先週に引き続き、今週もスキマスイッチの大橋卓弥さん、常田真太郎さんをお迎えしました。

先月リリースされた23枚目のシングル『LINE』には、楽曲のほか、お二人による約26分のトーク『スキマスイッチのミッドナイト・グッドモーニン！！―2―』も収録されています。2人ともラジオ好きにも関わらず、デビューしてから12年、一度もレギュラー番組を持ったことがないそうで、「オファーがないんだったら自分たちでラジオ番組を作ろう」と前回のシングルから始めた試みがこれなんだとか。

お二人は「あまりにも不評だったらやめようと思ったんですけど」「1，2回で終わるんじゃないかなぁ…なんて」とおっしゃっていましたが、ファンのみなさんには大好評のようです。そして、お二人は、今回の『Challenge Stories』内でも、即興の『ミッドナイト・グッドモーニン！！』を少しだけ披露してくれました。

長い付き合いだけあって、台本がなくてもお二人の息はピッタリ。恵さんは「ミュージシャンの方の持ってる間とか空気とかって素敵だなぁと思うんですよね」という恵さんに対して、大橋さんはこうおっしゃっていました。「投げっぱなしでいいからでしょうね。僕ら何やっても歌ったらそれでしめられるから、オチを作んなくていいじゃないですか。だからまぁ気は楽なんですよね、たぶん」

配信やストリーミングなどで音楽の聴き方が変わりつつある今の時代ですが、常田さんはこんなことを話してくれました。「CDに今回、ラジオっぽいの入れましたから…前回も。そういう何かCDで面白いことできるかなっていうのはいっつも考えてますね。歌詞カードだったり、ジャケットだったりを含めて。手にとって重さがあるものというか、その重さの分の挑戦というか」

「（今は音楽が）身近になっていいと思うんですけど、そこに対して、じゃあ作る方は身近でいいのか？っていうとこは違うって僕らは思って挑戦していきたいなって思ってて…そういう音楽も必要だと思いますし、僕らとしては持っていて欲しいというか、持ち続けて欲しいものを作りたいなと思って作ってますね。やっぱりそれは日々挑戦です」

ニューシングルのカップリングには、今月27日から始まる高校ラグビーのテーマソング「ハナツ」も収録。お二人は、ラグビーのグラウンドが100以上ある合宿の聖地、長野県の菅平高原にも行ってきたそうです。

＜大橋さん＞「僕ら、ラグビーやったこともないですし、それこそルールも詳しく知らないぐらいだったので、僕らが担当さしてもらっていいのかなと思ってたんですけど、選手と話して、そこから吸い上げたもので曲を書いてもらいたいっていうオファーだったので、それはちょっとやってみたいなということで…」

＜常田さん＞「面白かったですよ。まず迫力が凄いですし、ぶつかる音とかも凄いですし。やっぱり皆さん、凄いキラキラしてて、ラグビーが好きだ！というのと、あと、仲間が好きというか、この仲間で勝っていくんだ！っていう気持ちを凄く感じましたし、逆にその気持ちが凄い大きかったせいか、二人でかなりぶつかり合いながら…歌詞に関してなんか凄いそうですけど。だから、凄い時間はかかりましたけど、凄く納得のいくものができたかなぁと思いますね」

＜常田さん＞「いろんな“ハナツ”があると思うんですけど、見てるとホントにいろんなものを放ってるんですよ。勝っても負けても放ってるなぁって。それが凄い印象的でしたね」

＜大橋さん＞「ラグビーの合宿を見た時も思ったんですけど、自分がボールをもっている時は“責任”なんですよね。で、それを相手に渡す時には、頼む！って思いを託してるんですよ。それの連続が…」

＜常田さん＞「自己犠牲の精神ですよね」

＜大橋さん＞「そうそう。それがあったからこそ相手のコートにボールを運べるわけですから」

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