先週に引き続き、今週も湘南乃風のSHOCK EYEさんをお迎えしました。

この春に最新の著書『SHOCK EYEの強運思考』（ダイアモンド社）が発売となった“歩くパワースポット”ことSHOCK EYEさん。この本の中でも書かれているように、お互いがライバル関係でもあるグループ内での立ち位置に悩んだこともあったとか。

「4人とも歌を歌う4MCなんで」

「初期の頃は（メンバーの一人の）若旦那がパンチパーマでサングラスで凄い目立ってて。もう湘南乃風＝若旦那みたいな時代がデビューしてから3〜4年あって。で、僕自身はそんなにオラオラしてないんで。でも、世間のイメージはオラついてるというか不良のイメージが湘南乃風にはあるんで、一人で活動している時とかも、え？こんな爽やかな人いたっけ？みたいなこと言われちゃうぐらい。で、メチャメチャ傷つくんですけど。凄くそこで悩んでた時期もあったんですね」

「（ゴレンジャーで言うと自分は）赤じゃないですね」

そんなSHOCK EYEさんが自分を肯定できるようになったのには、奥さんの存在が大きかったようです。

「自分自身そんなに自己肯定感が強い方ではなかったんですけど、奥さんから、SHOCKはSHOCKでSHOCKの良さがあるから、例えばもうちょっとキレイな格好した方がいいよ、とか、髪の毛もちゃんとオシャレにした方がいいよ、とか言われて」

「でも自分の中で、湘南乃風の中のSHOCK EYEとしてそれはホントに大丈夫かな？みたいな。ちょっと浮いちゃうんじゃないかな？とか思ったりして、凄く抑えてた部分があったんですけど。ま、勇気を持って自分は自分らしく。あと、作る歌も発言も別にSHOCKらしいものをやればいいじゃん、って思って、少しずつ少しずつ自分を出すようにしていったら、僕は僕で僕のキャラクターが育っていく、っていうふうに。で、そうすると比べようがないんで、お互いを肯定できるようになる」

そしてSHOCK EYEさんは、職場や学校などで自分の立ち位置に悩んでる人たちに向けて、無理をせずに自分らしさに立ち向かうことの大切さを話してくれました。

「しかも、突き抜けたほうがいいですね（笑）。ホントに。トコトンした方がいいって思います。中途半端じゃなくて」

「もちろん組織にいたらある程度の限度はあると思うんですけど。でも自分の中で自分らしくある姿っていうのを知ってもらって、それを発信していった時って、自分自分も責任が生まれてくるし。誰かのマネとか誰かの後ろを歩いていると、結局、自分は責任取らないから、何かあった時にその自分が着いていったヤツのせいにするし。自分が自分一人でオリジナルでオンリーワンになった時って、自分の責任は自分が取らなきゃいけなくなる。そうすると、自分の行動・発言もしっかり考えるようになるし」


仕事柄、SNSをよく使うというSHOCK EYEさん。SNSとの付き合い方についてこんなことをおっしゃっていました。

「やっぱ疲れちゃう時とか、心の体力がない時は制限するようにしてます。最近だと、一人でちょっとハイキングしたりとか、神社巡りしたりとか、ちょっとそういう情報から自分を突き放す時間を作る。心が強い時は全然いいんですけど、ちょっと弱ってる時って普段だったら気にならないニュースが気になってしまったりとか」

SHOCK EYEさんが神社巡りを始めたのは、占い師のゲッターズ飯田さんに“歩くパワースポット“と呼ばれてからだとか。

「最初は、その歩くパワースポットってどうやればなれるんだろうか？っていうか、それをみんなが納得する、みんなをちゃんと幸せに出来る人になれるんだろうか？ってことで、安直に神社だろうと。もう年間100社ぐらい巡りました、去年は」

「最初の頃って、神頼みするものだと思ってたから、行くたびにいろんなお願い事をしてたんですけど、ホント毎日行くから、毎日お願い事をしている自分がちょっとなんか欲張りだなって思うようになるんですよ。もちろんお願い事もなくなってくるし…。で、やっぱり感謝になってくるんですよね。で、感謝も通り過ぎると、もうただのご挨拶。おはようごさいますって。今日も1日よろしくお願いしますって」

「それをはたから見たら、あの人毎日なにやってんだ？って思うかもしれないけど。でもそうやって、ほんの数分かもしれないけど、手を合わせたり礼を尽くして、誰が見てるわけでもないけど、絶対にそこでは丁寧にそういう所作で歩いていく自分をずっと自分が見てるんですよね、毎日」

「今も毎日毎日そういうことをやってる自分を見てるから、自分の自尊心っていうか、あ、自分はちゃんとやってる、って思うようになるんですよ。で、歩くパワースポットって呼ばれて、それが本当なのか嘘なのか、力があるのかないのか、もうそんなのは変な話どうでもよくって。自分がそれを受け止められるだけのことをしてるからどちらでもいいや、っていうふうに思えるようになったんですね」


SHOCK EYEさんが所属する湘南乃風は、7月14日にニューシングル「湘南乃『海 その愛』」をリリース。先行配信されている表題曲「湘南乃『海 その愛』」は、加山雄三さんの「海 その愛」のオリジナル音源を使った楽曲です。

「（加山さんの）元々の曲がもうホントに素晴らしい。この大きな海の、包み込む感じが凄く表現されている曲で」

また、湘南乃風は現在、全国ツアー中でもあります。

「僕たちって特に密な（笑）ライブをするグループで、一体感が凄く大事なグループではあるんですけど…」「今、感染対策で、お客さんの数だったり、マスク着用で声出せなかったりとか、来てくださる方には不自由かけさせてますが、でもやっぱり楽しいです。やっぱ僕はライブが一番好きですね」


最後にSHOCK EYEさんはご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。

「挑戦…変身と思ったんですけどね（笑）。やっぱ挑戦するとぜったい変身できるんで。変わります。ぜったい変わる」

「挑戦すれば変わらないことはないんで、自分を変えたい人は間違いなく挑戦した方がいいと思います。挑戦とは変身する事。で、きっとそれはいいも悪いも変わります。で、それをいいと捉えられるような考え方でどんどんどんどん前に進んでいってほしいなと思います」

番組では、そんなSHOCK EYEさんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました！こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「SHOCK EYEさんの色紙希望」と書いてご応募ください！