NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest星加ルミ子さん

星加ルミ子さん

【2014年6月7月ご出演】

東洋女子短期大学英文科卒業後、ミュージック・ライフに入社。1965年、編集長就任と同時にロンドンに渡り、日本人ジャーナリストとして初めて、ビートルズとの単独会見に成功する。1975年ミュージック・ライフを退社するまで、毎年イギリス、アメリカに飛び、当時第一線で活躍していたロック・ミュージシャンたちとのインタビューを行っている。75年以降はフリーの音楽評論家としてして、活躍。日本の音楽シーンに大きな貢献を果たしている。訳書に「これがビートルズ」「ビートルズ詩集」、著書に「ビートルズとカンパイ」(シンコー・ミュージック刊)などがある。

星加ルミ子雑誌作りへの情熱3

2014/07/19
音楽雑誌作りで日本の音楽シーンに大きな貢献を果たした
星加ルミ子さん。

多くの女性がその影響で雑誌作りに憧れ、一生大切に出来る
音楽と出会ってきました。

そして、今ネットの情報が反乱している時代。
星加さんは少しみんな臆病になっているのでは、、とおっしゃいます。

通信技術もまだまだ未熟な時代、情報も十分ではない時代。
星加さんはまず、その中に飛び込む事から始めました。

そして、もしやけどしても、転んでも、その経験は次に生きると
信じて、何もしないことよりも、行動する事をまず選びました。

ネットで調べて、細かい事にこだわることも大事ですが、
それでいて小さい事を気にして、行動に起こさないのは
残念。
若いときはたとえ転んでも直るのが早いんだから、
どんどん飛び込んで行く事を怖がらないでいてほしい。

星加さんが世界の音楽シーンに衝撃を与えた、
24歳でのビートルズのへのインタビューの実現。
その経緯を自ら書かれているのが「太陽を追いかけて」
昨年、文庫版でも再発行されていますので、
是非、一読をお勧めします。

星加さんからチャレンジの大切さ、まず行動する事への
大切さをメッセージしてくれている本です。
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星加ルミ子雑誌作りへの情熱2

2014/07/12
24歳、なんと!入社4年目でミュージックライフ誌の編集長に抜擢された星加ルミ子さん。
ビートルズのインタビューを実現させ、売り上げを飛躍的に伸ばしてゆきます。

星加さん自身、そこでビートルズの存在の大きさに気がつき、
彼らを追いかけてゆきます。

そこで大切にした編集ポリシーは、まず写真を大事にすること。
表紙のグループもポップである事にこだわり、
(ちなみにローリングストーンズはNG)
ファンマガジンとしての親しみやすさを全面に出し、
編集方針も変えてゆきます。

つい主観的に書いてしまう編集者にも
客観的な情報を大事にして記事を書くように厳命!
読んでいる人、聞いている人の判断が
自分で出来るような情報を発信してゆきます。

ただ、1960年代後半にかけてボブデユラン、ジャニスジョップリン
など、思い入れで語られる音楽家も増え、
音楽雑誌のあり方、音楽ジャーナリズムも
変わってゆきますが、星加さんは
ファンと同じ目線で音楽を聞くそんな姿勢を持つ事を
まず大事にしていたそうです。
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星加ルミ子雑誌作りへの情熱

2014/07/05
音楽雑誌作り通して日本の音楽シーンに貢献した星加ルミ子さん。
当時は雑誌の世界だけではなく、どんな職場にも女性の存在が
薄かった時代。
音楽大好きの星加さんはライブ喫茶やジャズ喫茶に通い、
そこで「ミュージックライフ」を手にします。
その本の編集後記を読んだ星加さんは、すぐに
編集部に電話、翌日から編集部でアルバイトを始めます。
それが大学卒業、半年前の事。

雑誌の編集などの仕事を世間では「水商売!?」
と見ていた時代。しかし、その編集部では生のスターの写真を
見る事が出来、星加さんはその仕事に魅力を感じます。

そして、いよいよ卒業の時、当時の編集長のすすめで
そのまま就職することになったそうです。

小さな会社だった『シンコー楽譜出版」では、
一つの事ではなく、いろんなことを経験出来、
それが大きな経験になったということ。
まさに、星加さんと音楽出版の運命の出会いでした。
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星加ルミ子ビートルの来日

2014/06/28
携帯電話もパソコンもファックスもない時代、ロンドン~日本間が、
アラスカ経由で20時間以上かかった時代、1965年。
日本で初めてビートルズの独占インタビューに成功した星加さん。

そして、その翌年ついにビートルズの来日が実現します。
星加さんも特別に許されて、再びホテルでのインタビューに
成功します。
熱狂の中、ホテルに「缶詰」状態のなか、星加さんの
訪問をメンバーは喜び、メンバーとの交流は深いものとなってゆきます。

星加さんが感じたビートルズの最大の魅力がその
「清潔感」ルックス、その態度、繊細な存在感など
メンバーそれぞれに個性はあるものの、その4人でしか
出せない世界が確実にあることを感じたそうです。

その後、ビートルズとしては最後のアメリカでの
公演ツアーにも星加さんは同行取材。
メンバーと年齢が変わらない事などもあり、音楽の話の相手として
時間をともにします。

なぜ、そこまでビートルズが星加さんにウエルカムだったのか?

星加さんはこうおっしゃいます。
「相手はスター、自分はジャーナリスト。どんなに打ち解けたとしても
その一線は越えてはならない。
礼儀正しく、余計な事は言わない、馴れ馴れしくしない。
自分はあくまで記者である事を忘れなかったことで、
信頼を得たのかもしれませんね。」
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星加ルミ子ビートルズを追いかけて1

2014/06/21
今週も星加ルミ子さんのお話をお届けしました。

ポール・マッカートニーの来日が5月に大きな話題になりました。
時代が変わっても多くの人がその音楽に魅せられ、
その存在を心に刻んでいるビートルズ。
星加さんはその人気絶頂時に初めてインタビューした
日本人ジャーナリスト。今週は奇蹟のインタビューの
様子についてうかがいました。

確実なインタビューの予定も立たないままロンドンに向かった
星加さん。無事到着し、その時を待ちますが、
1965年6月15日、ついにインタビューの許可がおり
当時レコーディングを行っていたスタジオに到着。
その時を待ちます。そこで大きな力を発揮したのが
日本でわざわざ作って持参、スタジオに着ていった
「和服」その姿をメンバーがめざとく見つけ、
その心が星加さんにひらかれてゆきます。

特にインタビューを積極的に助けてくれたのがポールマッカートニー。
すこしシャイなジョンレノンもやがてその「会話」の輪に
加わり、星加さんと彼らの時間は充実したものになります。

その時の写真が星加さんの著書
「太陽を追いかけて―ビートルズ・ロッキュメンタリー」
「BEATLES 太陽を追いかけて(竹書房文庫)」の
表紙に使われている有名な写真です。
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星加ルミ子ビートルズを追いかけて1

2014/06/14
今週は音楽誌「ミュージックライフ」の元編集長であり、
音楽ジャーナリストの星加ルミ子さんをお迎えします。
星加さんは日本のジャーナリストで初めてビートルズの
インタビューに成功した女性として、知られています。

今回はまずその「偉業」についてうかがいました。

携帯電話もパソコンもファックスもない時代、ロンドン~日本間が、
アラスカ経由で20時間以上かかった時代、1965年。
日本で初めてビートルズの独占インタビューに成功した星加さん。

インタビューに出発する直前に星加さんは編集長に就任。
つまり編集長としての最初の仕事が不可能と言われた
ビートルズへのインタビュー。

レコード会社や関係者を通じてインタビューへの足がかりを
作りつつ、星加さんはまずインタビューのための「和服」を
購入。そして、メンバーや最大の難関「マネージャー」への
お土産を購入。それが「日本刀」でした。
今では、「日本刀」を海外に持って出かける事自体奇蹟のようなこと
ですが、星加さんの堂々とした態度もあって無事に
ロンドンに到着したそうです。

日本人の意識で考えず、相手の視点からインタビューに向かう
自分(日本人)を見つめた、実はしたたかな作戦でした。

不可能と言われる夢への挑戦の素晴らしさを教えてくれる
歴史的出来事。若干24歳の日本人女性の成し遂げた、素晴らしい「挑戦」は
そんな冷静な自分を見つめることから成功に至ったのですね。

さて、いよいよ来週はビートルとの邂逅編です!
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