聴取期限 2021年6月14日(月)PM 10:00 まで
アイナ「最近、名古屋にある日本ガイシホールっていうところでワンマンをやったんですけど、その時初披露させていただいた曲を、今日は聴いてもらいたいと思います。」
アイナ「この曲の振り付けは、コンテンポラリーなんかな? っていうぐらいよう分からん、難しいことやってですね…久しぶりにメンバーが本当に難しそうな顔をして、鏡とにらめっこしながら練習してくれました。私も私で、この振りで良かったんかな? って、一週間ぐらい悩みました。でも今は、これで良かったと思います。聞いてください、BiSHの『in case…』」
M. in case… / BiSH
アイナ「この曲、よく聞いてみると結構かっこいいこと言ってて、最初聞いたとき、『こういう曲をBiSHで歌わせてもらえるんや!』と思いました。自分自身も心奮い立たされたりする曲です。」
アイナ「今日は、アイナLOCKS! のメイン授業“表現の時間”をやっていきたいと思います。この授業では、生徒から表現にまつわる悩みを募集、直接お話を聞いていきます。」
僕は豆柴の大群をきっかけにアイナさんを知り、衝撃を受けました。
すごくいい声ですね!
僕は趣味で作詞作曲をしているのですが、最近歌詞がまったくかけません。
何をかいても自分の言葉じゃない気がします。
アイナさんは歌詞が思い浮かばない時はどうしていますか?
神奈川県/17歳/男性
アイナ「もしもし! 」
隠れ豆粒「もしもし! 」
アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです。」
隠れ豆粒「神奈川県 17歳、隠れ豆粒です。」
アイナ「“隠れ豆粒”ってことは、豆柴には見つからないように隠れながら応援してるってこと?」
隠れ豆粒「そんな感じです(笑)」
アイナ「豆柴の大群をキッカケに知ってくれるって、新鮮でうれしい! ありがとう。17歳って高3? 忙しいときじゃないの?」
隠れ豆粒「そうですね、忙しいです。」
アイナ「ちょっとびっくりしたんやけどさ、作詞作曲を趣味でしてるの?」
隠れ豆粒「はい、作詞作曲してます。」
アイナ「いつからしてる?」
隠れ豆粒「中3の時からです。」
アイナ「じゃあ、3〜4年やってるってことか。今まで何曲ぐらい作曲したの?」
隠れ豆粒「作曲は70曲ぐらいで、その中で、歌詞ができてるのは30曲ぐらいです。」
アイナ「曲はどうやって作ってるの?」
隠れ豆粒「曲は、ギターを使って即興で歌ってみたり、パソコンのソフトを使って作ってみたりしています。」
アイナ「パソコンのソフトは何を使ってんの?」
隠れ豆粒「『Studio One』っていうやつです。」
アイナ「おぉー! めっちゃバンド!! 私は『Logic』っていうやつを使っていて、『Studio One』に憧れを持ってるんよ。『Studio One』は難しいから手を出せずにいるんやけど…すごいね! 」
アイナ「最近は、歌詞があまり書けないっていう悩みがあるの?」
隠れ豆粒「最近歌詞がなかなか書けなくて、曲だけがどんどんできちゃう状態で…アイナ先生は、歌詞が書けないときどうしてますか?」
アイナ「歌詞が書けないときなんて、毎日だよね私は。…突然書けなくなったの?」
隠れ豆粒「そうですね、どんどん自分の中の言葉が絞り出されちゃった感じで、思い浮かばないというか、出てこなくて。」
アイナ「あぁ…めっちゃ分かる。自分の中にある葛藤とか、もどかしさとか、愛おしさ楽しさとかを吐ききったって感じ? カラカラな感じなんかな?」
隠れ豆粒「そうですね。」
アイナ「そっかそっか。そういう時は、何かインプットしたりするの? 例えば、映画を見たり本を読んだり…」
隠れ豆粒「本は好きで結構読んでいます。」
アイナ「そっか、一緒だね。私は歌詞が書けない時は、インプットをしてもやっぱり書けなくてさ。そういう時はね、もう向き合うしかないじゃんね、結局。『THE END』のアルバムだと『スイカ』っていう曲の歌詞を書くのに、3か月かかったんだよね。すごく昔にできていた曲なんだけど、まだ心が赤ちゃんみたいにピュアな時に書いた歌詞だったから、今このピュアな言葉を歌えないかも? みたいな葛藤とか悩みがあったりして…」
アイナ「そんな中、私がちょっと勇気をもらった話があって… BUMP OF CHICKENの藤原さんが書いた『ロストマン』っていう曲、歌詞を書くのに9ヶ月かかったんやって。やばない?」
隠れ豆粒「すごいですね。」
アイナ「だから、いいんかなと思って。時間かかっても納得できる歌詞が絶対に生まれるまで、書くべきなんやなって、そのとき思ったんよね…あ、あとさ! 隠れ豆粒くんにめっちゃいいこと言ってもいい?」
隠れ豆粒「はい!」
アイナ「歌詞書かれへん歌かいたら?」
隠れ豆粒「??」
アイナ「歌詞書けない歌詞書けない〜♪ みたいなやつ! 結構いいと思うな〜」
隠れ豆粒「なるほど!」
アイナ「歌詞書けない歌詞書けない♪ もう私には乾きも潤いもないよ〜〜♪」
隠れ豆粒「面白いかもしれないですね(笑)」
アイナ「ふざけてごめん。隠れ豆粒くんの作った曲を、ちょっと聞いてみたすぎるんですけど…世に出したことはないの?」
隠れ豆粒「まだないですね。」
アイナ「もしよかったら、そんな隠れ豆粒くんのちょびっとデビューを、アイナLOCKS!で聞かせていただけたりしませんかね?」
隠れ豆粒「じゃあ…デビューしちゃいます!」
アイナ「ほんまに?! めっちゃ嬉しい!」
隠れ豆粒「じゃあ…僕彼女がいるんですけど、その彼女と桜を見に行った時のことを書いた『春のうたたね』っていう曲を披露します。」
アイナ「お願いします!」
M. 春のうたたね / RN 隠れ豆粒 (サビを生演奏)
アイナ「ブラボー! ヤバい、ヤバいでほんまに! お世辞抜きでほんまにめっちゃいいと思います。」
隠れ豆粒「本当ですか? やったーありがとうございます!」
アイナ「すごい名曲! 緊張した? デビューおめでとう!」
隠れ豆粒「ありがとうございます。」
アイナ「キャッチーなメロなのに聞いたことがないし、ピュアなのに薄いにごりも感じる。ただのピュアピュアソングに聞こえないっていうか…音源化されるのが楽しみです。」
隠れ豆粒「ありがとうございます。」
アイナ「もし歌詞が書かれへんくて悩んだときは『時間かかってもいいや、納得できるまでちょっと頑張ろか』ぐらいの気持ちでね。楽しみにしてるね。」
隠れ豆粒「はい、楽しみにしていてください!」
アイナ「今日は話を聞かせてくれてありがとう。またね、豆柴よろしくね!」
隠れ豆粒「はい、ずっと応援します! アイナ先生のことも!!」
アイナ「ちなみに、誰推しなんですか?」
隠れ豆粒「ミユキちゃんです。」
アイナ「ミユキーー? いや私も好きですよ、あのちょとパグっぽいところが大好き。これからも、豆柴とアイナをよろしくお願いします!」
M. そばにいてよ Baby angel / 豆柴の大群
アイナ「すごかったですね、ビックリした…久しぶりに『うえぇぇぇ!!!! 』ってなりました!」
アイナ「今日はいっぱい話せた気がします。ちゃんと音楽の話を。表現の話を。……楽しかった。」
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