6連覇を達成した帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督(2015/06/06 放送)
先週に引き続き、今週も帝京大学ラグビー部監督の岩出雅之さんをお迎えしました。
2009年度、創部40年で初となる全国大学ラグビー選手権優勝を果たした帝京大学ラグビー部はそこから6連覇を達成。最初は伝統校のやり方を学ぼうとしたこともあったそうですが、それからはそういうやり方ではなく、目の前にいる学生たちの今を見て一番適切な対応を積み重ねていったそうです。「勝てる云々ではなくてまず自分たちの力を最大限出させる」と岩出監督。特に初優勝するまではそれがプレッシャーを取り除く一番のポイントだったとおっしゃっていました。
自分に自信があって「俺は凄い!」というタイプの選手について、「凄く魅力ありますよ。大好きです、そういう人。10代だったらそんなんでも絶対いいと思います。それがなかったら面白くないぐらい」という岩出監督。その後に続けて「でも、そのままじゃちょっとね。自分の意思力って言っても、自分のわがままを通してるだけなので、そこに魅力をもう少し足していくと…やっぱり正しいこととか観察力とかがしっかりあって、自分の魅力をもっと広げて欲しいですよね」とおっしゃっていました。
「大学1年生は高校生の延長なんで、体も未熟ですし、精神的にも未熟なんですよ。プレーはある程度上手くても、プレーの上手さだけでは本当に信頼されるとか尊敬されるというところまでいかない、っていうのが今はチームの中に文化として出来上がってきているので。最初はそうではなくて、もうラグビーだけが良かったらいい、というような時もありましたけど」
大学ラグビーではベンチ入りできるのは23人。当然、そこに入れない選手たちもいるわけですが、岩出さんは選手たちのモチベーションについて“ダブルゴール”ということをおっしゃっていました。1つのゴールは目の前の勝負、そしてもう1つは未来への投資。「これ(未来への投資)は全員にかかっていくことなので。もし、ここでレギュラーになれなくても彼らの努力っていうのは必ず違う形でも実を結びますから」「(レギュラーを目指すことにエネルギーを注ぐのと)同時にどれだけ未来で活躍できる自分の姿をイメージできるか、ですよね」
2009年度、創部40年で初となる全国大学ラグビー選手権優勝を果たした帝京大学ラグビー部はそこから6連覇を達成。最初は伝統校のやり方を学ぼうとしたこともあったそうですが、それからはそういうやり方ではなく、目の前にいる学生たちの今を見て一番適切な対応を積み重ねていったそうです。「勝てる云々ではなくてまず自分たちの力を最大限出させる」と岩出監督。特に初優勝するまではそれがプレッシャーを取り除く一番のポイントだったとおっしゃっていました。
自分に自信があって「俺は凄い!」というタイプの選手について、「凄く魅力ありますよ。大好きです、そういう人。10代だったらそんなんでも絶対いいと思います。それがなかったら面白くないぐらい」という岩出監督。その後に続けて「でも、そのままじゃちょっとね。自分の意思力って言っても、自分のわがままを通してるだけなので、そこに魅力をもう少し足していくと…やっぱり正しいこととか観察力とかがしっかりあって、自分の魅力をもっと広げて欲しいですよね」とおっしゃっていました。
「大学1年生は高校生の延長なんで、体も未熟ですし、精神的にも未熟なんですよ。プレーはある程度上手くても、プレーの上手さだけでは本当に信頼されるとか尊敬されるというところまでいかない、っていうのが今はチームの中に文化として出来上がってきているので。最初はそうではなくて、もうラグビーだけが良かったらいい、というような時もありましたけど」
大学ラグビーではベンチ入りできるのは23人。当然、そこに入れない選手たちもいるわけですが、岩出さんは選手たちのモチベーションについて“ダブルゴール”ということをおっしゃっていました。1つのゴールは目の前の勝負、そしてもう1つは未来への投資。「これ(未来への投資)は全員にかかっていくことなので。もし、ここでレギュラーになれなくても彼らの努力っていうのは必ず違う形でも実を結びますから」「(レギュラーを目指すことにエネルギーを注ぐのと)同時にどれだけ未来で活躍できる自分の姿をイメージできるか、ですよね」
帝京大学ラグビー部では、ベンチ入りできない選手たちのために「24番」のジャージがあるそう。また、周りの信頼と尊敬を得た選手に贈られる“リスペクト・ジャージ”というものもあるんだとか。「尊敬されるような存在になって卒業することも目標の一つのしようかということで、尊敬のジャージっていうのをクラブの中では位置づけてます。このジャージは決して簡単には着れないと。そして、ラグビーが上手いから着れるんじゃない」
優勝した瞬間も嬉しいが、全然努力できなかった選手が頑張るようになって素晴らしい試合を見せてくれたりすることも嬉しいという岩出さん。表面的にはラグビーの試合に勝たせることが監督の役割だが、選手たちの成長を助けることも仕事だとおっしゃっていました。
番組では、そんな岩出監督から挑戦に関するメッセージを色紙に頂きました。「Enjoy & Teamwork」。こちらの色紙を1名様にプレゼントします!このホームページ右のメッセージフォームから「岩出雅之さんの色紙希望」と書いてご応募ください。