大久保嘉人さんが“子連れ単身赴任”を語る!(2022/02/26 放送)
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先週に引き続き、今週もサッカー元日本代表の大久保嘉人さんをお迎えしました。
昨年、古巣のセレッソ大阪に復帰し、現役最後のシーズンを過ごした大久保さん。当初は横浜に家族を残して行く予定でしたが、急遽、小学校4年生の3男、橙利(とうり)くんと2人で大阪で暮らすことに。昨年秋に講談社から出た本『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』には、そんな“子連れ単身赴任”の様子が写真と共に綴られています。
「(大阪行きは)ちょっと早く決まってたんですけど、子どもたちに言うとぜったい学校で言いふらすから、出発するホントに2日前ぐらいに言ったんですよ。そしたら3男が、え?俺も行く!って言い出して。で、大阪だよ?大阪知らないでしょ?(って言っても)知らないけど行く!とか言い出したんですよ」
「まぁ最初は、行くって言っても勢いかなと。で、いざ行くぞ!ってなったら、行かないって絶対になると思ってたんですけど、もうまったく。言うこと聞かなかったら大阪行けないよって言ったら、宿題でもすべてちゃんとキチッとしてて。これは本気だなと思いましたね。」
奥様はそんな橙利くんに「行くなら行っておいで」と言ったそう。また、大久保さんには4人の息子さんがいますが、長男と次男は「絶対に大阪には行かない」と言ったそうで、3男の橙利くんが一緒に行きたいと言ってくれたことは「嬉しいですよね」と大久保さんはおっしゃっていました。
昨年、古巣のセレッソ大阪に復帰し、現役最後のシーズンを過ごした大久保さん。当初は横浜に家族を残して行く予定でしたが、急遽、小学校4年生の3男、橙利(とうり)くんと2人で大阪で暮らすことに。昨年秋に講談社から出た本『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』には、そんな“子連れ単身赴任”の様子が写真と共に綴られています。
「(大阪行きは)ちょっと早く決まってたんですけど、子どもたちに言うとぜったい学校で言いふらすから、出発するホントに2日前ぐらいに言ったんですよ。そしたら3男が、え?俺も行く!って言い出して。で、大阪だよ?大阪知らないでしょ?(って言っても)知らないけど行く!とか言い出したんですよ」
「まぁ最初は、行くって言っても勢いかなと。で、いざ行くぞ!ってなったら、行かないって絶対になると思ってたんですけど、もうまったく。言うこと聞かなかったら大阪行けないよって言ったら、宿題でもすべてちゃんとキチッとしてて。これは本気だなと思いましたね。」
奥様はそんな橙利くんに「行くなら行っておいで」と言ったそう。また、大久保さんには4人の息子さんがいますが、長男と次男は「絶対に大阪には行かない」と言ったそうで、3男の橙利くんが一緒に行きたいと言ってくれたことは「嬉しいですよね」と大久保さんはおっしゃっていました。
大久保さんは、大阪での子連れ単身赴任についてこう話してくれました。
「大変でしたね。ホントに自分はなんにも考えてなかったんですよ。どうにかなるって思ってたんで。学校始まって引っ越してきたら、うわ、こんなに大変なんだと。毎日こんだけ考えないといけないんだと思って。奥さんのすごさを思い知らされました。」
「自分は(子供が)1人でこんだけ大変なんで、それが4人おるとなると、(妻は)たぶん休む間もないんじゃないかなっていう。」
特に大変だったのは、食事と橙利くんの学校のことだったとか。
「(学校の)連絡帳に、なになにが足りませんとか、鉛筆が短いですとか。ノートがないです、って言われると、その場で買いに行かないといけないんですよ。どんなノートかもわからないですし。そこはホント、毎日のように連絡帳を見るのが怖かったです。」
ただ、そんな大久保さんを息子さんの担任の先生がサポートしてくれたそうです。
「勉強教えられなかったんで。それを居残りさせて先生がずっと付きっきりでやってくれて。こっちはホントにもうすごい助かりましたね。」
橙利くんも大阪での親子二人暮らしを経験したことで成長してくれたとか。
「自分で何もできなかったんですよ。お母さんに言ってやってもらうとか。けど今、気づいたことを先に自分でやる、っていうのができるようになって。褒められてますよ。」
大久保さんは、単身赴任生活の中でYouTubeなどを見て料理をするようになったそうです。
「でも、ちゃんと作らないでいいって思ったんですよ。食べれれば大丈夫って思ってたんで。」
「(橙利も)野菜を切ったりは手伝ってましたね」「橙利は常においしー!って言ってくれるんですよ。それ嬉しかったですね。」
また、子連れ単身赴任は、大久保さん本人と橙利くんだけではなく、家族みんなにもいい経験だったようです。
「僕と橙利が離れたことによって、兄弟たちもちょっと絆っていうか、そういうの生まれた感じがして。帰ってきたらベタベタなんですよ、子供たち同士が。離れてたけどみんなでやってたんだな、っていう感じがやっぱしましたね。そういうのすごく感じましたよ。」
そして、昨シーズン限りでの現役引退を決断した大久保さん。引退を決めた経緯をこう語ってくれました。
「決め手っていうのがあんまりなくて。一人になる時間っていうのが練習が終わった後、車の中で家に帰る時。その時に来年のキャンプのことを考えたりしたら、なんか自分がやってるイメージがつかなかったんですよ。そしたら、やめようかなと思って。もうすぐ、はい!やめた!って決めて。妻に電話して、やめるわ、っていうふうに言いました。(妻は)止めることなかったですね。ああそうなの?みたいな。」
「子どもたちは、いやぁ後1年やってよ!とか。橙利なんか、パパーもう後1年やって?そしたら大阪にいれるからって言ってました。」
大久保さんは、今後のチャレンジについてこんなことをおっしゃっていました。
「今はホントにテレビとかにいっぱい出ていきたいなっていう思いしかなくて。サッカーで今まで体張ってきたんで、今度はテレビでちょっと体張っていきたいなって(笑)。バラエティとかで、もうすごいキツいロケとかあるじゃないですか。ああいうのとか、そっちでちょっとやらしてもらいたいなぁ、ってなってます。」
「(サッカーの指導者になることは)今のところは特にないんですよね。ちょっと離れたとこからサッカーっていうのは見て。ホントにもう全然違うこと…。」
また、息子さんたちの夢について伺うと、こんな答えが返ってきました。
「みんなはサッカー選手になりたいと。なりたいんだったら努力して頑張りなさいって」「(サッカーについては)全然聞いてこないんですよ。僕もサッカーあんまり見に行くこともないですし。ま、聞かれたら嬉しいから答えますけど。」
「なんか教えたりしたら嫌がるのかなって」「これから大きくなってからかもしれないですね。」
最後に大久保さんは、ご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。
「挑戦とは、、、新しい発見ができる、っていうか。自分の知らないとこが見えるので。(知らない自分に会える?)そうですね。(自分の中に知らない部分が)いっぱいあります。ホントにやってみないとわからないことがいっぱいあるので、それをちょっと挑戦してゴールを見つけたいっていう。」
番組では、そんな大久保さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「大久保嘉人さんの色紙希望」と書いてご応募ください!