“歩くパワースポット”SHOCK EYEさんの強運思考とは?(2021/06/12 放送)
Podcast
今週は、湘南乃風のSHOCK EYEさんをお迎えしました。
占い師のゲッターズ飯田さんから“歩くパワースポット”と呼ばれたというSHOCK EYEさんは、1976年12月14日生まれ。神奈川県の湘南、鎌倉出身で、武士の家系に生まれ育ったとか。
占い師のゲッターズ飯田さんから“歩くパワースポット”と呼ばれたというSHOCK EYEさんは、1976年12月14日生まれ。神奈川県の湘南、鎌倉出身で、武士の家系に生まれ育ったとか。
「ずっと代々、徳川譜代ですね。だから、家のマナーとか躾はけっこう厳しかったんですよね」
「うちの方針というか、もう小学校3年、4年生ぐらいから受験勉強を始めて。それが当たり前だと思ってたんで。それで、そういう一流中学校高校に入って、大学に入って…みたいな」「それ以外の自分の夢とか将来なりたいのとか、あんまり考えたこともないぐらい」
「で、たまたま僕、小学校の時けっこう勉強にはハマれたんですね。楽しかったんですよ」
「勉強ができると褒めてもらえるんで、それが嬉しくて」
そして、見事に中高一貫の進学校に合格しますが…
「今でもその時の成功体験というのが凄く自分の中では残ってますね。だから、頑張れば、というか、努力は実る!みたいなところは根本的にはたぶんあって。ま、でも、そのあと大失敗しちゃうんですけど…」
やがてグレてしまったというSHOCK EYEさん。高校2年生の春に問題を起こして学校を退学になってしまったとか。
「ホント人生終わりだなと思って、どうしようかって立ち尽くしてたんですけど。(他の)学校に編入とかそういうのは考えられなくて。そしたら大検(現在の高卒認定)っていうのがあって。そういう選択肢を教えてもらって。で、その大検の予備校に行くんですけど、そこで音楽に出会うんですね」
それまではミュージシャンになろうといった考えはまったくなかったというSHOCK EYEさんですが、予備校で知り合った林さんという友人の影響で、まずはヒップホップにハマったそうです。
「僕(予備校の)初日にケンカしちゃったんですよ(笑)。2個上の凄いヤンキーみたいな人に友達が絡まれて…2人で行ったんですよ、同じ学校辞めた2人。その一方の彼が絡まれて、そのケンカを助ける加勢をしてたんです」
「殴られて、凄い鼻血…何やってるんだろう?って。せっかく心を改めてちゃんとやろうと決めた初日にケンカしちゃって。それでちょっと落ち込んでた時に、派手にやってたね、って声かけてくれたのが、その林ですね」
さらに、後の湘南乃風に繋がるレゲエとの出会いも訪れます。
「もう1人、寺島っていう僕の親友がいるんですけど、今も仲いい彼が同時期にレゲエを始めていて。で、僕がハタチぐらいの時、僕が(これから)どうしようかなと思っていた時に、彼にジャマイカに誘ってもらって」
「そこのジャマイカが大っきいですね。最終的には、最初に林に教えてもらったヒップホップから、その寺島から教えてもらったレゲエに転向して、そのままジャマイカに行くんですけど、そこで今の湘南乃風のルーツであるレゲエミュージックと出会うんですね」
「レゲエにハマって、それで今の(湘南乃風の)メンバーに出会って。(人生ってどうなるかわからないと)ホントに思いますね」
執筆活動も行っていて、この春には3冊目となる最新刊『SHOCK EYEの強運思考』(ダイアモンド社)を発表したSHOCK EYEさん。“歩くパワースポット”と呼ばれたご自身が考える“運の強さ”についてこう話してくれました。
「僕は(運の強さは)宝くじとかではない気がするんですよね。ギャンブルでもなくて。宝くじが当たったとしても、人生滅ぼす人もいれば、それを上手く自分の人生のターニングポイントに出来る人もいるんだけど、結局、物事そのもの自体は、まだそれが幸運なのか不運なのかって決まってない気がしていて。それを自分がどう捉えるか? それを幸運だと捉えて、どうやって運んでいくか? だから“運”って“運ぶ”って書くんだろうなと思う」
「僕自身もいろんな出来事があって。学校を辞めさせられた瞬間は不運だと思ったんですよ。人生の終わりだと思ったんですけど、今振り返ると、あれがあったから湘南乃風のSHOCK EYEになれた、っていうことを考えれば、あの時点ではあれは不運も幸運も決まってないんだなと。その後の僕の行動次第で幸運に出来た」
SHOCK EYEさんは、強運を生み出すご自身の思考についてこんなことも話してくれました。
「自分も思うんですけど、クヨクヨしてる時ってメチャメチャ不安探してるし、自分が失敗したことの証拠探しをしてるんですよね。どうしても自分が失敗したことを認めたくない自分と、認めないと前に進めない自分がいて。だからずっと自分が最悪だったことばっか探してるんですよ」
「でも本当は不安に答え探しなんかいらなくて、どうすればそこから脱出できるかを考えなきゃいけないんですよね。でも人って、脱出する方法じゃなくて不安だって判子を押す方を探してるところがあって」
「今のコロナもそうですけど、きっと今は最悪の世の中なんだっていうふうに思った感覚を自分の中で立証したい、だからずっと不安探ししてるんですよ。でも、それって凄く心が疲れるし、心が痛むから、そうじゃなくて、じゃあその不安からどうすれば脱出できるだろうか?っていうふうに考え直していった方が、たぶん、どんどんどんどんイイふうに好転していく」
また、SHOCK EYEさんは「運って掴みに行くとダメなんですよ」という金言も教えてくれました。
「これ(伝説の雀士)桜井章一さんがおっしゃってて。運は小魚みたいなもので、掴みに行っちゃいけないそうです。要は、小魚って向こうから寄ってくるじゃないですか。でもこうやって掴みに行くと絶対に掴めない。小魚みたいなもので、運ってやっぱり掴みに行っちゃいけないっていう。僕もそこは凄く心がけてるかもしれないです」
7月14日にニューシングル「湘南乃『海 その愛』」をリリースする湘南乃風。それに先駆けて今日から先行配信されている表題曲「湘南乃『海 その愛』」では、加山雄三さんの名曲「海 その愛」のオリジナル音源が使用され、加山さんとのデュエットのような形になっています。
「僕ら、湘南乃風は湘南出身のグループでもあるんですけど、大先輩の加山雄三さんに以前、番組で共演させて頂いた時に、ホントに凄く丁寧に受けてくださって。もう感動して。で、加山雄三さんも湘南サウンドのレジェンドなんで、ぜひ加山さんの歌をちょっと僕たちに預けてください、ということで実現しました」
↓こちらが『SHOCK EYEの強運思考』
来週も引き続き、SHOCK EYEさんをお迎えします!