NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest画家バルテュス 節子夫人さん

画家バルテュス 節子夫人さん

【2014年7月8月ご出演】


節子・クロソフスカ・ド・ローラさん20世紀最後の巨匠と称された画家バルテュス(1908─2001)の夫人。旧姓―出田節子。東京生まれ。森村学園高等部卒業。上智大学フランス語科中退。1962年に通訳のアルバイトで画家バルテュスと出逢う。67年、結婚。当時、フランスの文化大使職にあったバルテュスがローマのフランス・アカデミー館長退任まで、ローマのメヂチ館で暮らす。68年、長男出産。73年、長女「春美」出産。77年、スイスのロシニエールにあるグラン・ シャレに住み現在に至る。自身も画家として活躍。「バルテュス財団」名誉会長。モロッコ「フェズ国際神聖音楽祭」名誉委員。ユネスコの世界文化遺産を守る仕事、教育問題に携わる。“平和の芸術家(Artiste of Peace)”の称号をもつ。

バルテュス 節子夫人 バルテュスの教え

2014/08/16
4回に渡って世界的な画家バルテュス夫人、節子夫人の
インタビューをお届けして来ました。
まさに美の運命で結ばれてた夫人と画家。

まずは、こんなエピソードから。

バルテュスがルネッサンスの修復作業を行った時に、
豪華な装飾を省いてゆくと、まるで日本の伝統的な
美意識を感じたといいます。

ある時、バルテュスは夫人に「油絵」ではない絵を
描くようにアドバイスをしたといいます。
常に、その人の一番いいものを本人が見つける対人関係を
築くようにしていたバルテュス。

夫人の活動によって私たち日本人も、一番日本人が
輝くものと出会えるそんな気がしたお話でした。

京都市美術館で9月7日まで行われていますバルテュス展。
節子夫人とバルテュスの運命の出会いの土地、京都で
是非、この展覧会をご覧になってはいかがでしょう。
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バルテュス 節子夫人 日本への思い

2014/08/09
今週も、画家バルテュス婦人、節子夫人のお話をお届けします。

現在、世界的な活動と自らもアーティストとして
活躍されていますが、今日は日本人に贈るメッセージ
を語っていただきました。

節子夫人は、バルテュスの死後に、様々な事に気がつきます。
普通の普通と思えた毎日、、しかし、それを失った後に、
それがいかに特別なものであったかを知った節子夫人。

日本人が世界で活躍するためには、まず日本の文化や
歴史を大事にする事。
壊されてゆく日本の家屋、コンクリートで固められた都会、
便利な事は決して悪くないけど、その歴史や文化の良さを
活かす工夫が、今日本には大切。

衣食住、、今は食は守られているけど、衣住については
失われているものが多すぎる。
その文化がバランスよく守られてこそ、
日本が素晴らしい国になる、そんな思いをお持ちです。
そのお話で節子夫人がなぜ、いつも和服の装いをされているのかが、
始めて理解出来た気がします。

日本を離れ暮らす節子夫人だからこそ、日本の大切なもの、
教えていただきました。
すべき
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バルテュス 節子夫人 少女時代の思い出

2014/08/02
2001年になくなった画家バルテュス。
その彼と日本で運命の出会いをした節子夫人。

しかし、その出会いには小さい頃から「赤い糸」で
結ばれた「運命」があったのかもしれません。

それが子供時代の環境。祖母から貴重な日本の文化や習慣を学び、
感性を磨きました。その子供時代に身に付いたものが、
その後の画家との生活やアートや創作の原点となってゆきます。

特にその感性の原点となったのが「読書」。
様々な世界へのイメージを膨らませ、また、時には
世界のどこかに旅をして暮らす自分を夢見て、、。

平凡な毎日ではなく、何か冒険を志した少女が
やがて、世界的な画家と恋におちる日は、運命で決まっていたのかも
知れませんね。
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バルテュス 節子夫人 出会い

2014/07/26
東京での展覧会が大人気となった画家バルテュス、
その世界的な画家の妻として創作を支え、そしてバルテュス亡き後は
彼の作品や創作のアトリエを守りながら世界的な活動を行う、
節子夫人のお話をお届けします。

今日はその出会い。

節子夫人は20歳との時、日本を訪れた画家バルテュスと出会い、
見初められます。当時まだ大学生。しかし、何よりも驚いたのが
彼が非常に日本文化への知識が深く、感性が鋭かった事。

年齢の差があったもの、節子夫人はその彼の日本の文化への
尊敬の念に感心し、心が通じ合っていったと、その出会いの思いでを
語ります。

今回の京都での展覧会。京都という2人の出会いの場所で
彼の作品を日本の方に見ていただける事に、なによりも喜びを
感じ、特別な思いでこの展覧会を迎えられてます。
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