栗山千明さんが語る舞台『ミッドナイト・イン・バリ』(2017/08/19 放送)
今週は、栗山千明さんをお迎えしました。
9月から舞台『ミッドナイト・イン・バリ 〜史上最悪の結婚前夜〜』に出演する栗山さん。今回の舞台への意気込みを「5年ぶりの舞台になるので舞台自体にもホントに緊張してますし、今回は4人芝居なんです。そのぶんセリフ量もありますし、ついていけるのかなって心配ですね。頑張ります」と語ってくれました。
共演者は、溝端淳平さん、浅田美代子さん、中村雅俊さんという豪華なメンバーとなっています。
「簡単に言ってしまうとバリ島での結婚式を翌日に控える男女4人のお話ですね。私と溝端淳平さんが結婚前夜のカップルなんですけど、それぞれの親として、浅田美代子さんが私の母、そして溝端淳平さんの父の役で中村雅俊さんがいらっしゃるという」
そして、栗山さんは“ハイスピードラブコメディ”だという今回の舞台の魅力についてこんなふうに語ってくれました。
「その前夜にこんなことがあってホントに結婚できるのか?っていうような…お互いに毒舌を言い合っていろんな事実が明らかになっていくんですけども、それがもう私、脚本を読んでいて面白くて。活字を読みながらゲラゲラ笑ったの久しぶりだなっていうほどにその毒舌が凄く面白いんです」
「私の役どころで言うと、我慢できないといいますか思っていることを言ってしまうタイプなんですね。言ってしまったが故にいろんな人が思いをいろいろ吐き出してきたりとか。で、凄くバトルとかもあるんですけど、最終的に家族愛を感じていただけるお話だなと私は思ってます」
そんな『ミッドナイト・イン・バリ 〜史上最悪の結婚前夜〜』は、9月15日(金)〜9月29日(金)まで東京・日比谷のシアタークリエにて上演。その後10月3日からは静岡、愛知、大阪、福岡、鹿児島、山口、岡山、愛知、新潟、岩手、千葉、石川と回る全国ツアーも行われます。
栗山さんが初めて舞台に出演したのは、蜷川幸雄さんが演出した2008年の『道元の冒険』という作品だったそうです。
「一番最初に蜷川さんにお世話になるまでは、生っていうだけで怖い。失敗したらどうしよう…っていう気持ちばっかりで、とても自分ができるものじゃない、っていう感覚が凄く強かったですけど、やはり1回、2回って重ねていくと自分にも自信がついてきますし、楽しみ方がわかってきて」
「最初はホントにあと何回やるんだろうって。おんなじ芝居を毎日のようにやるっていうことがそれまでなかったので、あと何回?っていう気持ちばっかりだったのが、来てくださるお客様だったり、その日の空気だったりで毎回毎回違うことが面白いなって徐々に思えるようになりました」
5才の頃から芸能活動を行ってきたという栗山さん。ご自身の子供の頃についてはこうおっしゃっていました。
「自分だとホントにわからないんですけど、親によく言われるのはホントに人見知りで緊張しいで、例えば父親に抱かれるだけで泣いちゃう、男の人っていうだけでまた怖いと思ったんでしょうね。そんなどちらかというと内気な子だったのかなと思います」
当時の栗山さんは自分で録画をして何度も見直すぐらい子供向けのテレビ番組が大好きだったそうで、自分から「わたしもテレビの中の子供たちと一緒に遊びたい」と言ったことがきっかけで芸能活動をすることになったんだとか。
「母親が、それには事務所に入らないとできないんだよ、っていうことを教えてくれたら、“じゃあはいる!”って言って事務所に入ることになったらしいです。ただ、私自身も覚えてないのもあると思うんですけど、お仕事っていう感覚ではもちろん見てないので、子供たちが楽しそうに遊んでる輪に入りたいっていう。ホントに5才のわがままを母親がよく聞いてくれたなって思います」
そして1999年、15才の時には『死国』という作品で映画に初出演。この時のことについてはこんなふうに話してくれました。
「大きなチャレンジ、挑戦でした。モデルさんとしての写真の世界が主だったので、そこから本格的にお芝居、しかも私この時、幽霊の役だったんですね。なので、想像の世界から作り上げてお芝居をするっていう」
「緊張しててほとんど覚えてないっていうのが正直なところなんですけども。でも、ホントに映画を作るってこれまで時間をかけていろんな方が協力してやるんだなっていう」
続いて翌2000年には、あの『バトル・ロワイアル』に出演。この作品については「初めてアクションをやったので、全身で表現するっていうことを意識した作品かなと思います」とおっしゃっていました。
「『死国』から『バトル・ロワイアル』、そしてその後『キル・ビル』っていう映画もあったりとか、いろんな凄い方たちに囲まれていられた10代だったなって自分でも思います。なので、10代が凄く華やかで、華やかすぎて自分が追いついていけないというか、気持ちが追いついていけないなって思う時もありました」
↓舞台『ミッドナイト・イン・バリ』は9月15日から
来週も引き続き栗山千明さんをお迎えします。お楽しみに!
9月から舞台『ミッドナイト・イン・バリ 〜史上最悪の結婚前夜〜』に出演する栗山さん。今回の舞台への意気込みを「5年ぶりの舞台になるので舞台自体にもホントに緊張してますし、今回は4人芝居なんです。そのぶんセリフ量もありますし、ついていけるのかなって心配ですね。頑張ります」と語ってくれました。
共演者は、溝端淳平さん、浅田美代子さん、中村雅俊さんという豪華なメンバーとなっています。
「簡単に言ってしまうとバリ島での結婚式を翌日に控える男女4人のお話ですね。私と溝端淳平さんが結婚前夜のカップルなんですけど、それぞれの親として、浅田美代子さんが私の母、そして溝端淳平さんの父の役で中村雅俊さんがいらっしゃるという」
そして、栗山さんは“ハイスピードラブコメディ”だという今回の舞台の魅力についてこんなふうに語ってくれました。
「その前夜にこんなことがあってホントに結婚できるのか?っていうような…お互いに毒舌を言い合っていろんな事実が明らかになっていくんですけども、それがもう私、脚本を読んでいて面白くて。活字を読みながらゲラゲラ笑ったの久しぶりだなっていうほどにその毒舌が凄く面白いんです」
「私の役どころで言うと、我慢できないといいますか思っていることを言ってしまうタイプなんですね。言ってしまったが故にいろんな人が思いをいろいろ吐き出してきたりとか。で、凄くバトルとかもあるんですけど、最終的に家族愛を感じていただけるお話だなと私は思ってます」
そんな『ミッドナイト・イン・バリ 〜史上最悪の結婚前夜〜』は、9月15日(金)〜9月29日(金)まで東京・日比谷のシアタークリエにて上演。その後10月3日からは静岡、愛知、大阪、福岡、鹿児島、山口、岡山、愛知、新潟、岩手、千葉、石川と回る全国ツアーも行われます。
栗山さんが初めて舞台に出演したのは、蜷川幸雄さんが演出した2008年の『道元の冒険』という作品だったそうです。
「一番最初に蜷川さんにお世話になるまでは、生っていうだけで怖い。失敗したらどうしよう…っていう気持ちばっかりで、とても自分ができるものじゃない、っていう感覚が凄く強かったですけど、やはり1回、2回って重ねていくと自分にも自信がついてきますし、楽しみ方がわかってきて」
「最初はホントにあと何回やるんだろうって。おんなじ芝居を毎日のようにやるっていうことがそれまでなかったので、あと何回?っていう気持ちばっかりだったのが、来てくださるお客様だったり、その日の空気だったりで毎回毎回違うことが面白いなって徐々に思えるようになりました」
5才の頃から芸能活動を行ってきたという栗山さん。ご自身の子供の頃についてはこうおっしゃっていました。
「自分だとホントにわからないんですけど、親によく言われるのはホントに人見知りで緊張しいで、例えば父親に抱かれるだけで泣いちゃう、男の人っていうだけでまた怖いと思ったんでしょうね。そんなどちらかというと内気な子だったのかなと思います」
当時の栗山さんは自分で録画をして何度も見直すぐらい子供向けのテレビ番組が大好きだったそうで、自分から「わたしもテレビの中の子供たちと一緒に遊びたい」と言ったことがきっかけで芸能活動をすることになったんだとか。
「母親が、それには事務所に入らないとできないんだよ、っていうことを教えてくれたら、“じゃあはいる!”って言って事務所に入ることになったらしいです。ただ、私自身も覚えてないのもあると思うんですけど、お仕事っていう感覚ではもちろん見てないので、子供たちが楽しそうに遊んでる輪に入りたいっていう。ホントに5才のわがままを母親がよく聞いてくれたなって思います」
そして1999年、15才の時には『死国』という作品で映画に初出演。この時のことについてはこんなふうに話してくれました。
「大きなチャレンジ、挑戦でした。モデルさんとしての写真の世界が主だったので、そこから本格的にお芝居、しかも私この時、幽霊の役だったんですね。なので、想像の世界から作り上げてお芝居をするっていう」
「緊張しててほとんど覚えてないっていうのが正直なところなんですけども。でも、ホントに映画を作るってこれまで時間をかけていろんな方が協力してやるんだなっていう」
続いて翌2000年には、あの『バトル・ロワイアル』に出演。この作品については「初めてアクションをやったので、全身で表現するっていうことを意識した作品かなと思います」とおっしゃっていました。
「『死国』から『バトル・ロワイアル』、そしてその後『キル・ビル』っていう映画もあったりとか、いろんな凄い方たちに囲まれていられた10代だったなって自分でも思います。なので、10代が凄く華やかで、華やかすぎて自分が追いついていけないというか、気持ちが追いついていけないなって思う時もありました」
↓舞台『ミッドナイト・イン・バリ』は9月15日から
来週も引き続き栗山千明さんをお迎えします。お楽しみに!