、もう一個買っていただきました。本当に開けていいんですか？ ドキドキする！ 行きます……」

アイナ「おおー！ すごい、かぶってない！ご飯くんです！！ 職員さんめっちゃ喜んでる（笑）腕を突き上げて喜んでて、あんなに二の腕を見たのは初めてです（笑）これは色合いがほんまに好きなんですけど、『眠たいご飯くん』って勝手に呼んでます。キャップも出したんですよね、ご飯キャップ。コーデュロイの秋っぽいやつ。それの仲間って感じのピンバッチですね。是非、ご飯キャップにつけて使って欲しいと思います！」



アイナ「SCHOOL OF LOCK! “表現の講師”BiSHのアイナ・ジ・エンドです。さて今夜は、この授業をやって行こうと思います。」

アイナ「音楽表現についてー！」

アイナ「『今何かを作っています！』っていう生徒ちゃんも結構いると思います。例えば、演劇部の人は脚本だったり、美術部の人は油絵だったりするよね。何かを作るって、共通している部分が多いと思うんです。」

アイナ「そこで今回は、創作している人の手助けになればなと思って、私の曲作りについてのお話をさせてもらいたいと思います。いいかなー？」

アイナ「私は曲を作るときは、作詞作曲どっちも一気にやりますね。メロディ先行 or 歌詞先行ってあると思うんだけど、どっちも一気に始めます。メロが先に浮かんだとしても、そのメロに付随してもう言葉が出てくる感じ。大体メロを書いた後に言葉をいじるんだけど、最初に出てきた言葉そのままで行くことが多いですかね…」

アイナ「でもたまに、『全然今このマインドの歌詞うたわれへん』ってなったら、歌詞総替えします。『虹』っていう曲は、もともと英語で歌ってたんだけど、日本語の方がいいなと思って、歌詞全部変えしましたね。」



アイナ「曲作りは、とにかくたくさんのフレーズを思いつく限りボイスメモに入れます。サビに使える、Aメロに使える、Bメロに使える…とか何も考えず、ただ思いつくフレーズを、ご飯食べてる時も、お風呂入ってる時も、トイレしてる時とか移動中とかも、関係なしにボイスメモに入れまくる！ だからボイスメモが、結構容量の幅を取っている状態ですね。」

アイナ「そんな感じなんですけど、曲作りにも期限があります。期限が迫ってヤバイ時とかは、もうずーっと歌う。ずーーーーっと。で、夢の中でいいメロがたまに浮かぶんですけど、起きたら忘れてんねんなこれ！！ これがほんまに悔しすぎる！」

アイナ「最近期限が迫ってる中でいいなと思うメロが浮かんだのが、BiSHのライブ中、楽屋を出てちょっと散歩してる時に、ふわって歌った時でした。だから意外に、煮詰まった状態でずっと歌わなきゃっていう時より、ちょっと違う時に歌った方がいいメロが浮かんだりします。そんな感じで本当手探りで、今やってる感じかな…」

アイナ「生徒ちゃんの中には多分、油絵を描いてる美術部の人とかもいると思うんだけど、私のおばあちゃんは油絵描きなんです。油絵っていうのはすごい神経を集中させなきゃいけないものだと思うんだけど、多分ずっとそれだとしんどいから、たまには自然のものに触れる、土を触るとか海に行くとか、そういうことを大事にした方がいいんじゃないかなって、勝手に思ったりしています。」

アイナ「私も最近そういうのは意識しています。撮影で海に行く機会があったら、必要以上に土を触ってみたりとか。結構作る人にとって、自然は大事な存在な気がしてきました。」

アイナ「書き下ろし曲っていうのがあります。例えば、『このドラマのオープニング曲を書いてください』っていうお仕事。」

アイナ「あんまりお仕事っていう感覚はないんですけど、そういうオファーを頂いた時とかは、あんまり自分の音楽をやっている感覚ではなかったりします。もちろん私が作るんですけど、そのドラマの脚本を読んだり、監督の人の表現したいことを自分の体内に入り込んでいく作業だったりします。」

アイナ「書き下ろしは今まで、『誰誰誰』と『ロマンスの血』と『死にたい夜にかぎって』と『ワタシハココニイマス for 雨』っていうのをやったんやけど、全部本当にそれぞれ先方の方との意見のすり合わせからできたもので、本当に私は書下ろしが大好き！！ 自分だけのものじゃないっていうのが書き下ろしの良さで、すごく好きです。」

アイナ「だから、生徒ちゃんの中に、1人で何かを作っていて行き詰っちゃったっていう人がいたら、もしかしたら誰かとやってみるのもアリかもって思う。曲を作るとかは、人とやるとぶつかるけど、それも良かったりするので。」

アイナ「とかいろいろ喋ってますけど、私は1人じゃ何もまだできないので、周りの友達とか、最近だと亀田誠治さんっていう師匠と呼ばれる方が一緒に音楽をやってくださったりとありがたいです。その人たちのおかげで成り立ってるんで、やっぱり1人じゃ音楽はできないですね。多分これからもそうです。できる限り、私も精進していきたいと思います！」



アイナ「そんな中、最近『これはめっちゃいい！』っていう曲ができたんですよ！ 『ZOKINGDOG』って言う曲です。今日、初オンエアしたいと思います。」

アイナ「この『ZOKINGDOG』っていうのは、ぞうきんをかぶった犬の話です。そのぞうきんドッグは、名付け親も知らないし愛を知らなくて、ずっと生きる意味を探してるんです。でも、ゴキブリのゴッドキングに出会って『お前はぞうきんかぶった犬だから“ぞうきんドッグ”だ！！』と言われたりしてね…人ってとにかく、人に会うと楽しくなっていくんだよねやっぱり。そういう、生きてることが楽しいと思っていけるような、犬の話です！ アイナ・ジ・エンドで、『ZOKINGDOG』！！！」


M. ZOKINGDOG / アイナ・ジ・エンド


アイナ「来週リリースのEP『DEAD HAPPY』の中から、『ZOKINGDOG』を聴いていただきました！ いかがでしたかね？ 感想は[ アイナ掲示板 ]に書き込んでくれると、すごく嬉しいです！」

アイナ「ちなみにこの曲は、東京スカパラダイスオーケストラの加藤さんに、サウンドプロデュースしていただきました。私はね、加藤さんが大好きなんですよ！ 加藤さんが拳銃みたいにギターを構える仕草があるんですけど、私はその写真をネットから集めに集め、一番厳選したお気に入りを、一時期待ち受けにしていたくらいです！」

アイナ「今回ご一緒させていただいて、本当に緊張してしまいましたね。でもその緊張感が良かったのか、レコーディングも今までにないぐらいストイックな、ピッチ修正もほどんどない感じになったりして、後悔がないです！！」

写真：アイナ

アイナ「そろそろアイナLOCKS! 終了のお時間です。早かったな今日！ またこの授業をやりたいと思います。今度は振り付け編とか、やりたいかな。この前こもり校長とダンス対談したけど、振り付けの話はあんまりしてないのでしたいです。おこがましいかもしれないですけど、また対談できたら本当に嬉しいです。」

アイナ「ライブレポーターのエントリーも待っております！ さっきからの職員の人が『ZOKINGDOG』を踊ってくれていてかわいい（笑）」





＜おまけ＞



職員4人で横須賀公演に行った時、以前授業でRN じんじんが教えてくれたラーメン屋『本牧屋』に行ってきましたよ！
とても美味しかったです！ 教えてくれたRN じんじん、ありがとう！！

これからツアーに行くみんなも、ぜひ全国の生徒が教えてくれたラーメン屋さんに立ち寄ってみてね👍
（美味しかったらまた教えて欲しいです！！！）



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