『北の国から』は人生だった…中嶋朋子さん語る(2017/06/03 放送)
先週に引き続き、今週も女優の中嶋朋子さんをお迎えしました。
7才から22年という長期に渡って、ドラマ『北の国から』に出演した中嶋さん。あの作品が終わりを迎えた時のことを改めて振り返ってくれました。
「よく、22年終わりますけど、どうですか?ってインタビュー受けてたんですけど、ホントになんにも感じなくて、なんにもないです、って。はぁ、なんか自分ってちょっと冷酷な人間なのかしらと思っていたんです。ホントになかったので。でも、ハッと気がついたら、人生だったんだ!って。だから、人生がはい終わりますよ、って言われてる状態だったんですよ(笑)。そりゃあないですよね。で、じゃあ生まれ直す感じ?っていう。大げさではなくホントそんな感じだったんです」
そんな『北の国から』への出演と並行して、映画、舞台と活躍の幅を広げていった中嶋さん。映画やドラマとは違う舞台の魅力について、こんなふうに話してくれました。
「舞台は好きですね。始まって終わるところまでを演じきれるというか、ある2時間なら2時間を生き切ることができるので、それが凄く良いんですよね。例えば、その物語の中で何十年たっていようと、その流れを生き切れる、とても面白い仕事だと思いますし、あとは完成形がないっていうのも楽しいです。映画とかドラマはやっぱり監督さんのものだなっていうのは思いますし」
「舞台はわりと役者のものだと言われますけど、役者一人では決して完成しなくて。で、私たちがお稽古して完成するものでもなくて、お客様が入った劇場で上演したことで完成するっていうあの空気感が凄く生もので好きですね。毎日違いますよね。不思議です」
中嶋さんによると、舞台の演出家や映画監督は必ず正解を持って現場に来るわけではないそうです。
「だから、演出家の人が大先生みたいで、その人に全部答えがあると思ったら大間違いなんです。ないんです、実は。持ってないの(笑)。丸腰で来てたりするんです。もちろん たくさんいろんな資料はお持ちですけど。それを良しとしている方がホントに多いです。もっといろんなものをちょうだい!っていう。大体その場で考えてるんですよ」
「山田洋次監督もその場でお決めになりますよ。どんどん変わるし。もう怖いぐらい。ホントに台詞もどんどん変えて、どんどん差し込み入るし、その場で口づてで、こう言うて!はい!違う!遅い!とか言われるんです(笑)。だから生ものですよ」「持久力も必要で、反射神経も必要で…それでうわあってパニックになったら、それ面白いねぇ!ってなったりして。怖いでしょ(笑)」
そんな山田洋次さんが監督を務め、中嶋さんが出演した映画『家族はつらいよ2』が現在公開中。また、先週お話を伺った中嶋さん出演の映画『美しい星』も現在公開中です。
次に挑戦したいことについて「演出もしたい。作る側になってみたいです」とおっしゃっていた中嶋さん。また、本が大好きなので、自分好みの本を作るという挑戦も考えているそうです。
「小説も、絵本も好きだし、写真集も好きだし、とにかく本っていうものが好き、本フェチなんです。なので、野望ですけど、自分の好きな装丁で自分の好きな内容で、っていうのを人生をかけて作っていって、自分の作った本を収める本棚に収めたいっていうのがあります。本を書いたり…なんでしょう、作りたいみたいです。ちょっとそれをやってみたいなと思って考えているかなぁ。やります。頑張ります(笑)」
最後に中嶋さんにとっての挑戦について伺うとこんなふうに答えてくれました。
「難しいこと聞きますね(笑)。挑戦とは…自分を知るために得られるギフトだなってちょっと思います。自分を知るための贈り物だなぁって。そう思ったら飛び込まない手はないじゃない?って思いますね。もちろん身の丈を知るっていうのも入りますし…でも、それってすごく大事だから」
番組ではそんな中嶋さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらの色紙を1名様にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「中嶋朋子さんの色紙希望」と書いてご応募ください!
7才から22年という長期に渡って、ドラマ『北の国から』に出演した中嶋さん。あの作品が終わりを迎えた時のことを改めて振り返ってくれました。
「よく、22年終わりますけど、どうですか?ってインタビュー受けてたんですけど、ホントになんにも感じなくて、なんにもないです、って。はぁ、なんか自分ってちょっと冷酷な人間なのかしらと思っていたんです。ホントになかったので。でも、ハッと気がついたら、人生だったんだ!って。だから、人生がはい終わりますよ、って言われてる状態だったんですよ(笑)。そりゃあないですよね。で、じゃあ生まれ直す感じ?っていう。大げさではなくホントそんな感じだったんです」
そんな『北の国から』への出演と並行して、映画、舞台と活躍の幅を広げていった中嶋さん。映画やドラマとは違う舞台の魅力について、こんなふうに話してくれました。
「舞台は好きですね。始まって終わるところまでを演じきれるというか、ある2時間なら2時間を生き切ることができるので、それが凄く良いんですよね。例えば、その物語の中で何十年たっていようと、その流れを生き切れる、とても面白い仕事だと思いますし、あとは完成形がないっていうのも楽しいです。映画とかドラマはやっぱり監督さんのものだなっていうのは思いますし」
「舞台はわりと役者のものだと言われますけど、役者一人では決して完成しなくて。で、私たちがお稽古して完成するものでもなくて、お客様が入った劇場で上演したことで完成するっていうあの空気感が凄く生もので好きですね。毎日違いますよね。不思議です」
中嶋さんによると、舞台の演出家や映画監督は必ず正解を持って現場に来るわけではないそうです。
「だから、演出家の人が大先生みたいで、その人に全部答えがあると思ったら大間違いなんです。ないんです、実は。持ってないの(笑)。丸腰で来てたりするんです。もちろん たくさんいろんな資料はお持ちですけど。それを良しとしている方がホントに多いです。もっといろんなものをちょうだい!っていう。大体その場で考えてるんですよ」
「山田洋次監督もその場でお決めになりますよ。どんどん変わるし。もう怖いぐらい。ホントに台詞もどんどん変えて、どんどん差し込み入るし、その場で口づてで、こう言うて!はい!違う!遅い!とか言われるんです(笑)。だから生ものですよ」「持久力も必要で、反射神経も必要で…それでうわあってパニックになったら、それ面白いねぇ!ってなったりして。怖いでしょ(笑)」
そんな山田洋次さんが監督を務め、中嶋さんが出演した映画『家族はつらいよ2』が現在公開中。また、先週お話を伺った中嶋さん出演の映画『美しい星』も現在公開中です。
次に挑戦したいことについて「演出もしたい。作る側になってみたいです」とおっしゃっていた中嶋さん。また、本が大好きなので、自分好みの本を作るという挑戦も考えているそうです。
「小説も、絵本も好きだし、写真集も好きだし、とにかく本っていうものが好き、本フェチなんです。なので、野望ですけど、自分の好きな装丁で自分の好きな内容で、っていうのを人生をかけて作っていって、自分の作った本を収める本棚に収めたいっていうのがあります。本を書いたり…なんでしょう、作りたいみたいです。ちょっとそれをやってみたいなと思って考えているかなぁ。やります。頑張ります(笑)」
最後に中嶋さんにとっての挑戦について伺うとこんなふうに答えてくれました。
「難しいこと聞きますね(笑)。挑戦とは…自分を知るために得られるギフトだなってちょっと思います。自分を知るための贈り物だなぁって。そう思ったら飛び込まない手はないじゃない?って思いますね。もちろん身の丈を知るっていうのも入りますし…でも、それってすごく大事だから」
番組ではそんな中嶋さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらの色紙を1名様にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「中嶋朋子さんの色紙希望」と書いてご応募ください!