国立西洋美術館館長 馬渕明子さんをお迎えして4
馬渕明子さんは、1947年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部フランス科卒業後、
パリでの留学経験を経られて、後に、国立西洋美術館学芸課・主任研究官、
そして大学で教鞭もとられていました。館長に就任されたのは、2013年です。
そして、「西美」(せいび)とも呼ばれる東京、上野の国立西洋美術館は、現在、
世界遺産登録の話題で大きな注目を集めています。
世界的近代建築家だったルコルビュジェ設計の貴重な建築物、その中で
選ばれた絵画や彫刻を見ることができるのは、、本当に贅沢なことですね!
ちなみにこの世界遺産への登録の話題が紹介された後は、来館者の数も4倍に
なったそうです。
私、唐橋ユミも今回は国立西洋美術館にお邪魔して、館内を拝見させていただいたり、
館長室でお話をうかがってきましたが、
現在、館長室には「あるものが正面の壁」に飾られています。
美術館では、、とっても意外なもの!だと思うのですが、
それは馬渕明子さんが、美術とともにとても愛するサッカーの
スーパースターの「サイン入りのユニフォーム」なんです。
そのスーパースターとはサッカー日本代表の本田選手と、アルゼンチン代表の
メッシ選手。
馬渕さんは女性として初の日本サッカー協会副会長に就任されていますが、
サッカー観戦が大好きで、出張でイタリアなどに行った際にも
週末で仕事がオフの時にはスタジアムに駆けつけて、大声を出して
応援されたりするそうです。
その馬渕さん、女性として心がけること、大切にしているのは、「勇気」を持つということ。
社会や組織で女性であるが由に壁に当たったとしても、きっと見てくれて人がいて、
応援してくれる人がいるはず、そのためには自分がつねにベストを尽くしていることが大事。
「是非、勇気を持って仕事にプライベートに立ち向かっていってください。
頑張るときっと誰かが応援してくれることを信じて、、。」そう語っていただきました。
さて、7月9日から国立西洋美術では、新たな特別展覧会がスタートします。
それが、イスラエル・ファン・メッケネム版画家の作品の展覧会です。
こちらも是非、お見逃しなく!