高橋優さんが故郷・秋田で開催するフェスを語る!(2017/07/29 放送)
先週に引き続き、今週もシンガーソングライターの高橋優さんをお迎えしました。
大学卒業後、2年間は札幌の映画館で働きながら路上ライブをしたり、ライブ・ハウスで歌ったりしていたという高橋さん。その頃の活動についてこんなふうに話してくれました。
「もう大学生でもないわけですし、音楽一筋でやるっきゃないと。僕、卒業してすぐに“100人集められなかったら坊主ライブ”っていうのをやったんですよ。で、98人しか集められなくて坊主になったんですけど、そこら辺から自分で危機感をわざと作るようになったというか。その後また自主制作CDも作って何枚売らなかったら坊主って」
ちなみに、その頃の自主制作CDはジャケットや歌詞カードも1枚1枚手書きだったとか。そして、ライブハウスで歌っているのを今の所属事務所のスタッフが観てくれたことからデビューが決まったそうです。
「けっこういろんなお話は来てたんですよ。でも、人によってはですよ…ウチからCD出してみないか?って言われて、いいな、嬉しいなと思って、出したいです!って行くじゃないですか。そうすると、でも全部自分持ちだけどOK?みたいな。話がどんどんおかしくなっていっちゃったりとか。最初に何枚作るけど、まずは何十万円俺にくれる?みたいな。ちょっとムリがあるお誘いが多かったり…」
「その中で唯一、一番最初に、音楽好き?音楽でどういうことやってみたい?どんなお客さんの顔見るのが好き?とか、僕が思い描いている音楽の理想的なお話を熱くしてくれた人が、今所属させてもらってる事務所のマネージャーの人だったんですよ」
「で、この人けっこう良い人かもと思って名刺を貰ったらアミューズって書いてたんですけど、僕ちょっと田舎者でして、その当時アミューズって言われたってなんだか全然わかんなかったんですよ。で、周りの対バンしたバンドマンとかライブバーのマスターとかが、お前あそこの名刺貰えるって結構いいことだぞ!とかって言って後押ししてくれて」
その後、すぐに上京という話になったそうですが、高橋さんは映画館でマネージャーの仕事をしていたので、その引き継ぎが終わるまで何ヶ月か待ってもらったとか。そして、高橋さんは2年間働いた映画館への想いを熱く語ってくれました。
「映画館って、映画の内容が面白くなくてもスタッフの笑顔が素敵だったらまたその映画館に来たいと思うんですよ!僕はそのぐらいその映画館に情熱を持って、ミーティングとかをやって、ホワイトボードにお客さんの導線を書いたりとか、チケットを買う最中イライラしないための工夫を考えたりするのをやってたんです。危なく映画館で一生暮らしていくところだったんです(笑)」
今は、歌手として映画の主題歌を担当することもある高橋さん。最初は自分の曲が映画を壊していないか不安で、何度か観てからようやく映画の内容がわかった、なんてこともあったそうです。
「なんせ映画が好きなもんですから、その映画を邪魔するような曲じゃなかったかどうかみたいな。僕がちょっと天邪鬼というか、映画を観た後で映画は良いのにあのエンディングはなぁ…とか言っちゃうヤツだったんで。主題歌を書かせてもらってからはもう2度と言うまいと思いましたけど」
熱闘甲子園のテーマソング「虹」を収録した17枚目のシングル「虹/シンプル」をリリースしたばかりの高橋さん。2年前に故郷・秋田県の“音楽大使”に任命されたそうで、9月には音楽で秋田を盛り上げるためのフェスを主催します。
今回で2度目となる『秋田CARAVAN MUSIC FES 2017』は、9月2日(土)と3日(日)の2日間。今年の会場は、秋田県・由利本荘市の鳥海高原花立牧場公園で、BEGIN、PUFFY、スガシカオさんといった豪華なアーティストたちが出演します。
「“CARAVAN MUSIC FES”というタイトルにさせてもらったのは、毎年開催しつつ、毎年会場を変えて、移動型フェスというのをやっていきたいなと思ってるんですよ」と高橋さん。故郷とフェスへの想いをこう語ってくれました。
「秋田県は人口減少率が甚だしかったり、少子化率も全国トップクラスだったり、高齢化も進んでておそらく今も全国でトップクラスなんですね。“100年後に消滅している可能性が高い県ナンバーワン”って言われたんですよ。そういった熱いとか盛り上がっているという話とは少しかけ離れている話題が次から次へと出てきている面もあるんですが、それを逆手に取れば、僕はまだまだ伸びしろのある我々の故郷なんではないかという想いもあります」
大学卒業後、2年間は札幌の映画館で働きながら路上ライブをしたり、ライブ・ハウスで歌ったりしていたという高橋さん。その頃の活動についてこんなふうに話してくれました。
「もう大学生でもないわけですし、音楽一筋でやるっきゃないと。僕、卒業してすぐに“100人集められなかったら坊主ライブ”っていうのをやったんですよ。で、98人しか集められなくて坊主になったんですけど、そこら辺から自分で危機感をわざと作るようになったというか。その後また自主制作CDも作って何枚売らなかったら坊主って」
ちなみに、その頃の自主制作CDはジャケットや歌詞カードも1枚1枚手書きだったとか。そして、ライブハウスで歌っているのを今の所属事務所のスタッフが観てくれたことからデビューが決まったそうです。
「けっこういろんなお話は来てたんですよ。でも、人によってはですよ…ウチからCD出してみないか?って言われて、いいな、嬉しいなと思って、出したいです!って行くじゃないですか。そうすると、でも全部自分持ちだけどOK?みたいな。話がどんどんおかしくなっていっちゃったりとか。最初に何枚作るけど、まずは何十万円俺にくれる?みたいな。ちょっとムリがあるお誘いが多かったり…」
「その中で唯一、一番最初に、音楽好き?音楽でどういうことやってみたい?どんなお客さんの顔見るのが好き?とか、僕が思い描いている音楽の理想的なお話を熱くしてくれた人が、今所属させてもらってる事務所のマネージャーの人だったんですよ」
「で、この人けっこう良い人かもと思って名刺を貰ったらアミューズって書いてたんですけど、僕ちょっと田舎者でして、その当時アミューズって言われたってなんだか全然わかんなかったんですよ。で、周りの対バンしたバンドマンとかライブバーのマスターとかが、お前あそこの名刺貰えるって結構いいことだぞ!とかって言って後押ししてくれて」
その後、すぐに上京という話になったそうですが、高橋さんは映画館でマネージャーの仕事をしていたので、その引き継ぎが終わるまで何ヶ月か待ってもらったとか。そして、高橋さんは2年間働いた映画館への想いを熱く語ってくれました。
「映画館って、映画の内容が面白くなくてもスタッフの笑顔が素敵だったらまたその映画館に来たいと思うんですよ!僕はそのぐらいその映画館に情熱を持って、ミーティングとかをやって、ホワイトボードにお客さんの導線を書いたりとか、チケットを買う最中イライラしないための工夫を考えたりするのをやってたんです。危なく映画館で一生暮らしていくところだったんです(笑)」
今は、歌手として映画の主題歌を担当することもある高橋さん。最初は自分の曲が映画を壊していないか不安で、何度か観てからようやく映画の内容がわかった、なんてこともあったそうです。
「なんせ映画が好きなもんですから、その映画を邪魔するような曲じゃなかったかどうかみたいな。僕がちょっと天邪鬼というか、映画を観た後で映画は良いのにあのエンディングはなぁ…とか言っちゃうヤツだったんで。主題歌を書かせてもらってからはもう2度と言うまいと思いましたけど」
熱闘甲子園のテーマソング「虹」を収録した17枚目のシングル「虹/シンプル」をリリースしたばかりの高橋さん。2年前に故郷・秋田県の“音楽大使”に任命されたそうで、9月には音楽で秋田を盛り上げるためのフェスを主催します。
今回で2度目となる『秋田CARAVAN MUSIC FES 2017』は、9月2日(土)と3日(日)の2日間。今年の会場は、秋田県・由利本荘市の鳥海高原花立牧場公園で、BEGIN、PUFFY、スガシカオさんといった豪華なアーティストたちが出演します。
「“CARAVAN MUSIC FES”というタイトルにさせてもらったのは、毎年開催しつつ、毎年会場を変えて、移動型フェスというのをやっていきたいなと思ってるんですよ」と高橋さん。故郷とフェスへの想いをこう語ってくれました。
「秋田県は人口減少率が甚だしかったり、少子化率も全国トップクラスだったり、高齢化も進んでておそらく今も全国でトップクラスなんですね。“100年後に消滅している可能性が高い県ナンバーワン”って言われたんですよ。そういった熱いとか盛り上がっているという話とは少しかけ離れている話題が次から次へと出てきている面もあるんですが、それを逆手に取れば、僕はまだまだ伸びしろのある我々の故郷なんではないかという想いもあります」
「実際、去年初めて開催させてもらったフェスに来てくれた人たちは、県外からもたくさん来てくださったんですけど、こんなに良い場所だとは思わなかったって言って帰っていってくださったんですよ。で、これはやっぱり続けていく価値はあるんじゃないかと」
そんな『秋田CARAVAN MUSIC FES 2017』では、ライブはもちろん、秋田グルメが味わえる屋台などがたくさん出るそう。また、このフェスにちなんだ新幹線“高橋優号”が東京から秋田まで走り、車内では高橋さんご自身のアナウンスが流れる予定だとか。
最後に高橋さんは、ご自身にとっての挑戦についてこんなふうに話してくれました。
「僕にとってチャレンジというのは生きがいです。逆に言うと、挑戦がなくなってしまうと生きた心地がしなくなってしまうんです。新しいことにチャンレジしていると新しい自分が見つかったりして、こういう自分もいるんだなという発見ができたり、こういうところで頑張っている人たちもいるんだなっていう出会いがあったりすると、自分が生きてるってことを実感できるんです」
番組では、そんな高橋優さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらの色紙を1名様にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「高橋優さんの色紙希望」と書いてご応募ください!