堀越正己さんがラグビーを始めたきっかけを語る!(2019/08/10 放送)
今週は、ラグビー元日本代表の堀越正己(ほりこし まさみ)さんをお迎えしました。
恵さんとは毎週月曜日に『ひるおび!』で共演している堀越さん。早稲田大学のラグビー部出身で、名門・神戸製鋼では日本選手権4連覇に貢献し、現在は立正大学ラグビー部の監督を務めています。
堀越さんは、埼玉県熊谷市出身。中学までは野球に打ち込んでいたそうですが、身長が低かったことからプロになることを断念。中学校の先生から勧められたこともあって、高校からラグビーを始めたそうです。
「今は159センチです。見栄を張って160.2ってずっと言ってたんですよ、現役の時は。今はちゃんと159センチって言ってるんですけど(笑)」「その時は150センチ行ってるか行ってないかで、もうプロ野球の選手にはなれないと」
「実は就職をしようと思って熊谷工業高校に行ったんですけど、そこに全国レベルの、ベスト8とかベスト4になっているラグビー部があったので、(ラグビーなら)小さくてもできるって聞いてましたから、やろうと」
また、ラグビー部の兄がいる同級生の女の子から「正己じゃできるわけないわよ。1年間に2〜3日しか休みがないのに。大変なんだから」と言われたこともラグビーを始めた動機の1つだったとか。
「7時ぐらいまで練習をやって、帰って。途中で腹が減っちゃうので買い食いをして。で、家に帰ってまた食べて…でも、全然太らなかったですね。太れないですね」
堀越さんがご自身でラグビーに向いていると思うようになったのは高1の夏だったそうです。
「1年生の夏合宿の時に、コーチだった先生の方から『お前はラグビーをやるために生まれてきたんだな』って言われた時に、なんかこう、自分でも俺ラグビーやっていけるんだなって」「先生が何を考えて言ったのかわかんないんですけど、とにかく僕はスタミナがあって、へこたれずにずっと走り続けて」「まだまだラグビーは荒削りだけど、勝ち気でもあったし…」
高校1年の時にもリザーブで全国大会に行ったという堀越さん。その後は少し自分本位なプレーでしばらく外された時期もあったそうですが、地道な練習のかいあって高校2年生でレギュラーに。国体で優勝したほか、全国高校大会でベスト4入りし、3年生の時には高校の日本代表にも選ばれます。
また、高校3年生の時には全国高校大会で準優勝しますが、これは堀越さんにとっては悔いの残る結果だったようです。
「決勝戦で僕、熱を出しちゃって。前半しか出てないんですよ。なので、ちょっと不完全燃焼のままで終わっちゃって」「みんなに申し訳なくて」
高校を卒業したら就職するつもりだったという堀越さんですが、周りからの勧めもあって大学進学を決断。多くのラガーマンにとっての憧れである早稲田大学を選んだ理由を伺うと、こんな答えが返ってきました。
「ホントに大学に行くつもりがなかったので、実は大学ラグビーをあんまり見てなかったんですよ。早稲田の赤黒とか明治の白紺とかそういうのもあまりわからないまま…すいません、これホントにマジなんです」
「一浪、二浪、三浪して早稲田でラグビーをやりたいっていう人たちが早稲田を支えているっていうのを、入ってからやっとわかるんですね」
堀越さんが入学した1987年度、早稲田大学は日本選手権で社会人代表を破って優勝。堀越さんはその時もレギュラーとして出場していますが、大学でレギュラーを掴むまでにもかなり努力したそうです。
「(レギュラーになったのは)最終的には夏合宿から、です。それまでは早稲田で一番やらなきゃいけないダイビングパス…それができなかったら使えないって監督から言われていて。夏のオフの時に高校に帰ってパスの練習を一生懸命して…」「(高校の)先生にもちょっとお世話になりながら…」
「今考えると、なんですけど、上手くなりたいからやってるだけなので、努力だとあまり思ってなかったんですね」「やっぱり同級生に負けたくなかったですし、もうちょっとで できそうだなっていう感覚も持っていたので、それをやりきりたいというのもあって。その時はある意味、取り憑かれてたかのようにボールを触ってました」
堀越さんはそうやって本気でラグビーに取り組んできた理由をこう語ってくれました。
「ラグビーが自分の居場所を作ってくれていると。頑張れば認めてくれて、活躍の場を与えてくれるって」「高校の時から高校代表になったりしているので…」「日々頑張っていることで自分の居場所ができて、活躍するのを周りがサポートしてくれるっていうのがわかっていたので…」
来週も引き続き、堀越正己さんをお迎えして、いよいよ9月から日本で開催されるワールドカップのことなどを伺います!
恵さんとは毎週月曜日に『ひるおび!』で共演している堀越さん。早稲田大学のラグビー部出身で、名門・神戸製鋼では日本選手権4連覇に貢献し、現在は立正大学ラグビー部の監督を務めています。
堀越さんは、埼玉県熊谷市出身。中学までは野球に打ち込んでいたそうですが、身長が低かったことからプロになることを断念。中学校の先生から勧められたこともあって、高校からラグビーを始めたそうです。
「今は159センチです。見栄を張って160.2ってずっと言ってたんですよ、現役の時は。今はちゃんと159センチって言ってるんですけど(笑)」「その時は150センチ行ってるか行ってないかで、もうプロ野球の選手にはなれないと」
「実は就職をしようと思って熊谷工業高校に行ったんですけど、そこに全国レベルの、ベスト8とかベスト4になっているラグビー部があったので、(ラグビーなら)小さくてもできるって聞いてましたから、やろうと」
また、ラグビー部の兄がいる同級生の女の子から「正己じゃできるわけないわよ。1年間に2〜3日しか休みがないのに。大変なんだから」と言われたこともラグビーを始めた動機の1つだったとか。
「7時ぐらいまで練習をやって、帰って。途中で腹が減っちゃうので買い食いをして。で、家に帰ってまた食べて…でも、全然太らなかったですね。太れないですね」
堀越さんがご自身でラグビーに向いていると思うようになったのは高1の夏だったそうです。
「1年生の夏合宿の時に、コーチだった先生の方から『お前はラグビーをやるために生まれてきたんだな』って言われた時に、なんかこう、自分でも俺ラグビーやっていけるんだなって」「先生が何を考えて言ったのかわかんないんですけど、とにかく僕はスタミナがあって、へこたれずにずっと走り続けて」「まだまだラグビーは荒削りだけど、勝ち気でもあったし…」
高校1年の時にもリザーブで全国大会に行ったという堀越さん。その後は少し自分本位なプレーでしばらく外された時期もあったそうですが、地道な練習のかいあって高校2年生でレギュラーに。国体で優勝したほか、全国高校大会でベスト4入りし、3年生の時には高校の日本代表にも選ばれます。
また、高校3年生の時には全国高校大会で準優勝しますが、これは堀越さんにとっては悔いの残る結果だったようです。
「決勝戦で僕、熱を出しちゃって。前半しか出てないんですよ。なので、ちょっと不完全燃焼のままで終わっちゃって」「みんなに申し訳なくて」
高校を卒業したら就職するつもりだったという堀越さんですが、周りからの勧めもあって大学進学を決断。多くのラガーマンにとっての憧れである早稲田大学を選んだ理由を伺うと、こんな答えが返ってきました。
「ホントに大学に行くつもりがなかったので、実は大学ラグビーをあんまり見てなかったんですよ。早稲田の赤黒とか明治の白紺とかそういうのもあまりわからないまま…すいません、これホントにマジなんです」
「一浪、二浪、三浪して早稲田でラグビーをやりたいっていう人たちが早稲田を支えているっていうのを、入ってからやっとわかるんですね」
堀越さんが入学した1987年度、早稲田大学は日本選手権で社会人代表を破って優勝。堀越さんはその時もレギュラーとして出場していますが、大学でレギュラーを掴むまでにもかなり努力したそうです。
「(レギュラーになったのは)最終的には夏合宿から、です。それまでは早稲田で一番やらなきゃいけないダイビングパス…それができなかったら使えないって監督から言われていて。夏のオフの時に高校に帰ってパスの練習を一生懸命して…」「(高校の)先生にもちょっとお世話になりながら…」
「今考えると、なんですけど、上手くなりたいからやってるだけなので、努力だとあまり思ってなかったんですね」「やっぱり同級生に負けたくなかったですし、もうちょっとで できそうだなっていう感覚も持っていたので、それをやりきりたいというのもあって。その時はある意味、取り憑かれてたかのようにボールを触ってました」
堀越さんはそうやって本気でラグビーに取り組んできた理由をこう語ってくれました。
「ラグビーが自分の居場所を作ってくれていると。頑張れば認めてくれて、活躍の場を与えてくれるって」「高校の時から高校代表になったりしているので…」「日々頑張っていることで自分の居場所ができて、活躍するのを周りがサポートしてくれるっていうのがわかっていたので…」
来週も引き続き、堀越正己さんをお迎えして、いよいよ9月から日本で開催されるワールドカップのことなどを伺います!