MISIAさんが改めてデビュー時の思いを振り返る(2017/08/12 放送)
先週に引き続き、今週もMISIAさんをお迎えしました。
長崎県出身で、歌手を目指して高校から福岡へ。オーディションとデモテープの制作を経てデビューが決まり、上京したMISIAさん。「当時のディレクターさんにすっごい勢いだったって言われました。すぐ詞を書いて送ってくるし、あと自分で作った曲を送ってくるし、デビューする気満々だな、みたいな感じだったって(笑)」。19才だった98年にシングル「つつみ込むように…」で衝撃的なデビューを飾り、ファーストアルバム『Mother Father Brother Sister』は300万枚を超える大ヒットを記録します。
MISIAさんはデビュー当時にやりたかったこと、その頃の思いについて改めて振り返ってくれました。
「ストリート・カルチャー…R&Bとかヒップホップとか、まだ当時の日本には浸透してなかったそういう音楽が凄く好きだったんですよ。で、実は私、アメリカのレコード会社にもデモ・テープを送っていたんですが、アメリカのレコード会社に頂いたお話では、全部英語で、やっぱりアジアンチックな女の子で、セクシーな歌を歌って欲しいって言われて。でも、そんなの私の柄じゃないし(笑)。向こうのいわゆるアジアの女の子のイメージなんですよね。で、そう言われた時にそんなのやりたくないと思ってお断りして」
「日本のレコード会社に会った時は、私は日本語でそういうのをやってみたいんだって話に対して、僕たちもちょうどそういう音楽をやりたいと思ってたっていう。やりたいことが一致したんですね。なので、デビューする時も『つつみ込むように…』という曲のリミックスを作って頂いて、当時のクラブで凄い人気だったDJ WATARAIさんとMUROさんにラップをしてもらって。で、その曲がまずクラブでかかって。だいたいCDデビューよりもアナログが先なんですよね」
「そのアナログが話題になって、クラブでまだその当時は洋楽しかかかってなかったんだけれども、私の曲で大合唱するっていう現象が起こって、それでいろんな方が興味を持ってくださって…っていう流れがあったので。いろんな方に聴いてもらうっていうよりも、まずそういう音楽を凄く良いと思ってたので、そういうR&Bとかソウルとかをいろんな人に知って欲しいなっていう思いが凄く強かったですね」
来年でデビュー20周年を迎えるMISIAさん。3月に日本公開されたアニメーション映画『SING』では、素晴らしい歌声を持つのにあがり症という象のミーナ役で声優に初挑戦しました。
「挑戦でした。面白かったですね。演技もしたことがなかったので。もう大変ですね、吹き替えするのは。ま、シンガーの役だったので、そういう意味ではちょっと自分に似たところがあるので、そんなに役作りも…。あと、吹き替えが初めてだったので、凄い緊張してオドオドやってたら、それがイイみたいな話になって(笑)。テストを重ねるごとにちょっとこなれてきてダメだなって言われて、全部テスト・テイクがOKになってるらしいです。監督に全部任せました。歌は自分が納得いくまでやりましたけど」
また、6月には『さんまのまんま』でテレビのバラエティ番組に初出演。その時のことについてはこうおっしゃっていました。
「大変ですね。あれはね。ある意味、なんて言えばいいんですっけ。最初に凄く良い結果が出る…ビギナーズ・ラックみたいなものだったかなって思います。でも、そういうふうにチャレンジすることによって、さんまさんと初めてお会いできたので、そういう初めてお会いできる人がいるんだなっていうふうに思いましたね」
そして、7月26日には初めてSOUL JAZZに挑戦したミニアルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』をリリース。8月26日(土)と27日(日)には、『Misia Candle Night』シリーズのライブを河口湖ステラシアターにて行います。
「河口湖って行かれたことあります?あそこ凄い気持ちがいいですよね。ステージの向こう側に富士山が見えるんですよね。ステラシアターっていうんですね。天気が良い日はバァって屋根が明けれて、ホントにステラ…星空が見えて、で、富士山が見えてっていう最高の…で、すり鉢状の会場なので、みなさんにキャンドル持ってもらってるんですけど、会場中のキャンドルがブワァ〜って見えるんですよ。私からの景色も凄い綺麗なんですよね」
来年の20周年に向けてのレコーディングのために年内のライブは河口湖で最後なんだそうですが、MISIAさんは「来年の頭ぐらいからツアーをやれたらいいなとは思っています」とおっしゃっていました。
長崎県出身で、歌手を目指して高校から福岡へ。オーディションとデモテープの制作を経てデビューが決まり、上京したMISIAさん。「当時のディレクターさんにすっごい勢いだったって言われました。すぐ詞を書いて送ってくるし、あと自分で作った曲を送ってくるし、デビューする気満々だな、みたいな感じだったって(笑)」。19才だった98年にシングル「つつみ込むように…」で衝撃的なデビューを飾り、ファーストアルバム『Mother Father Brother Sister』は300万枚を超える大ヒットを記録します。
MISIAさんはデビュー当時にやりたかったこと、その頃の思いについて改めて振り返ってくれました。
「ストリート・カルチャー…R&Bとかヒップホップとか、まだ当時の日本には浸透してなかったそういう音楽が凄く好きだったんですよ。で、実は私、アメリカのレコード会社にもデモ・テープを送っていたんですが、アメリカのレコード会社に頂いたお話では、全部英語で、やっぱりアジアンチックな女の子で、セクシーな歌を歌って欲しいって言われて。でも、そんなの私の柄じゃないし(笑)。向こうのいわゆるアジアの女の子のイメージなんですよね。で、そう言われた時にそんなのやりたくないと思ってお断りして」
「日本のレコード会社に会った時は、私は日本語でそういうのをやってみたいんだって話に対して、僕たちもちょうどそういう音楽をやりたいと思ってたっていう。やりたいことが一致したんですね。なので、デビューする時も『つつみ込むように…』という曲のリミックスを作って頂いて、当時のクラブで凄い人気だったDJ WATARAIさんとMUROさんにラップをしてもらって。で、その曲がまずクラブでかかって。だいたいCDデビューよりもアナログが先なんですよね」
「そのアナログが話題になって、クラブでまだその当時は洋楽しかかかってなかったんだけれども、私の曲で大合唱するっていう現象が起こって、それでいろんな方が興味を持ってくださって…っていう流れがあったので。いろんな方に聴いてもらうっていうよりも、まずそういう音楽を凄く良いと思ってたので、そういうR&Bとかソウルとかをいろんな人に知って欲しいなっていう思いが凄く強かったですね」
来年でデビュー20周年を迎えるMISIAさん。3月に日本公開されたアニメーション映画『SING』では、素晴らしい歌声を持つのにあがり症という象のミーナ役で声優に初挑戦しました。
「挑戦でした。面白かったですね。演技もしたことがなかったので。もう大変ですね、吹き替えするのは。ま、シンガーの役だったので、そういう意味ではちょっと自分に似たところがあるので、そんなに役作りも…。あと、吹き替えが初めてだったので、凄い緊張してオドオドやってたら、それがイイみたいな話になって(笑)。テストを重ねるごとにちょっとこなれてきてダメだなって言われて、全部テスト・テイクがOKになってるらしいです。監督に全部任せました。歌は自分が納得いくまでやりましたけど」
また、6月には『さんまのまんま』でテレビのバラエティ番組に初出演。その時のことについてはこうおっしゃっていました。
「大変ですね。あれはね。ある意味、なんて言えばいいんですっけ。最初に凄く良い結果が出る…ビギナーズ・ラックみたいなものだったかなって思います。でも、そういうふうにチャレンジすることによって、さんまさんと初めてお会いできたので、そういう初めてお会いできる人がいるんだなっていうふうに思いましたね」
そして、7月26日には初めてSOUL JAZZに挑戦したミニアルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』をリリース。8月26日(土)と27日(日)には、『Misia Candle Night』シリーズのライブを河口湖ステラシアターにて行います。
「河口湖って行かれたことあります?あそこ凄い気持ちがいいですよね。ステージの向こう側に富士山が見えるんですよね。ステラシアターっていうんですね。天気が良い日はバァって屋根が明けれて、ホントにステラ…星空が見えて、で、富士山が見えてっていう最高の…で、すり鉢状の会場なので、みなさんにキャンドル持ってもらってるんですけど、会場中のキャンドルがブワァ〜って見えるんですよ。私からの景色も凄い綺麗なんですよね」
来年の20周年に向けてのレコーディングのために年内のライブは河口湖で最後なんだそうですが、MISIAさんは「来年の頭ぐらいからツアーをやれたらいいなとは思っています」とおっしゃっていました。
「挑戦することって楽しい」というMISIAさん。「挑戦するとワクワクドキドキしますね。だから、生きがいってものが人生の中で一番大事かなと。挑戦とは生きがいかも。それは凄い思う。アフリカに行っても、どんな境遇の人と出会っても、生きがいを持ってる人っていうのが一番どんな境遇にあっても楽しそう。そういうものかなって思いますね」とご自身にとっての挑戦について話してくれました。
「自分の心が楽しいとか、これでいいんだ、これがいいんだって思ってるものじゃないと挑戦してみても続かないですね。だから、挑戦にならなくなっていくっていうか。試練になってしまうというか(笑)。挑戦には“やりたい”ってことが入ってるんだと思いますね」
「逆に大変ですよね。楽しいことやるっていうのは。弱音が言えないですもんね。それはビックリしました、デビューした時に。自分の好きなことやってるんでしょ?って終わっちゃうから。ん〜そうなんだよなぁ…みたいな(笑)。愚痴言えないなぁって」
MISIAさん、2週に渡って楽しいお話をありがとうございました。