MISIAさんがソウル・ジャズに挑戦した新作を語る!(2017/08/05 放送)
今週は、MISIAさんをお迎えしました。
「ビックリしますよね。こんなに長い間歌ってこれたんだって思って」というMISIAさんは来年でデビュー20周年。長く続けてこれた秘訣については「一番大事なのは体力っていうかメンタルかなっていう気がしますね。常に楽しくやれるかとか、常に楽しいことを探していけるか、みたいなメンタルを保っていかないとダメだなぁみたいな」とおっしゃっていました。
そして、そんなMISIAさんが「凄い楽しかったです!制作している時に笑いすぎだって言われました」というのが、先月7月26日にリリースとなったミニ・アルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』です。
15周年を迎えた時のツアーで、改めてご自身の楽曲の普遍性に気づいたというMISIAさん。「デビュー曲を今歌ってもヘンじゃないって言うんですかね。うわぁそれ10代の歌だから30代で歌うの厳しいよ、みたいなのがまったくなくて、30代の私が歌っても30代なりにメッセージとして歌えるっていう」。中には、鷺巣詩郎さんが提供してくれた「The Glory Day」のように、この年齢になってやっとちゃんと歌えるようになったという楽曲もあったそうです。
「(鷺巣さんの曲は)もう物凄い難しくって。毎年毎年歌う度にやっとこの部分が歌えるようになったとか、やっとこんな表情が出せるようになったとか、やっとバンドとこういうことができるようになったみたいな。毎年毎年成長を与えてくれる楽曲を作ってくれる方なんです」
今回のミニ・アルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』は、そんな鷺巣詩郎さんの作品をはじめとする楽曲をソウル・ジャズ・スタイルにリアレンジしたセルフ・カバーが中心。全曲でニューヨークを拠点に活動している世界的なジャズ・トランペッター、黒田卓也さんと共演していて、スーパー・ベーシストのマーカス・ミラーや、MISIAさんが何年も前からラブコールを送っていたという超絶ギタリスト&シンガーのラウル・ミドンをフィーチャーした新曲も収録されています。
MISIAさんは黒田さんとコラボレーションするきっかけについてこう話してくれました。「ブルーノート・ジャズ・フェスティバルっていうフェスでコラボレーションしませんか?っていうお話を頂いて、それで、なんかちょっと新しいことをやってみたいなと思って。彼のバンドで。自分の今までやってきたバンドじゃなくて、まったくアウェイなとこにぼーんって自分が入っていってやってみるっていう。で、やってみたら凄い面白かったです」
長崎県出身のMISIAさん。ソウル・ミュージックを聴くようになったきっかけはゴスペルを知ったことだったとか。
「たまたま11才ぐらいの時に、CMかなにかでミュージカルの『Mama, I Want to Sing!』の曲を聴いて、この歌は何?って聞いたら、これはゴスペルっていうものだよって。で、ゴスペルってなんだ?ってとこから…」
「でもその時、対馬っていう長崎の離島に住んでいて、そこにはCD屋さんに行ってもゴスペルっていうコーナーはないんですよね。あと、ソウル・ミュージックっていうコーナーもないんですよ。とにかくスティーヴィー・ワンダーとかシュープリームスだったり、モータウン・ミュージックだったりとかその辺りを聴き始めてソウル・ミュージックを知って…」
Mama, I Want to Sing!を聞いた時に「自分もMama, I Want to Sing!になっちゃったんですよね。やっぱり歌いたいって」というMISIAさんは、中学3年生の時に歌手を目指してお姉さんがいた福岡へ。ちなみに、歌手になりたいと思う前は、保育園の先生になって子供たちに大好きな音楽を教えたいと思っていたとか。
「私、4才ぐらいから将来の職業を決めろって言われていて…。幼稚園とかでよく聞かれるじゃないですか。大人になったら何になりたいの?花屋さんとかケーキ屋さんとか。で、あれなんで答えなきゃいけないの?って聞いたんですよ(笑)。衝撃的な話なんですけど、あのね、お父さんもお母さんもあなたより先に死ぬのよ、って言われたんですよ。ええっ!って。それまでには独り立ちして一人でご飯を食べれるようにならなきゃいけないと」
「とにかく言われたことは物凄く覚えてます。物凄い衝撃だったことも。それからずっと何ができるだろう…?って(笑)。私ひとりでどうすればいいんだろう?って思ってましたね」
来週も引き続き、MISIAさんをお迎えしておおくりします。お楽しみに!
「ビックリしますよね。こんなに長い間歌ってこれたんだって思って」というMISIAさんは来年でデビュー20周年。長く続けてこれた秘訣については「一番大事なのは体力っていうかメンタルかなっていう気がしますね。常に楽しくやれるかとか、常に楽しいことを探していけるか、みたいなメンタルを保っていかないとダメだなぁみたいな」とおっしゃっていました。
そして、そんなMISIAさんが「凄い楽しかったです!制作している時に笑いすぎだって言われました」というのが、先月7月26日にリリースとなったミニ・アルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』です。
15周年を迎えた時のツアーで、改めてご自身の楽曲の普遍性に気づいたというMISIAさん。「デビュー曲を今歌ってもヘンじゃないって言うんですかね。うわぁそれ10代の歌だから30代で歌うの厳しいよ、みたいなのがまったくなくて、30代の私が歌っても30代なりにメッセージとして歌えるっていう」。中には、鷺巣詩郎さんが提供してくれた「The Glory Day」のように、この年齢になってやっとちゃんと歌えるようになったという楽曲もあったそうです。
「(鷺巣さんの曲は)もう物凄い難しくって。毎年毎年歌う度にやっとこの部分が歌えるようになったとか、やっとこんな表情が出せるようになったとか、やっとバンドとこういうことができるようになったみたいな。毎年毎年成長を与えてくれる楽曲を作ってくれる方なんです」
今回のミニ・アルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』は、そんな鷺巣詩郎さんの作品をはじめとする楽曲をソウル・ジャズ・スタイルにリアレンジしたセルフ・カバーが中心。全曲でニューヨークを拠点に活動している世界的なジャズ・トランペッター、黒田卓也さんと共演していて、スーパー・ベーシストのマーカス・ミラーや、MISIAさんが何年も前からラブコールを送っていたという超絶ギタリスト&シンガーのラウル・ミドンをフィーチャーした新曲も収録されています。
MISIAさんは黒田さんとコラボレーションするきっかけについてこう話してくれました。「ブルーノート・ジャズ・フェスティバルっていうフェスでコラボレーションしませんか?っていうお話を頂いて、それで、なんかちょっと新しいことをやってみたいなと思って。彼のバンドで。自分の今までやってきたバンドじゃなくて、まったくアウェイなとこにぼーんって自分が入っていってやってみるっていう。で、やってみたら凄い面白かったです」
長崎県出身のMISIAさん。ソウル・ミュージックを聴くようになったきっかけはゴスペルを知ったことだったとか。
「たまたま11才ぐらいの時に、CMかなにかでミュージカルの『Mama, I Want to Sing!』の曲を聴いて、この歌は何?って聞いたら、これはゴスペルっていうものだよって。で、ゴスペルってなんだ?ってとこから…」
「でもその時、対馬っていう長崎の離島に住んでいて、そこにはCD屋さんに行ってもゴスペルっていうコーナーはないんですよね。あと、ソウル・ミュージックっていうコーナーもないんですよ。とにかくスティーヴィー・ワンダーとかシュープリームスだったり、モータウン・ミュージックだったりとかその辺りを聴き始めてソウル・ミュージックを知って…」
Mama, I Want to Sing!を聞いた時に「自分もMama, I Want to Sing!になっちゃったんですよね。やっぱり歌いたいって」というMISIAさんは、中学3年生の時に歌手を目指してお姉さんがいた福岡へ。ちなみに、歌手になりたいと思う前は、保育園の先生になって子供たちに大好きな音楽を教えたいと思っていたとか。
「私、4才ぐらいから将来の職業を決めろって言われていて…。幼稚園とかでよく聞かれるじゃないですか。大人になったら何になりたいの?花屋さんとかケーキ屋さんとか。で、あれなんで答えなきゃいけないの?って聞いたんですよ(笑)。衝撃的な話なんですけど、あのね、お父さんもお母さんもあなたより先に死ぬのよ、って言われたんですよ。ええっ!って。それまでには独り立ちして一人でご飯を食べれるようにならなきゃいけないと」
「とにかく言われたことは物凄く覚えてます。物凄い衝撃だったことも。それからずっと何ができるだろう…?って(笑)。私ひとりでどうすればいいんだろう?って思ってましたね」
来週も引き続き、MISIAさんをお迎えしておおくりします。お楽しみに!