“人生が音楽”。ふかわりょうさんが音楽への思いを語る!(2020/12/05 放送)
先週に引き続き、今週もふかわりょうさんをお迎えしました。
クラブDJとしても活躍している ふわかさん。先月発売となった最新エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』にもDJ活動についてのエピソードが登場します。
「もう20何年前になるんですけど、最初は失敗を恐れるがゆえに、失敗しないように、しないように、っていう気持ちでプレイリストを小さなノートに書いて…いわゆる曲順ですよね」
「で、このノート通りにやれば失敗せずにDJができるっていうことで、ま、それなりに上手くいってはいたんですけど、ある日その大事なノートを忘れてしまって…。これはマズい!となって、いきあたりばったりでやった時に、たしかになんかガタガタ不安定だったかもしれないけど、心の充足感が凄かったんですよ」
「ノートをチラチラ見ながら平均点を出すよりも、オフロードを走りながらも最後までたどり着いたあのDJの経験が凄く自分の中でハッとさせられるものに繋がって。やっぱりもう何も見ずにその時その時の感覚でいこうと。その気づきを得た瞬間があって」
ミュージシャンでもある ふかわさんは、音楽の力についてこんなことを話してくれました。
「自分自身がたくさんの音楽に救われてきたっていうのもあると思うんですけど、音で自分自身の感情が凄く影響を受けちゃうんですよね。だから、音楽によって人の心を魔法のように変化できることが…ま、それは時に恐ろしくもあるんですけど…その音楽の力っていうのは、言葉では及ばないところまでエネルギーを届けることができるなぁって」
さらに、ふかわさんは音楽に関連してこんなこともおっしゃってました。
「みんな楽器であり、それぞれの人生が音楽と捉えられれば、些細なことで思い悩むこともないし、ましてや、自ら命をどうしようとかって考えることもなく…」
「別に幸せとか不幸とかってことじゃなくって、音楽には短調や長調があり、テンポが速い時もあればゆっくりの時もあるっていう。そういうふうにすべて音楽として捉えたらいいのになぁと思って、ブログは『life is music』というタイトルでやってるんですけども。ま、でも、これはあくまで僕自身が思ってることで、押し付けるわけじゃないんですけど、そういう気持ちが強いです」
ふかわさんがここまで音楽を好きになったのはお父様の影響が大きいんだとか。
「環境は大きいですね。私がDJをやってるのもやっぱり昔から音楽を愛していて。それはクラシックだけじゃないんですけど、父が集めていたレコードだとか楽譜だとかっていうものを、何気なく子供の頃から勝手に聞いたりとか、勝手にパラパラめくったりとかっていう。その家にあったものがかなり大きいので」
「ROCKETMANって名前でDJしてますけど、そのロケットマンが飛ぶための発射台を作ってくれたのが父ですね」
ふかわさんが「些細な日常での経験で感じたことをただ日記のような綴った」という最新エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』。この本に登場する、ふかわさんが地名や人名などを“略せない”というエッセイを読んで男っぽさを感じたというのは恵さんですが、ふかわさんご本人はそれを受けてこう話してくれました。
「あ〜嬉しいです。これ、下手すると、何そんなちっちゃいことにこだわってんの?器の小さい男と捉えられてもおかしくないと思うんですよ。でも、恵さんみたいな捉え方もあるんですね」
「でも、一人そこで戦ってても、社会に役立つものでもなく、非常に不毛な戦いじゃないですか。一人でそこに抗って…って。いや、別に乗っかればいいじゃん、ってことなんですけど、どーしてもそこに乗っかれないっていう(笑)」
また、恵さんは、ふかわさんが書いているサブスク(定額サービス)への抵抗感にも共感したそうで、ふかわさんはそれについてこう話してくれました。
「もちろん、ものによってはそういう“〜放題”の恩恵は受けてるとは思うんですけども、昨今よく目にする、聴き放題や見放題…何十万曲みたいな、量の多さはどうしても私にとっては恐怖になってしまうというか、あまりワクワクに繋がらないんですよね。むしろ絞ってもらった方がいいというか。今この15曲しか聞けません、の方がワクワクしたり。なんかそういう気持ちがどこかにあって」
「“〜放題”に対する不安っていうのが…。出してみると、別にこれ思ってる人は集合!っていうわけじゃないんですけど、あ、俺も思ってた、みたいな方にたまに遭遇するんですよね。で、同時に、アイスのピノの6個がいかに偉大かという。黄金比。ピーナッツと柿ピーもそうですけど。特にあの6個って、子供の頃はちょっと足りなさぐらい感じるんですけど、でもあのちょっと足りないなぁ…ぐらいがいかに普遍性を生むかという」
「だから、満たすだけがすべてではないというか」
最後に、ご自身にとっての挑戦とはなんですか?と尋ねると、ふかわさんは「信じること」と答えてくれました。
「少し補足するなら、自分を信じる、ということかもしれません。自分を信じるための挑戦でもあると思うんですけど、やはりいろんな挑戦を重ねて、自分自身が信じられる人間になってきたなぁと思っているので」
番組では、そんなふかわさんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「ふかわりょうさんの色紙希望」と書いてご応募ください!
クラブDJとしても活躍している ふわかさん。先月発売となった最新エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』にもDJ活動についてのエピソードが登場します。
「もう20何年前になるんですけど、最初は失敗を恐れるがゆえに、失敗しないように、しないように、っていう気持ちでプレイリストを小さなノートに書いて…いわゆる曲順ですよね」
「で、このノート通りにやれば失敗せずにDJができるっていうことで、ま、それなりに上手くいってはいたんですけど、ある日その大事なノートを忘れてしまって…。これはマズい!となって、いきあたりばったりでやった時に、たしかになんかガタガタ不安定だったかもしれないけど、心の充足感が凄かったんですよ」
「ノートをチラチラ見ながら平均点を出すよりも、オフロードを走りながらも最後までたどり着いたあのDJの経験が凄く自分の中でハッとさせられるものに繋がって。やっぱりもう何も見ずにその時その時の感覚でいこうと。その気づきを得た瞬間があって」
ミュージシャンでもある ふかわさんは、音楽の力についてこんなことを話してくれました。
「自分自身がたくさんの音楽に救われてきたっていうのもあると思うんですけど、音で自分自身の感情が凄く影響を受けちゃうんですよね。だから、音楽によって人の心を魔法のように変化できることが…ま、それは時に恐ろしくもあるんですけど…その音楽の力っていうのは、言葉では及ばないところまでエネルギーを届けることができるなぁって」
さらに、ふかわさんは音楽に関連してこんなこともおっしゃってました。
「みんな楽器であり、それぞれの人生が音楽と捉えられれば、些細なことで思い悩むこともないし、ましてや、自ら命をどうしようとかって考えることもなく…」
「別に幸せとか不幸とかってことじゃなくって、音楽には短調や長調があり、テンポが速い時もあればゆっくりの時もあるっていう。そういうふうにすべて音楽として捉えたらいいのになぁと思って、ブログは『life is music』というタイトルでやってるんですけども。ま、でも、これはあくまで僕自身が思ってることで、押し付けるわけじゃないんですけど、そういう気持ちが強いです」
ふかわさんがここまで音楽を好きになったのはお父様の影響が大きいんだとか。
「環境は大きいですね。私がDJをやってるのもやっぱり昔から音楽を愛していて。それはクラシックだけじゃないんですけど、父が集めていたレコードだとか楽譜だとかっていうものを、何気なく子供の頃から勝手に聞いたりとか、勝手にパラパラめくったりとかっていう。その家にあったものがかなり大きいので」
「ROCKETMANって名前でDJしてますけど、そのロケットマンが飛ぶための発射台を作ってくれたのが父ですね」
ふかわさんが「些細な日常での経験で感じたことをただ日記のような綴った」という最新エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』。この本に登場する、ふかわさんが地名や人名などを“略せない”というエッセイを読んで男っぽさを感じたというのは恵さんですが、ふかわさんご本人はそれを受けてこう話してくれました。
「あ〜嬉しいです。これ、下手すると、何そんなちっちゃいことにこだわってんの?器の小さい男と捉えられてもおかしくないと思うんですよ。でも、恵さんみたいな捉え方もあるんですね」
「でも、一人そこで戦ってても、社会に役立つものでもなく、非常に不毛な戦いじゃないですか。一人でそこに抗って…って。いや、別に乗っかればいいじゃん、ってことなんですけど、どーしてもそこに乗っかれないっていう(笑)」
また、恵さんは、ふかわさんが書いているサブスク(定額サービス)への抵抗感にも共感したそうで、ふかわさんはそれについてこう話してくれました。
「もちろん、ものによってはそういう“〜放題”の恩恵は受けてるとは思うんですけども、昨今よく目にする、聴き放題や見放題…何十万曲みたいな、量の多さはどうしても私にとっては恐怖になってしまうというか、あまりワクワクに繋がらないんですよね。むしろ絞ってもらった方がいいというか。今この15曲しか聞けません、の方がワクワクしたり。なんかそういう気持ちがどこかにあって」
「“〜放題”に対する不安っていうのが…。出してみると、別にこれ思ってる人は集合!っていうわけじゃないんですけど、あ、俺も思ってた、みたいな方にたまに遭遇するんですよね。で、同時に、アイスのピノの6個がいかに偉大かという。黄金比。ピーナッツと柿ピーもそうですけど。特にあの6個って、子供の頃はちょっと足りなさぐらい感じるんですけど、でもあのちょっと足りないなぁ…ぐらいがいかに普遍性を生むかという」
「だから、満たすだけがすべてではないというか」
最後に、ご自身にとっての挑戦とはなんですか?と尋ねると、ふかわさんは「信じること」と答えてくれました。
「少し補足するなら、自分を信じる、ということかもしれません。自分を信じるための挑戦でもあると思うんですけど、やはりいろんな挑戦を重ねて、自分自身が信じられる人間になってきたなぁと思っているので」
番組では、そんなふかわさんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「ふかわりょうさんの色紙希望」と書いてご応募ください!