”菌ケア“の大切さを伝える会社『KINS』とは?(2022/01/15 放送)
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先週に引き続き、今週も株式会社KINS(キンズ)代表取締役の下川 穣(しもかわ・ゆたか)さんをお迎えしました。
岡山大学を卒業後、歯科医として勤務していた下川さんは、30歳の時に腸内細菌や遺伝子を専門とするクリニックの理事長に就任。そこで菌の世界に引き込まれると、2018年には株式会社『KINS』を立ち上げるというチャレンジに挑みます。
「よくあそこで飛び込んだな、って今振り返ると思いますけど、あの時は勝算以外なにもなかったっていう感じで」
「普通だったら、僕は歯医者なので、その歯医者の延長でやったほうが勝算っていうのは高いはずなんですけど」
「クリニックをやっている時に、目の前で菌のバランスが改善されることによって治るかたのインパクトっていうのがすごく大きいというところを見てたので。まずこの可能性というのは、うわべだけではなくて現実に起こってるっていうことが、僕の中ではすごい肌感があったんですよね。で、これをどう伝えるか?っていうのは、後は料理の問題じゃないですか。もう素材は完璧であると」
昨年11月には、初の著書『腸活にも、美肌にも、ダイエットにも! 菌ケアで美しくなる』を発表した下川さん。KINSが提唱する菌ケアには「菌を入れる」「菌を育てる」「菌の邪魔をしない」という三箇条があるんだとか。
「最初はやっぱり、菌を入れる、菌を育てる、菌の邪魔をしない…なので、菌自体をカプセルの中に入れて、健康食品としてまずは売っていこう、というところからスタートしたというか」
「クリニックの時にそういう事業も一部やっていたので…」「データがあったっていうのはありますね。大体こういうのをこういうかたに飲ませるとこういうふうになる、っていう。それを学んでいたので、それを応用して。もちろん処方はぜんぶ違うんですけれども、別のものに応用するとこういうふうになるんじゃないか?っていうところの仮説を検証しにいったという感じです」
代表取締役の仕事について「今は人生の中で一番フルスロットルで働いているので。しかも追い込み方もすごいので、大変なんですけれども、ま、楽しくてしょうがない、っていうのが実際ですね」とおっしゃっていた下川さん。KINSという会社は全リモートなんだとか。
「だから、福岡の社員もいますし、大阪の社員もいますし、台湾の人もいるんですよね。それこそ、うちのユーザーさんと一対一でLINEでコミュニケーションするコンシェルジュの方だったりとか。あとはやっぱり、僕らの、菌をケアするっていうことを広げなきゃいけないので、マーケティングしてどんどん知らせていくっていうこともそうですし」
KINSでは、ただ商品を売るだけではないサブスクのサービスも行っているそうです。
「(健康食品や化粧品を)1回買って上手くいくほど実は菌って甘くないんですよ。なので、最初から定期的にうちの商品を買っていただきながら、かつ、健康指導も一緒に入れていくっていう」
「具体的に、今日買い物する時に何を選ぶ?みたいなのもあるじゃないですか。熱これくらいかけても菌って死なないんですか?とか、そういうちょっとした疑問が浮かぶと、今日せっかくやろうと思ったのに、そこが引っかかっちゃって実際の生活習慣が変わらない、ってことが起きるんで。そこに常に、うちのメンバーがコンシェルジュとして、LINEで一対一のコミュニケーションができるようになってるんですよ。すっと手を差し伸べられるようなサービスになってるという形です」
「健康食品とか化粧品を売ってるんではなくて、菌をケアするっていう習慣というか、サービスを売ってるというふうに思ってやってますし、そういう観点で、指導だったり情報っていうのを届けてるので」
「あと、検査ラボを持ってるので、いろんな場所の…それこそ肌もそうですし、頭皮もそうですし、腸もそうなんですけど…ワンちゃんも猫ちゃんも人も検査ができるっていう、そういうサービスもやってますね。便を取らせていただいて、うちのラボで機械に回すと、どの菌がどれくらいの割合でいるか、っていうのが全部わかるんですね」
下川さんが提唱している菌ケア三箇条の1つ目「菌を入れる」では、納豆や味噌汁のほか、ぬか漬けもオススメなんだそうです。
「発酵食品系は、乳酸菌とか、あとはヨーグルトだとビフィズス菌とか、そういう系がやっぱ多いんですけど。植物系の乳酸菌とか多いんですけれども。ぬか漬けは酪酸菌(らくさんきん)が入ってるんですよね。匂いが若干クセがあるじゃないですか。あれがまさに酪酸の匂いなんですよね。そこがそれこそダイエットにもすごく良かったりとか、アレルギーにも…これから2ヶ月後に3月ですから、そうすると花粉症の季節と。そうなった時に酪酸菌をしっかり取っていく」
また、菌ケア三箇条の2つ目「菌を育てる」のには菌の“餌”が必要とのこと。そのために摂るべき食材としては、玄米、海藻類、キノコ、果物、豆類、イモ類…などのほか、青魚やアマニ油、チアシードオイルといったオメガ3脂肪酸を含む食品もいいんだとか。
岡山大学を卒業後、歯科医として勤務していた下川さんは、30歳の時に腸内細菌や遺伝子を専門とするクリニックの理事長に就任。そこで菌の世界に引き込まれると、2018年には株式会社『KINS』を立ち上げるというチャレンジに挑みます。
「よくあそこで飛び込んだな、って今振り返ると思いますけど、あの時は勝算以外なにもなかったっていう感じで」
「普通だったら、僕は歯医者なので、その歯医者の延長でやったほうが勝算っていうのは高いはずなんですけど」
「クリニックをやっている時に、目の前で菌のバランスが改善されることによって治るかたのインパクトっていうのがすごく大きいというところを見てたので。まずこの可能性というのは、うわべだけではなくて現実に起こってるっていうことが、僕の中ではすごい肌感があったんですよね。で、これをどう伝えるか?っていうのは、後は料理の問題じゃないですか。もう素材は完璧であると」
昨年11月には、初の著書『腸活にも、美肌にも、ダイエットにも! 菌ケアで美しくなる』を発表した下川さん。KINSが提唱する菌ケアには「菌を入れる」「菌を育てる」「菌の邪魔をしない」という三箇条があるんだとか。
「最初はやっぱり、菌を入れる、菌を育てる、菌の邪魔をしない…なので、菌自体をカプセルの中に入れて、健康食品としてまずは売っていこう、というところからスタートしたというか」
「クリニックの時にそういう事業も一部やっていたので…」「データがあったっていうのはありますね。大体こういうのをこういうかたに飲ませるとこういうふうになる、っていう。それを学んでいたので、それを応用して。もちろん処方はぜんぶ違うんですけれども、別のものに応用するとこういうふうになるんじゃないか?っていうところの仮説を検証しにいったという感じです」
代表取締役の仕事について「今は人生の中で一番フルスロットルで働いているので。しかも追い込み方もすごいので、大変なんですけれども、ま、楽しくてしょうがない、っていうのが実際ですね」とおっしゃっていた下川さん。KINSという会社は全リモートなんだとか。
「だから、福岡の社員もいますし、大阪の社員もいますし、台湾の人もいるんですよね。それこそ、うちのユーザーさんと一対一でLINEでコミュニケーションするコンシェルジュの方だったりとか。あとはやっぱり、僕らの、菌をケアするっていうことを広げなきゃいけないので、マーケティングしてどんどん知らせていくっていうこともそうですし」
KINSでは、ただ商品を売るだけではないサブスクのサービスも行っているそうです。
「(健康食品や化粧品を)1回買って上手くいくほど実は菌って甘くないんですよ。なので、最初から定期的にうちの商品を買っていただきながら、かつ、健康指導も一緒に入れていくっていう」
「具体的に、今日買い物する時に何を選ぶ?みたいなのもあるじゃないですか。熱これくらいかけても菌って死なないんですか?とか、そういうちょっとした疑問が浮かぶと、今日せっかくやろうと思ったのに、そこが引っかかっちゃって実際の生活習慣が変わらない、ってことが起きるんで。そこに常に、うちのメンバーがコンシェルジュとして、LINEで一対一のコミュニケーションができるようになってるんですよ。すっと手を差し伸べられるようなサービスになってるという形です」
「健康食品とか化粧品を売ってるんではなくて、菌をケアするっていう習慣というか、サービスを売ってるというふうに思ってやってますし、そういう観点で、指導だったり情報っていうのを届けてるので」
「あと、検査ラボを持ってるので、いろんな場所の…それこそ肌もそうですし、頭皮もそうですし、腸もそうなんですけど…ワンちゃんも猫ちゃんも人も検査ができるっていう、そういうサービスもやってますね。便を取らせていただいて、うちのラボで機械に回すと、どの菌がどれくらいの割合でいるか、っていうのが全部わかるんですね」
下川さんが提唱している菌ケア三箇条の1つ目「菌を入れる」では、納豆や味噌汁のほか、ぬか漬けもオススメなんだそうです。
「発酵食品系は、乳酸菌とか、あとはヨーグルトだとビフィズス菌とか、そういう系がやっぱ多いんですけど。植物系の乳酸菌とか多いんですけれども。ぬか漬けは酪酸菌(らくさんきん)が入ってるんですよね。匂いが若干クセがあるじゃないですか。あれがまさに酪酸の匂いなんですよね。そこがそれこそダイエットにもすごく良かったりとか、アレルギーにも…これから2ヶ月後に3月ですから、そうすると花粉症の季節と。そうなった時に酪酸菌をしっかり取っていく」
また、菌ケア三箇条の2つ目「菌を育てる」のには菌の“餌”が必要とのこと。そのために摂るべき食材としては、玄米、海藻類、キノコ、果物、豆類、イモ類…などのほか、青魚やアマニ油、チアシードオイルといったオメガ3脂肪酸を含む食品もいいんだとか。
「基本、自分のためというよりは、彼ら(善玉菌)のために食べてあげる、っていう感覚でやると、だいたい自分にとっても全部いいんですね」
下川さんは「菌を育てる」について、こんなこともおっしゃっていました。
「この季節だとあったかい緑茶とか飲みたくなると思いますけれども、あそこに入ってるエピガロカテキンガレートっていう。そういうカテキンとかの、あれもポリフェノールなんですけど。ああいうのも実は菌を育ててくれる役割なんですよね」
菌ケア三箇条の3つ目「菌の邪魔をしない」に関しては、悪玉菌を増やすような行為、善玉菌にダメージを与える行為をなるべく押さえることが大事なんだそうです。
「知らず知らずのうちにやっぱりあってですね。すごいストレスとかもそうですし、睡眠不足とかもそうですし、運動不足も」
例えば、甘いものを摂りすぎるのは悪玉菌を増やす行為なんだとか。
「バランスが整ってるところに、じゃあ今日ケーキ食べたらもう人生終わり!とかはないんですよ。もうぜんぜん気にしなくていいです。でも、今日このケーキ3つ目です、明日も3つ食べますとか、そうするとやっぱり砂糖を余計に食べすぎてるので。まぁダイエットの観点からもあまりよろしくないっていうのでみなさん反応しがちなんですけど、実はこれ、菌の観点でもあまりよろしくないんですよね」
また、下川さんはストレスと常在菌の関係についてこう説明してくれました。
「ストレスがかかると、そもそもストレスを解消するような、弱めるようなホルモンっていうのが、腸を起点に出るんですよ。GABA(ギャバ)っていう。それが出てストレスが下がって、あ、良かったね、ってなるはずなんですけれども、継続的にストレスが来ちゃうと、いろいろなストレスホルモンがあるんで、それのせいで今度は腸内環境が悪くなるってこともわかってるんですよ」
「そうすると、ホントはフィードバックがかかってストレスが下がる方向にいかなきゃいけないのに、それがかかりづらくなっちゃうので、よりストレスがかかりやすくなって…っていうマイナスのスパイラルになる」
「なので、自分でコントロールできるところ、それこそ食事、寝る時間。あとはその前にお風呂入るかどうか、とかですね」「(自分が)変えられる場所をちゃんとケアしていくっていう。これが重要ですね」
最後に、下川さんはご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。
「自分の枠を壊し続けること、ですね。例えば【歯医者さん】っていう、【なんちゃらさん】っていう枠。僕は、地元が福岡県の北九州市の小倉の人間なんですけど、【小倉の下川くん】っていう枠があるとやっぱりそこにコミュニティがあるので、ついついその枠の中で考えてしまうと。で、その枠を壊さない限りは岡山大学にはなかなか行けませんし」
「【歯医者さん】っていう枠を壊さないと、今の会社やってませんし。【日本の下川穣】っていう枠を壊さない限りは、やっぱりアジアには行けないので。ってことは、【アジアの下川穣】の枠を壊さないと、【世界中の下川穣】には行けない。常にチャレンジの時には枠を壊し続けるっていう」
番組では、そんな下川さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームからご応募ください!