書家の紫舟さんがスタジオ内で書き初め!(2016/01/02 放送)
新年最初の放送は、先週に引き続き、書家・アーティストの紫舟さんをお迎えしました。
厳しい先生のもと、6才から書道を習ってきた紫舟さんによると、理論的に学んでいく西洋に対して、日本は“型文化”なんだとか。個々の気持ちなどは別に、とにかく手順通りに型を踏んで、例えば体の動きや筆の持ち方などを鍛錬していく…とのこと。そして、ある程度その型を守った後は、型を破るというプロセスに進むそうですが、まず型が出来ていないと“形無し”になってしまうとおっしゃっていました。
「で、型を破るところに行って、そこから型から離れるというようなところに行くと、まぁ悟りのような境地に行くんだろうなぁと思います。型のシステムが、人が代わっても文化とか伝統的なものが継承できる日本では一番良いシステムであるんだろうなぁと思いますね」
東京海上日動のスペシャルサイト『挑戦』で、“挑戦”という題字を書いている紫舟さん。この書について「普段は少し印象に残るような文字を書こうとか、何かランドマーク的なものの書き方をするんですが、この書に関しては、もっと素直に、まさに挑戦している自分でもあったので、手が動きたいように素直に書き上げようと思いました」と話してくれました。
この『挑戦』という文字へのチャレンジについては、東京海上日動のスペシャルサイト『挑戦』にある『ルーブル美術館 カルーセル・ドゥ・ルーブルへの挑戦』でもご覧いただけます。こちらのサイトでは、今後も紫舟さんのルーブルへの挑戦を取り上げていくそうです。
旧暦の1月2日は『書き初めの日』。紫舟さんは、書き初めについてこんなふうに話してくれました。「どんな1年にしたいか、ですね。(この1年に対する思いを)整理したり、改めてある意味覚悟したりとか。でも、不思議で、書き初め大会をやっていますと、多くの人たちがそんな1年になったって言ってくれますよね。やはり年始に少し自分の1年を見つめるというのは大切なんでしょうね」
厳しい先生のもと、6才から書道を習ってきた紫舟さんによると、理論的に学んでいく西洋に対して、日本は“型文化”なんだとか。個々の気持ちなどは別に、とにかく手順通りに型を踏んで、例えば体の動きや筆の持ち方などを鍛錬していく…とのこと。そして、ある程度その型を守った後は、型を破るというプロセスに進むそうですが、まず型が出来ていないと“形無し”になってしまうとおっしゃっていました。
「で、型を破るところに行って、そこから型から離れるというようなところに行くと、まぁ悟りのような境地に行くんだろうなぁと思います。型のシステムが、人が代わっても文化とか伝統的なものが継承できる日本では一番良いシステムであるんだろうなぁと思いますね」
東京海上日動のスペシャルサイト『挑戦』で、“挑戦”という題字を書いている紫舟さん。この書について「普段は少し印象に残るような文字を書こうとか、何かランドマーク的なものの書き方をするんですが、この書に関しては、もっと素直に、まさに挑戦している自分でもあったので、手が動きたいように素直に書き上げようと思いました」と話してくれました。
この『挑戦』という文字へのチャレンジについては、東京海上日動のスペシャルサイト『挑戦』にある『ルーブル美術館 カルーセル・ドゥ・ルーブルへの挑戦』でもご覧いただけます。こちらのサイトでは、今後も紫舟さんのルーブルへの挑戦を取り上げていくそうです。
旧暦の1月2日は『書き初めの日』。紫舟さんは、書き初めについてこんなふうに話してくれました。「どんな1年にしたいか、ですね。(この1年に対する思いを)整理したり、改めてある意味覚悟したりとか。でも、不思議で、書き初め大会をやっていますと、多くの人たちがそんな1年になったって言ってくれますよね。やはり年始に少し自分の1年を見つめるというのは大切なんでしょうね」
そして、いつも番組でプレゼントしている挑戦に対する想いを込めた色紙ですが、なんと今回は紫舟さんに番組内で書いて頂きました!
今回、紫舟さんが書いた字は“力”。この文字を選んだ理由についてはこう説明してくれました。「ルーブル美術館っていう本当に素晴らしい場所の地下で展覧会をすることができて、たくさんの人にたくさんの力で支えてもらったり、分けてもらったので、その力を今度はまたたくさんの人に手渡すことができたらいいなぁと」
ちなみに、こちらが紫舟さんの筆。全体的に細長く、持つところも細く長くなっています。
そして、恵さんも紫舟さんの筆で書き初めに挑戦!
「こんなの、俺使ったことないんだよ!まさにいきなりの挑戦ですね。2016年の初挑戦」
恵さんの2016年の目標は「自然な自分」ということで、“然”という字を。「なんか2016年がスタートした気がしますね。行動に移すだけで」
番組では、この紫舟さん直筆の書き初めと、恵さんの書き初めを2枚セットで1名の方にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「紫舟さんの色紙希望」と書いてご応募ください!実は今回は、いつもの色紙ではなく、紫舟さん持参の和紙に書いて頂いております
最後に、改めて紫舟さんに「挑戦とはなんですか?」と訊ねると、「自分自身を自分になるために引きうけることなのかなぁと思いました」という答えが返ってきました。
「例えば、自分が感じたことを認めてあげるとか、行動に起こしてあげるとか、そういったことを繰り返したり、変わらなきゃいけない時は自分を変えるとか。そういった意味で、なりたい自分がたぶん挑戦していくターゲットになると思うんですけど、そうなるためにいろんな自分自身を引き受けていくことなのかぁと」
紫舟さん、2週に渡って素敵なお話をどうもありがとうございました!