一生懸命な姿は誰かが見てくれる
今や名コンビともいわれる脚本家、三谷幸喜さんとの出会いとは?
「40歳の手前くらいに三谷幸喜さんからドラマのお話を頂いて、今から新しい事をやるのにちょっと勇気がいるというか、特に舞台の仕事に不満を持っていたわけでもないし、いないろんな理由をくっ付けて、丁重にご辞退したんです。だけど、三谷さんにバッタリ劇場でお会いすることがあって。“戸田さんの舞台をずっと見てきた僕が、その当てて書くわけですから、何も心配することはありません”それが連ドラデビューのきっかけでした。その時の監督が、後のショムニの監督だったり、お水の花道の監督だったりずっと続いていくんですけど、40からちょっとずつ、みたいな感じになったんですよね」
その経験から戸田さんが得たこととは?
「よく後輩にも言うんですけど、“だれが見ているか本当にわからないよ”、20代、30代舞台でやってきたところを誰かが見ていてくれて、また次に繋がる素敵な出会いがあって今がある」
リスナーのあなたにメッセージを頂いています。
「60過ぎてですね。人生の逆算は始まっていくんですよね。まだまだ生きるとは思いますが、でも、うじうじしていると本当に時は過ぎていくので、やりたいことがあったらね。なるべく早く、今すぐにでも始めた方がいいっと思います。やることが、また次に繋がるんじゃないかなと思いますよ」