男子生徒がアイナ先生と告白リハーサル! -“Fall in love with AiNA THE END in this SUMMER”〜この夏、アイナと恋〜-開幕!

SCHOOL OF LOCK!



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聴取期限 2021年6月21日(月)PM 10:00 まで





アイナ先生、こんばんは。僕には本当に好きな人がいて、今は高校三年生ですが、高校二年生の時のクラス替えで、同じクラスになって、その時から、ちょっと気になってはいました。ですが、それを加速させるような出来事がありました。それは文化祭の準備です。僕はそういうことがあまり好きではありませんでしたが、放課後にその子と二人きりで準備をしている時はこのまま一生時が止まって欲しいと思うくらい幸せでした。その子と仲良くなるために、LINEも始め、毎日楽しく話していますが、告白をする勇気がでません。是非、アイナ先生に相談して、明日にそれを実践したいとおもいます。宜しくお願いします。

熱男
佐賀県/18歳/男性


アイナ「これは…胸キュンすぎる! ちょっと熱男としゃべってみましょう。もしもし!」

熱男「もしもし!」

アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師、アイナ・ジ・エンドです。」

熱男「佐賀県18歳、熱男です。よろしくお願いします。」

アイナ「熱男くん、よろしく。」

アイナ「何この話! めちゃくちゃ胸キュンやんな。これから私とリハーサルをするんですけど、今はどんな気持ちですか?」

熱男「本当に告白するみたいな気持ちで、今めっちゃ緊張してます。」

アイナ「その緊張を爆発させて欲しいな。じゃあまずは、この授業、長いタイトルがあるんですけど、言ってもらっていいかな?」

熱男「はい!」

アイナ「熱男のタイトルコールまで、3・2・1」

熱男「“Fall in love with AiNA THE END in this SUMMER”〜この夏、アイナと恋〜

アイナ「はい、よくできました〜(笑)」


M. 勘違いベイビー / アイナ・ジ・エンド


SCHOOL OF LOCK!


アイナ「熱男の好きな子はどんな子なの?」

熱男「よく笑う子です。」

アイナ「よく笑う子? よく笑う子は一番いいかも、確かに。正直な話、私もこのエピソードを読んでから結構胸キュンしててさ、私でも胸キュンしてるから、熱男やばいよなきっと。」

熱男「もうやばいです!」

アイナ「(笑)それで、告白をしたいっていうことでいいんかな?」

熱男「そうです!」

アイナ「じゃあ毎日考えてるんでしょ?」

熱男「はい、もう授業中ヒマなときずっと考えてます。」

アイナ「あかんやん! 授業はちゃんと聞きなさい(笑)」

熱男「(笑)」

アイナ「それで、これはどうやって告白しようと思ってんの?」

熱男「相手が応援リーダーなので、体育祭の踊りを放課後の教室で教えてもらう感じで呼び出そうと思うんですけど…」

アイナ「体育祭なんや!」

熱男「はい! それで、その帰り道に告白しようと思います。」

アイナ「なんで急に『告白する!』ってなったの?」

熱男「もう20歳までに結婚しようと思っとるけんが…」

アイナ「え、熱男が?」

熱男「はい。」

アイナ「おぉー。」

熱男「早めにその相手を見つけておかないと今後見つからないだろうと思って、高校3年生の、この部活も終わった時期にしようと思いました。」

アイナ「生き急いでますね…20歳で結婚!」

熱男「はい。」

アイナ「かっこいい人生になりそうやな。私が今からその女の子役をしようと思うねんけど、あだ名は何にする?」

熱男「じゃあ…“まなちゃん”でいいですか?」

アイナ「まなちゃんね、分かった。まなちゃんのことを好きになったキッカケとか教えてほしいな。」

熱男「2年の時に初めて同じクラスになって、文化祭の準備の時にしゃべって仲良くなったのがキッカケで、好きって思うようになりました。」

アイナ「文化祭の準備で好きになって、今回体育祭で、もっと仲良くなろうっていう感じなんかな?」

熱男「そうです!」

アイナ「青春…! じゃあ、私まなちゃん役するわ。よく笑う子なんやろ?」

熱男「はい!」

SCHOOL OF LOCK!


アイナ「最初はどのシーンから始める?」

熱男「俺が教室に残っとるけんが、アイナ先生がその教室に入ってくるところから始めてもらいたいです。」

アイナ「ああー、いいね! ガラガラって入ってきます、ほんで熱男がちょっとダンスを教えてもらうんやね。」

熱男「はい。」

アイナ「で、ちょっと帰ろうかみたいな感じになって、その帰り道に…ということで。」

熱男「そうです(笑)」

アイナ「いやー!! もう笑ってもうてるやん! 緊張してる?」

熱男「緊張してます。」

アイナ「ちなみに告白する場所、どこにしとく?」

熱男「まなちゃんが電車通学やけんが、駅で告白したいです。」

アイナ「駅でしちゃうの? いやー恥ずかしいねえ…めっちゃいいやん! じゃあ、駅まで歩いて行くってことやんな。」

熱男「はい、そうです。」

アイナ「ちなみに熱男は、いつも電車で学校行ってんの?」

熱男「いや、歩きです。」

アイナ「まなちゃんは電車通学ってこと?」

熱男「はい、やけんが、送っていく感じにします。」

アイナ「送ってくれるん?! うわー、それはいいですね…」

熱男「(笑)」

アイナ「ほなちょっと、私が教室に入るところからやるから、『そろそろ帰らないとな〜』って言ったら、駅まで送ってくれるっていう流れでやってみよう!」

熱男「はい!」

アイナ「全身全霊で行きますよ!」

熱男「俺も行きます!」

SCHOOL OF LOCK!


アイナ「ほな、リハーサルスタート!」


<扉の開く音>

熱男「あ、ちょっと今、時間ある?」

まなちゃん「時間…あるよ、どうしたん?」

熱男「ちょっと、ダンス教えてくれない?」

まなちゃん「ダンス? なんでなん? 分からへんところあるの?」

熱男「そうそう、衣装係でダンス練習やりよる時間ないけんが。」

まなちゃん「あー、そうか。衣装つくってくれてるもんね、ありがとう。全然いいよ。どんなダンスやってるん?」

熱男「『Choo Choo TRAIN』の最初の回るところ!」

まなちゃん「回るところね!」

<教室に『Choo Choo TRAIN』が流れ、一緒にダンスの練習をする2人>

まなちゃん「ダンス上手上手!」

熱男「ありがとう!」

まなちゃん「ほな私、そろそろ帰ろっかな…」

熱男「ならちょっと、練習付き合ってもらったけん、送って行くわ!」

まなちゃん「え、送ってくれるん?」

熱男「うん。」

まなちゃん「でも熱男、電車乗らへんやん。」

熱男「いやもう、あの…教えてもらった分のお礼は、送りでしか返せんと思って。…送って行くよ!!!」

まなちゃん「分かったありがとう、うれしい! じゃあ…帰ろう?」

熱男「いいよ。」

<セミの声がする夜道を2人で歩く、熱男とまなちゃん>

まなちゃん「あー、もう夏やな。」

熱男「たしかに。」

まなちゃん「星出てるよ!」

熱男「あれは何の星かな?」

まなちゃん「星詳しい?」

熱男「いや、ウルトラマンのウルトラの星しか知らんけん。」

まなちゃん「ウルトラの星?(笑)」

熱男「ウルトラマンが住んでる星。」

まなちゃん「え、ウルトラマンって星に住んでるの?」

熱男「そうそうそう。」

まなちゃん「(笑)…ちょっと待って、雨降ってきたくない?」

熱男「あ、俺いま傘あるけど、持っとる?」

まなちゃん「ないな…」

熱男「それならじゃあ…うーん、俺がびしょびしょに濡れて帰るか、2人で傘に入るのどっちがいい?」

まなちゃん「え、びしょびしょに濡れて帰る。」

熱男「え、ウソやん(笑) そこは2人で傘に入って一緒に帰るみたいな…」

まなちゃん「いいよ、入ってあげる。」

熱男「…ありがとう。」

<2人で1つの傘に入り再び歩き出す、熱男とまなちゃん>

まなちゃん「ちょっと距離が近いね。」

熱男「確かに近い…夏やけん、もう熱々。」

まなちゃん「熱々だね…文化祭、楽しみやね。」

熱男「うん、楽しみ。3年間の最後やけん。」

まなちゃん「私応援団頑張ろうと思ってるからさ、熱男も衣装、精一杯頑張ってよ。」

熱男「分かった、ありがとう!」

まなちゃん「いい思い出にしよう?」

熱男「うん。」

まなちゃん「ほな私、そろそろ行こっかな…」

熱男「あ、ちょっと待って!」

まなちゃん「ん? もう駅着いちゃったよ。」

熱男「…あの、俺は去年の文化祭の頃から、まなちゃんのことが気になってきて…」

まなちゃん「まなのこと?」

熱男「うん。それで、高校3年生ももう半ばやし、これからのことを考えて…付き合って欲しいというか…その…好きで、付き合って欲しいです!!」

まなちゃん「…こんな私でよければ、ぜひ。」

熱男「え、本当に?」

まなちゃん「うん。」

熱男「やったあぁぁ! 」

まなちゃん「(笑)」


M. ワタシハココニイマス for 雨 / アイナ・ジ・エンド


SCHOOL OF LOCK!


アイナ「はい、カットー! 」

熱男「電車来た?」

アイナ「終わった終わった! もう終わったよ(笑)」

熱男「あ、終わった?」

アイナ「緊張した?」

熱男「脇から汗がちょっと…」

アイナ「熱そう! 熱男、緊張してたやろ?」

熱男「はい、緊張してました。」

アイナ「でもよかったよ、熱男の感じ。」

熱男「ありがとうございます!」

アイナ「傘に入れるかびしょびしょになるか、選ばせてくれるあたりが結構よかった! 楽しかった!」

熱男「僕も楽しかったです!」

アイナ「この感じやったら、まなちゃん行けると思う!」

熱男「本当ですか?」

アイナ「こんなにがっつりリハーサルしたし、きっと大丈夫。」

熱男「このままいけば、多分できますよね。」

アイナ「大丈夫やと思う! 成功したとしても駄目だったとしても、教えてよ結果!」

熱男「はい、教えます!」

アイナ「掲示板にでも書き込んでな。じゃあ、頑張ってな!」

熱男「頑張ります!」

SCHOOL OF LOCK!



アイナ「熱男くん、結婚を20歳でしたいって言ったから、もう付き合いたいとかじゃなくて『結婚してください!』って言う方がしっくりくるんじゃないかと思っちゃいました。」

アイナ「最初メールには『告白する勇気が出ません』って書いていたのに、最後は楽しそうになってたね。もしかしたら勇気が出たんかな? 緊張するようなことだと思うんですけど、どうか成功しますように!!」



★今週のSCHOOL OF LOCK! はスペシャルウィーク! アイナLOCKS! では「マシュマロ・ホイップ・アイナLOCKS!」を1名様にプレゼントします!

★「マシュマロ・ホイップ・アイナLOCKS!」とは、この音源が当たった1人の生徒だけのために収録した、秘密のアイナLOCKS!

★「マシュマロ・ホイップ・アイナLOCKS!」が欲しい生徒は、今回アイナLOCKS! で逆電をした【RN 熱男】くんへのアドバイスや応援メッセージを[ アイナ掲示板 ]に書き込んでください。締め切りは、本日6/14(月)24時まで。


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