＜SE /廊下を歩く音＞

西脇「はぁー、緊張する…。学校通うなんて、もう5年ぶりよ。女子クラスは…、ここですね！私、ちょっとお姉さんなんですが、仲良くしてくるかなあ。でもちょっと精神年齢は低めなんで大丈夫だと思うけど！仲良くしてくれるかね！…よし！」

＜SE /ガラガラ＞


西脇「SCHOOL OF LOCK!の生徒の皆さん！はじめまして！ GIRLS LOCKS!に体験入学に来ました！西脇彩華です！」

西脇「SCHOOL OF LOCK! はですね、お姉ちゃん。Perfume のあーちゃんが私の実の姉なんですが。お姉ちゃんから聞いておりまして、本当に素敵な学校だと。私も大好きで大好きで大好きで、本当に大好きな学校だから、楽しんできてねっていう風に言われました。のっちからは、GIRLS LOCKS! って言ってみたい人生でした。っていう風にLINE が来まして。本当に頑張ってエンジョイしてきてくださいという応援を頂きました！」

＜SE /ガラガラ＞


西脇「ん？何でしょうこれ？えっ？西脇彩華ちゃんへ。未来の鍵を握る学校 SCHOOL OF LOCK! へようこそ！…ありがとうございます！あなたがどんな人物なのか全国のリスナーへ100%伝えるために小テストを実施します！我が学校の生徒たるもの、好き嫌いはせず、出された問題には全て答えること！」

西脇「えーー！小テスト！？配り方、雑だなー。しかもテスト嫌いだし！うわぁ、懐かしいなー。テストかぁ。頑張りたいと思います！」

西脇「第１問、




西脇「“ちゃあぽん”と言います！はい！このあだ名はですね、結構みんなになんで？って絶対聞かれるんですけど。ちゃあぽんというのは、もうちっちゃい時に、赤ちゃんの時に、お母さんが私の名前の彩華と、ほぼ同時期に決めたあだ名なんですね。お母さんが言うには、私の赤ちゃん時の顔が全部パーツが丸くて、もう“ぽんぽんぽん”って感じだったみたいな。で、さやかだから、『さやかちゃぁん』 みたいな感じで呼ぶのに、“ちゃぁ”に“ぽんぽんぽん”をつけて、『こいつはちゃあぽんだ！』 って。だから由来って言うと、もう私の顔を見てお母さんがちゃぽんで決めましたって感じですかね。」

ちゃあぽん「じゃあ2問目。



ちゃあぽん「なるほど。長所は…、よく笑う。そして逆に短所！短所は…、くしゃみがモテない。」

ちゃあぽん「これね、家族みんなに言われるんですけど。なんかくしゃみがあんまり可愛くないらしくて、でもどうやってやります？くしゃみってさぁ、スッキリさせたいけ、くしゃみするんじゃん。だけ、くしゃみしたいなって思ったら、花の空気通るところをなんかわざと音鳴らしてスッキリさせたいって思ってしまうんよ。これわかる人おるかね。だけ、結構くしゃみするときはもうブンって感じで、グッみたいな。…のをわざと鳴らすんですよ。だからなんかぶたっぱなみたいな感じになって、家とかで何も気にせずにくしゃみとかすると、姉ちゃんがどこにおっても飛んできて、『あんた、そのくしゃみはモテんけ、やめんさい絶対モテんけ、大人になるまでに直しんさい』 ってずっと言われとったけど、今も直ってないっていう。でもねいいんですよ。短所とか言われますけど、くしゃみは気持ちよくなるためにするものですから！ね！気にしないでみんな行きましょう！結構言われてる人多いかもしんないですね。」

ちゃあぽん「じゃあ3問目、いきたいと思います！



ちゃあぽん「なるほど。姉妹だなあと思った出来事。正直、あんまり似とらんと思うんですよ。うーん、なんかお姉ちゃんと私って結構、もう昔からお母さんがそういう風に育ててくれたからかもしれないんですけど、お姉ちゃんが例えばピンク好きだったら、私がブルー好きみたいな。みたいな感じで育ててくれたんで、服とかもあんまり関係なく、好みとかも自分たちの好きなようにしたいみたいな感じで言ってくれたので、今もこういう感じなんだと思うんですけど。あまり姉妹って意識したことがなくって、多分意味ではと思うんですけど。だけ、服の好みとかも、お姉ちゃんはすごいお母さんから影響を受けて、女の子らしくて、可愛らしい洋服。で、流行りとかは一切気にしない。私はもう流行りが大好き！もう何かにつけて流行っとるもの流行っとるもの。どっちかって言うと、女の子らしいよりかはボーイッシュな方とか、いろんな服を着たいみたいな。そうやって生きてきたんで、お姉ちゃんとあんま似とらんわと思ったんですが！最近一番好きな色がピンクなんですよ。もうピンク大好物って感じで、もうねすぐピンク選ぶ。女の子らしいもの、大好きって感じ！もうお姉ちゃんからは、あんたギャルじゃねー、みたいな事、言われるんですけど、私は永遠のギャルでいたい！だから最近髪の色も結構自分の好きなようにやってるんですけど、これも実はデビューしたのは最近。この一年とかですね。でもピンク好きなんで髪の色もピンクにしてみたりとか、色々やってますね。やっぱ姉妹なのかなーって思いました。


ちゃあぽん「じゃあ次の質問いってみましょう。第4問目、



ちゃあぽん「10年前…、17歳…、震える！…そうですね、17歳の自分に言いたいこと。実はこう見えて17歳のとき、人見知りだったんです。はい。それももともと人見知りじゃなかったのに、なんでかわからんけど、高校生の時、だから色々みんなもね、思い悩む時期なんですかね。私もそれでちょっと一瞬、気持ちが内に内に入っちゃって、内気になった時期だったんです、今考えたら。だからあの初めて会う人とかに、なんかうまく挨拶ができんく、なんか恥ずかしいんだ。もじもじみたいな感じだって。17歳の時、本当はもしかして制服着て放課後にデート行ったりとか、友達とカラオケに行ったりとか、そういう時期だったかもしれんのに、家に直行。家の中でドラマ・映画をレンタルビデオ屋さんで借りてみる日々だったんです。でもまあそれが今につながって、結構そういう映画とかで見たロケ地を回ってみたいなっていう好奇心から、旅が好きになったりとか、ほんとにね無駄なことはないと思うんですけど、でも17歳の時、もうちょっと明るく外に外に出とったら、もうちょっと早く経験したかったなーっていう事とかもできとったんかな。ていう風に、今だと思うんですよね。だから恥ずかしがってないで、どんどん外に出て、いろんな人に会ったらいいよって言いたいですね。」

ちゃあぽん「じゃあ次、5問目、いきたいと思います！



ちゃあぽん「やっぱり私が選ぶと言えば、これです！」

M　SHINING STAR / 9nine　

ちゃあぽん「お届けしているのは、自己紹介代わりの1曲。『9nine』の『SHINING STAR』です。この曲を選んだのは、私が18歳の時に、9nineというグループで CD を出した曲なんですね。今こうやって、時を越えて聞いても、こうやってずっとずっとキラキラしていたいなーってこう思わせてくれる1曲ですね。」


ちゃあぽん「というわけで、テスト終了しました！私のことちょっとでもわかってくれたら嬉しいですね。なんかドキドキしちゃいましたけど、みなさんにこうやって聞いてもらえることが嬉しいです。どうですか、仲良くしてください！それでは、私とは明日もまたこの教室でお会いしましょう！西脇彩華、ちゃあぽんでした！とーやま校長、いつもいつも姉がお世話になっております！これから1週間よろしくお願いします！」

＜SE /ガラガラ＞


ちゃあぽん「あっ！テストが帰ってきた！えっ！ 90点！？」